概要
CV:花守ゆみり
「ONE PIECE FILM RED」コラボイベント「ONE PIECE FILM RED to BLUE」に登場。
空の世界の主人公たちと、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が呑みこまれた、巨大な海月の"胃世界"で出会ったパジャマ姿の少年。
長い間海月の胃の中で生活しており、迷い込んだ冒険者の案内をこれまで何度もしてきた。
流れ着いた冒険物語の本で冒険に憧れており、胃世界の出口を探している。
迷い込んだ冒険者の案内をこれまで何度もしてきた、だが人間の生活の痕跡はこの胃世界で見つからなかった。
冒険者はどこへ消えた?
その答えはピノの過去と共に海月から語られた。
海月がとある世界で取り込んだ難破船、そこで全身の臓器を損傷しただ死を待つのみの状態だったピノは、海月の胃の微生物が肉体の代替をすることで、体の成長は止まったがどんな怪我も修復されるようになった。
ピノが外に出れば、ピノの命を繋ぎ止めている微生物は働かなくなり、ピノは死んでしまうかもしれない。
ピノの冒険への憧れを応援したい気持ちと同時に、その不安を抱いた海月は、冒険者を吸い込んでは自滅に追いやり醜態を見せつけることで、ピノに冒険を諦めさせようとした。
海月は真意を語り、多くの冒険者と自分に協力したネモ巻き込み犠牲にしたことを詫びる。
それでも、散り際「どうか自由な人生を」と願ったネモと、ルフィや主人公たちの後押しもあり、ピノは冒険の旅に出る決心をした。
自分の生まれた世界から、新たな冒険者は一歩を踏み出した。
そして、奇跡のような巡り会わせをした空と海の冒険者たちも、それぞれの世界、それぞれの冒険の日々へと戻っていくのだった。