ニブキャス
にぶきゃす
2017年6月2日に配信が開始され、同サイトのゲーム開発用ブラウザアプリ「Game Designer World(以下GDW)」のサンプルゲームである。
そのためか「順当にレベルを上げていればエンディングを見ることは難しくない」という甘口な難易度ではあるが、やりこみ要素が多いうえにストーリーの完成度から「GDWの原点にして頂点」とも評される作品である。
主人公ゆずに魔王サタンが憑依し、異世界(魔界)を配信しながら、敵の正体を探すRPG。
3Dマップを駆け巡り、宝箱はブロックを下から叩くことで獲得可能。スーパーマリオRPGあたりの操作感覚を意識するといいかもしれない。
サタン
魔界の魔王。機械侵攻に頭を悩ませ、召喚主のゆずと協力することになる。
口は悪いが面倒見のいい兄貴肌。サタンが主な人格となったときは髪の毛と目が赤くなり、服装も若干変化する。
ゆず・サタンはゲームの主人公という事だけあり基本性能が高く、バランスがとれている。
乙葉すばる
主人公ゆずの弟。女の子のような見た目をしているが、女装男子である。他人を悪く行ったり責めたりしない。
サタンに魔力を分けてもらい、魔法が使えるようになった。
回復系魔法・支援系魔法を主に覚える僧侶タイプのキャラである。
三波悠斗
白衣を着たいかにも理系っぽそうな青年。ゆずの動画を見て、乙葉姉弟を機にかけて同行することになった。
魔界に侵攻した機械の出所をグルンゴカンパニーと特定するものの・・・?
ゲーム内では銃を使用した強力な射撃攻撃を覚える。一応回復技も覚え、リカバーもしやすい。唯一の難点としては耐久力の低さか。
龍門寺瑠香
女子中学生にして砲丸投げ全国大会出場者。自宅は崖の上で子供のころからロッククライミングをしていた。ゲーム内ではルカと表記。
鉄球武器を装備し、高威力の物理攻撃で戦う。HPも高く、いわゆる戦士系のパラメータ。
スペクター
魔界の一区域、「ナーストレンド」の管理者。本来の姿と人間に近い姿の二つを持つ。
機械侵攻に紛れて入ってきたゲームにナーストレンドの管理そっちのけでハマっている。
ゲーム内では唯一弓矢を使うキャラで、状態異常にさせる技を覚える上級者向けなキャラ。
アーサー
異世界の勇者。やけに女好き。最初は機械の侵攻をアーサー達異世界人のせいだとサタンに誤解されたが、後にそうでないことが判明する。
死んでも蘇る特性「勇者の祝福」を持っており、そのシステムはいわゆるデスルーラ。
何度か戦闘したり、共闘したりと悪役よりライバルに近い立ち位置。
共闘時はゆずのようなバランスのいい性能。
北神幸
グルンゴカンパニーの社長にして一流の動画配信者。ゲーム内ではファウストと表記。
魔界開拓のプロジェクトのために兵器を量産するものの、ゆずたちと接触する中で考えを変えていく。その過程はゲームをプレイして確かめてほしい。
蓮見洋子
グルンゴカンパニーの専務取締役。なぜか常に水着を着ている。
グルンゴカンパニーの仕事に熱心で、邪魔するものは極度に敵対視する。
しかし、ファウスト同様ゆずたちとの接触の中で考えを変えていく。
ゲーム内では「はすみす」と表記。
ウェスト
グルンゴカンパニーの兵器開発事業に携わる技術職。さぼり屋で蓮見によく怒られる。
兵器開発事業の文字で察した方も多いとは思うが、彼こそが魔界への機械侵攻の中心人物。
ゲーム終盤、彼の悪事が次々と判明していくが実際にゲームをプレイして確かめてほしい。