概要
ディーン・ロドリック・元気(Genki Roderick Dean)、1991年12月30日生まれ。
神戸市立平野中学校時代に兄の影響で陸上競技を始める。全中の砲丸投で4位になった。また3年次のジュニアオリンピックの円盤投で優勝している。
早稲田大学スポーツ科学部へ進学後は、やり投に専念するようになった。2010年、世界ジュニア陸上競技選手権大会で銀メダル、日本陸上競技選手権大会で3位、2011年、アジア陸上競技選手権7位、ユニバーシアード12位、日本陸上競技選手権大会2位の成績をあげた。
2012年4月29日に広島広域公園陸上競技場で行われたロンドンオリンピック日本代表選考会を兼ねた第46回織田幹雄記念国際大会において日本歴代2位(当時)となる84m28を投げた。
大学卒業後はミズノ所属。
オリンピック以降は怪我が相次ぎ、2018年は約半年に渡って休養を取った。2020年8月23日のセイコーゴールデングランプリ陸上2020東京で、自身のセカンドベストとなる84m05を記録し優勝。10月1日の第104回日本選手権では80m07で2位。2021年6月27日の第105回日本選手権では79m94で2年連続の2位。
2022年6月12日の第106回日本選手権では81m02を記録し、10年ぶりの日本選手権優勝を果たす。