注意:この記事は『エルシャダイ』のネタバレで構成されているぞ。
見るかどうかは、お前が自分にとって最良の未来を想い、自由に選択して行け。
概要
ゲーム『エルシャダイ』の登場キャラクター。
劇中では隠しステージおよびチャプター8の舞台となる「冥界」を統べる「冥王」と呼ばれている。
またアイテム「イシュタールの書」では「公爵」という表記も。
「冥界」は地上界より下に位置する(と言っても「そう見えている」だけであり実態は天界と同じく異次元空間と思われる)世界で、「闇」「ケガレ」に覆われた場所。
天界に対抗する勢力として位置づけられ、いずれ「天界に異を唱える」「地上界を破壊する」「天界を乗っ取る」ことを目的として活動している。
そのために魂を自分たちの勢力に引き入れようと画策しており、『エルシャダイ』は天界と冥界の魂の奪い合いの戦いでもある、という構造になっている(公式設定集より)。
ベリアルはその冥界の中でも強大な力を持つ存在であり、堕天使たちに力を分け与えた張本人である。
堕天使たちは地上に降りた際に大きなダメージを負っており、生命活動も厳しい状態だったのだが、ベリアルが闇の力を分けたことで生き延びることができた。
堕天使のスーツは「ゾーマ」という名の生命維持装置を兼ねたものでもあり、さらに肉体を変質させて強力な「ネザー」に変化する力も与えられた。
ベリアルはその代償として「堕天使たちが死亡した際にその魂はベリアルに渡す」という契約を結んでいる。
また上記イシュタールの書では「公爵は天使たちに誘う」とあったことから、堕天する以前から何らかの干渉を行っていた可能性も示唆されている。
すなわち、彼こそが一連の堕天騒動の黒幕であり元凶の一人なのである。