概要
「Titanfall2」のオンラインモードにて使用可能なタイタンの一機。
丸っこい胴体に、丸いセンサーユニット、細長い手足を備える軽量級タイタン。
(・|・)とでも表現できそうな、どこか可愛らしいセンサーユニットがヒョコヒョコと動いている姿は、独特の愛嬌があるとよく評される。
AIは女性ボイスとなっており、総じて事務的なAIボイスの中でも特にフラットな台詞回しが特徴。
装甲のデザインを一新、角ばった印象となったノーススター・プライムもDLCで販売されているが、性能的には一切変更はなく、見た目と処刑モーションが変更されているのみとなる。
性能
性能としては運動性と遠距離射撃能力に重点が置かれており、デフォルトでダッシュが2回できる代わりに耐久性は極めて低い、狙撃型軽量級タイタン。
主武装は連射こそ効かないもののチャージすることで威力が上昇していくプラズマレールガン、サブ武器には着弾すると周囲に小弾を撒き散らし、一定時間スリップダメージを与え続けるクラスターミサイルと、どちらも遠距離戦向きの武装を備えている。一方で他タイタンが有するような「盾」に相当する装備はなく、代わりに装備されているのは接近した敵機を拘束するテザートラップとなっている。敵機との距離を取る分には良いが攻撃を直接防ぐものではないため、先述の耐久性の低さも相まって防御能力は全タイタン中ダントツで低い。
そんなノーススターの最大の特徴は飛行能力を備えていることであろう。
ホバリングによって一定高度まで上昇し、他タイタンには不可能な「高所からの狙撃」を任意のタイミングで行える。ただし、ホバリング中はダッシュが使えない上、効果時間が切れるまでは降りることもできない。加えて非常に目立ってしまうので、考えなしに飛ぶと、いい的になってしまうというリスクも伴っている。
コアアビリティは飛翔して無数のロケット弾を降り注がせるフライトコア。DPSが非常に高く、全弾命中すれば重量級であっても瀕死にできる強力な性能だが、(ホバリングより高速で移動できるとはいえ)やはりダッシュは使えないので、使うタイミングを間違えると的にされてしまう。自分から敵タイタンを狙って打つよりも、接近されたときの自衛手段として使うほうがいいかもしれない。
総じて上級者向けの性能であり、その中でも独特の立ち回りを要求されるため、合わない人にはとことん合わない機体である。
総合性能的にも他タイタンより優れているとは言いがたく、ともすれば弱機体の筆頭候補に挙げられがちな機体でもあるのだが、意外なことに愛用者はそこそこ多い。
タイタンキットは、レールガンが敵機(ついでに味方も)を貫通するようになる貫通射撃、クラスターミサイルの小弾拡散範囲と効果時間が伸びる爆発力増強、テザートラップを同時に2個展開できるようになるツイントラップ、ホバリングおよびフライトコア時の飛行速度が向上するバイパースラスター、エイム時に敵が赤くマーキングされスモーク越しにも見えるようになる視認補助の5つからの選択となっている。
キャンペーンモードにて
キャンペーンにおいては、なんといっても敵勢力(に雇われた傭兵。元からミリシアと敵対しているわけではない。)のエースパイロットの一人、ヴァルキリーの父でもあるバイパーの乗機として登場するシーンが印象的である。
総じてオンラインモードより強化されていることが多いキャンペーンのボスの中でも、元は低かった体力が大幅に強化され、的確な狙いで放たれるゲージ1つ消し飛ぶプラズマレールガンとクールタイムガン無視でフライトコアを連発したり、重大な損傷を受けると墜落するまでずっと飛行し続けたり飛行速度がめちゃくちゃ速かったりと凄まじい戦闘能力を誇っており、「ラスボスより強い」「キャンペーン最強の敵」「お前のようなノーススターがいるか」と評される難敵である。
攻略法としては、まずしょっちゅう飛行するので地形ダメージに地面にしか判定がないスコーチや、ブロートソードすら当たらないほど高く飛ぶのでローニンも相性がよくない。
なので基本はエクスペディション、トーン、ブルート、イオン、ノーススターで応戦することになる。
特に有効なのがイオンとノーススターで、それぞれレーザーショットとプラズマレールガンと言う強力な遠距離から攻撃できる武装があり、前半は遮蔽物を駆使しながらこれらを弱点に撃つだけでどうにかなる。
フライトコアは止まって撃っている場合は普通に走ってるだけで避けれるのでそこまで脅威ではない。
戦闘開始時に戦艦マルタの左右に敵艦隊が接近し敵スコーチが2機降りてくるので先に始末すること。
他のAPEXプレデターズと戦う際は普通にタイタンフォールしてくるが流石に高速で飛行している戦艦に直接タイタンフォールするのは危険すぎたのだろう。
ある程度ダメージを与えると後半に突入し墜落するまで永遠に飛行し続ける。後半になったらとにかく攻撃し続けることが重要。
APEXプレデターズたちの乗るタイタンはBTと同じくダメージを受けないでいるとシールドが回復するのだが、バイパーの場合
プラズマレールガンでじわじわ削られる→こちらも反撃する→フライトコアを起動され攻撃を中断する→シールドを回復される→こちらだけダメージを受け相手は無傷と言う負のループに陥る可能性がある。
なので後半になったらエクスペディションに変更し、ミサイルを全て当てたらカス当たりでもいいのでXO-16を当てること。
XO-16を外して回復されそうになったら1発でもいいのでミサイルを撃つべし。
後半だと動きながらフライトコアを撃ってくるので途端に回避が難しくなる。飛行している方向を見極めて適切な方向に避けよう。
エイムに自信があるのなら飛び立ってもロードアウトを変更せず、弱点を狙撃しよう。残っているゲージの本数分撃てば倒せる。
墜落してもまだ諦めておらず最後の力を振り絞り再び飛行しドラコニスにクーパーを投げようとしているBTを襲撃し、地面に叩きつけられたクーパーをプラズマレールガンで始末しようとするもクーパーを守るためにBTが妨害する。だがBTをつかみ空中でバランスを整え、地面にBTを叩きつけ左腕を切断するもBTの反撃でハッチを破壊され、復帰したクーパーにむき出しになったコックピットに射撃されバイパーは死亡するが、死に際にそれでもなお攻撃しようとミサイルを放つも、軌道を制御できずバランスを失い大破した。
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