概要
J・K・シモンズが演じるサイコパスである。音楽映画である『セッション』に出てくるキャラクターであるが、彼の存在によって映画そのものがほとんどサイコホラーの様相を為している。
ドラマーを目指す青年アンドリュー・ニーマンに対し、スパルタ教育を施すが、その教育方法はもはや鬼教師云々というレベルではない。
スティックは血まみれになり、生徒は精神を病んでいく。
ストーリー全体を通して彼の善悪について、評価がジェットコースターのように上下する。
特にクライマックスにおけるフレッチャーの見せるある表情によって、結局彼が善人だったのか悪人だったのか評価を大きく分ける難解な結末となっている。