「ムラセ、俺ん家でビデオみない?」
「一回ぐらい俺のことを喜ばせてくれよな」
「ナオ、犬の散歩なんていい加減にやめちまえよ」
概要
ナオのクラスメイト。
文武両道で長身の美少年。気さくな性格は男子・女子生徒共に人気があり、非常にモテている。
その一方で特定の友人はおらず一匹狼的な雰囲気があり、ユアサ軍団とつるむことはあるが一人で校舎裏にいることも。ナオ曰く「ブラックボックス」のような人物。
ナオに強い関心を向けており、噂話をする相手はナオ限定。
周囲から好感を抱かれているが、サンジョウケイナにはすっごい危険人物と警戒されている。
ケイナの場合はナオへの好意から起因する嫉妬絡みで、彼女には痛烈な皮肉を浴びせて泣かせたり恐い者知らずなサンゴすら苦手意識を抱かれている。
実は父子家庭で父親から理不尽な暴力を受けており、度々台詞が厭世的になったり大人びているのは孤独な家庭事情によるもの。
七月一日には深夜にナオの家に現れる。理由は「借りた本を返しに…」といったものだが父親からの虐待から逃れるべくナオの元に来た可能性がある。
夏休みに自宅ではなく校舎裏にいるのも、父との接触を避ける為かもしれない。
物語が進展するにつれてナオに積極的になり、幾度も自宅に呼ぼうとしたり遊びに誘っている。
自分の誘いを蹴ってクルミ達と行動するナオを快く思わず「他に面白いこといっぱいある」とまで言って止めさせようとしたことも。
何故そこまでナオに構うのか理由は不明。
父親のことをナオに打ち明けたり、ナオの宿題を自分が片付けようといった行動から友情以上の感情を抱いていることが窺える。
ただし、誘うときは他の友人を呼ばず全てナオと二人きりで過ごすことを目的としており、しかも場所はほぼニシの自宅。
意味深い台詞や複雑な家庭事情、そしてナオに好意を抱くサンゴとケイナに敬遠されるなど危ない匂いを漂わせたキャラクターである。
余談
ニシタカユキのナオに対する台詞や行動は動画サイトで度々ネタにされている。
当時のプレイヤーが数年経ってニシの異常さに気づくなど、主要人物ではないが色々な意味でプレイヤーに衝撃を与えたキャラクターである。
pixivでもニシナオのイラストが多数投稿されている。