概要
番組開始から1963年3月29日放送分まではモノクロ放送、1963年4月1日放送分(第558回)からカラー放送。
NHKの人形劇としては『玉藻前』に次ぐ第2作。当初は週に1回のペースで放送されていたが、途中から帯番組になった。
元となった作品はイタリア童話の『チポリーノの冒険』外国作品の著作権をクリアするのが難しいと判断され、そこで同作品を下敷きにしつつも「日本の野菜の物語を作ろう」ということになった。
VTRが導入される前の時代の番組のため、人形の動きは全て生放送で演じていたが、音声部分は事前収録された。また、現存する回は5本のみとなっている。
あらすじ
「ピーナッツのピー子」、「タマネギのトン平」、「クルミのクル子」たちが住むチロリン村には野菜や果物を擬人化した野菜族、果物族、そして「もぐらのモグモグ」、「ねずみのタコチュー」などが小動物たちが暮らしている。しかし、貧しい野菜族と裕福な果物族は対立しておりそこで起こる珍騒動の数々。
主なキャスト
黒柳徹子(ピーナッツのピー子)
里見京子(クルミのクル子)
横山道代(タマネギのトン平)
関連タグ
おーい!チロリン村だよ - 後にフジテレビで放送された続編。同じく人形を用いていた。
チロリン村物語 - 後にNHK教育テレビで放送された本作のテレビアニメ版。