概要
2011年に全日空とエアアジアが合弁で設立した格安航空会社、エアアジア・ジャパン(初代)がルーツ。2014年に設立された2代目エアアジア・ジャパンとは名前とエアアジアが関わっていること以外の関係はない。
しかし、エアアジア流を日本にも持ち込みたがっていたエアアジアと日本市場に合わせたい全日空との間での溝が埋まらず、喧嘩別れ同然の形で提携解消。株式のエアアジアの持ち分は全日空に引き取られ、バニラエアとして再出発することになった。
その後2019年に同じく全日空系のLCC、ピーチに統合されることになり、バニラエアの名前は消えた。また、移管時にピーチにすべての便が継承されたわけではなく、そのまま廃止になった路線もある。
企業としてはピーチの100%子会社という体裁になっており、統合時は吸収合併ではなく会社を清算している。
沿革
- 2011年8月31日に「エアアジア・ジャパン株式会社」として設立。
- 2012年8月1日に就航。
- 2013年10月26日をもって全便の運航を一時休止。
- 2013年11月1日に商号を「バニラ・エア株式会社」に変更。
- 2013年12月20日に運航再開。
- 2019年10月26日をもってピーチアビエーションとの統合により運航を終了。