概要
作者の旧PN・水城葵で、タイトル『BLOODY CROSS』で『月刊少年ガンガン』に一度読み切りを掲載。その後2009年より同誌で連載を開始した。
あらすじ
混血の天使・月宮と日向が、自らの命を蝕む烙印を消すため時に争い、時に共闘する。
「神の預言書」争奪戦で、純血の天使「続」と出会うことで、2人は聖戦(クルセイド)に大きくかかわることになる。
登場人物
月宮(つきみや)
本作の主人公。天使と吸血鬼の混血である少女。高度な戦闘能力を持ち、自らの血で作った剣などを武器にして戦う。魔族の血が半分入っており「嘘」を見破る力がある。
日向(ひなた)
もう一人の主人公。混血の天使。呪符で攻撃を仕掛けたり、結界を作ることができる。飄々とした掴みどころのない性格。
続(つづき)
神の力を得ることを定められている純血天使。「神の力」を手に入れるために月宮と日向を利用する。プライドが高く自己中心的な性格。
花村(はなむら)
続の従者の魔族。拳銃を武器にして戦う。続とは主従関係を持っているが、言いたい事はハッキリ言う性格で続に対して暴言を吐く事もある。
皐(さつき)
神託を受けた堕天使。右目に眼帯をしている。他者の精神を「殺す」力を持ち、堕天使でありながら天使の力を使用できる。
桃瀬(ももせ)
皐の従者の魔族。影を操って戦う。皐のことを過剰なまでに慕っている。
尚(なお)
天使と人間の混血。混血の死の呪いから未だ逃れられないでいる。呪符を用いた戦闘を得意とする。
和泉(いずみ)
アルカナの代表取締役。人間でありながら未来を予見する能力を持つ。
牧野(まきの)
アルカナの構成員。限られた空間で幻術の自身を作り出す。