概要
ポペティとは、2000年から2002年に放送されたオランダの人形劇である。原題は『Poppentje』。
日本では、NHK Eテレで2005年の5月16日から6月17日と、2006年の6月5日から7月14日まで放送された。
独特の操演技術により、極めて有機的な動きの表現を可能にしており、大人の視聴者からは人気が高い作品だった。
しかし、後述の要素が本来の視聴者層の子供達には不気味でしかなかったためか、現在はシリーズ全体で放送禁止となっている。
数々の異質な点
まず主人公(?)のポペティのデザイン。メイン画像を見て貰えば分かる通り、ハゲで下膨れで目をかっ開いたオジサンと、とても子供受けを考えていないシュールな外見の持ち主。
次に操演の手法だが、こちらもメイン画像を見れば分かるが、手を隠さずに堂々と見せているため、時にポペティと操演者が意志疎通しているようなシーンもある。
また、希にだが既存の人形を出演させているエピソードもあり、最早カオスな世界観を創り上げている。
話すのは、常に言葉にならない音だが、歌う際にちゃんとした英語を発言したりもする。
問題点
一方で、ポペティの妙な表情と唸り声と極めて有機的な仕草は、子供にとっては〈不気味の谷〉現象を誘発させてしまい、視聴者の中には「この作品がトラウマになった」 と強く忌避している層も存在する。
また、エピソードによっては、セクハラ紛いの行為をしたりなどの問題行動を重ねており、これには保護者から「子供の成長に悪影響を与える」 として苦情が殺到した程。
関連タグ
公式が病気、誰得、どうしてこうなった:上記の通り、作りや内容がカオスなため。
封印作品:上記の問題点の通り。