登場作品
人物像
”人に報いたい”それがオリハルコンの持つ最も優先順位の高い本能。その本能に基づいた最大の禁忌、殺人を犯したオリハルコンは輝くハウルが変質し、禍々しく強大なベイルを身に纏い人の生気を啜りながら生きる存在へと変化する。それがベイルハルコンである。
存在する為には人の生気が必要であり、おおよそ共存の道は歩めない。オリハルコンとしての本能のくびきから逃れたベイルハルコンにとって人間は生きる為の糧であり、道具に過ぎないからだ。
しかし、殺人はオリハルコンにとっては最も忌むべき行為であるためベイルハルコンの絶対数は決して多くない。そのため単体ではオリハルコンより高い戦闘能力をもっていても、比較的おとなしく行動している。
そのベイルハルコンの中でも「ノイシュバーンの魔女」という二つ名を持つラクレスはその能力はもとより、ベイルハルコンとなってからの時間もかなり経過していると思われる。
つけ入る隙のない強さを見せつける彼女だが、その雰囲気はどこか寂しげでありベイルハルコンとなった経緯もそれなりの逸話がありそうだ。
突如現れた彼女の目的とは、ただただ圧倒されるレイカル達に勝機はあるのか。最終決戦での激闘の行方は単行本を参照して戴きたい。
作中のやりとりから性格は真性のSといった印象だが、ジンキ・エクステンド~リレイション~の特別4コマに出演した際、Mもイケるらしい描写があった。海千山千である。
また、「DUO」2巻では案外イタズラ好きな一面も発覚しており、レイカルを口車に乗せて変な行動をやらせる事で作木や乾の心身に少なからぬダメージを与えた。
アーマーハウル バイパー・ウィプス
アーマーハウル バイパー・ウィプスはベイルハルコン・ラクレスを創造した正統創主が同じく創造した専用武装であると思われる。
通常時は名前の通り蛇型で分解・合体によってラクレスの武装となり、バイパー・ラクレスとなる。
防御形態と戦闘形態の2形態を駆使して戦う。近接戦闘を得意とするオリハルコンが多い中、彼女の戦闘スタイルは中距離戦闘を得意とする珍しいものである。
もっとも、アーマーハウルの武装ではないがベイルを爪のように扱っての近接戦闘もこなすので近距離が苦手というわけではない。
武装時はオリハルコンと同じように戦闘能力が飛躍的に向上するが、継戦能力などの詳細は不明。
必殺技
ノイシュブラスター
バイパーの口から射出される高出力のベイル砲。人間を消滅させる程度の威力はあるらしい。
余談だが、彼女はあの体でも殿方を悦ばす妙技も体得しているらしい。残念ながら後光で灰になってしまいそうな程清らかな心を持つ作木氏のスルースキルによってその技が披露されることはなかった。
彼女の手練手管な奥義がどのようなものであったのか、それは同志諸君のハウル(想像力)で二次創作して補完するしかない。完成したら是非投稿してくれ。いや、むしろお願いします。
玩具展開
公式からの立体化情報はまだないが、2015年のWFでSDラクレスの販売が告知された。