ノウド領について
場所
トライガルド帝国南部にあるマクスウェル島の東側に位置する。小さな農村地域である。
領主
タガヤー・ノウド
これでも魔法使いであり、植物を操る魔法を使う。手に持っているのは鍬ではなく魔法の杖である。
名物・名産品
農業一本で育ってきた領であり各種野菜が最大の名物である。
領地農民は魔法で特殊な野菜を育てる技術に特化しており、数多くの魔法野菜がノウド領から出荷されている。
魔法野菜の用途は多岐にわたり、食用、魔法材料、乗り物、さらには戦闘用兵士にもなる。
なかには人間だと言い張る魔法野菜もあるそうだ。
村おこし
ノウド領は非常に田舎の土地である。
現在、ノウド領では過疎化が進行しており「何でもいいから村おこしをしよう」という風潮が高まっている。
領民は観光客に飢えており、領地をはじめて訪れるよそ者は、領民をあげて全力で徹底的に歓迎される。
「歓迎される」と書いて「ころされる」と読む。
エデリオン大陸三帝国戦争とノウド領
ノウド領はトライガルド帝国の指揮下にあるため、当然のごとく戦争による徴兵指令が来る。
しかし、過疎地にして若者のいないノウド領は徴兵に行かせるだけの人員を用意することができなかった。
そこで、領主が考え付いたのが魔法野菜による兵団である。魔法野菜兵を頭数に含めることによって兵数を確保し、さらには戦場においてノウド領のアピールにもつながる。
戦争兵団と観光客確保をかねたこの名案によりノウド領民と野菜たちは戦場(とかい)へ赴くのだった。