ペテン師

地下のバーで絡まれていたあなたを助けてくれた俺っ娘。 彼女はペテン師と呼ばれており、あなたに怪しい賭けを持ち出してきて――。 俺っ娘ペテン師に嵌められて堕とされます。 フリー台本です。 ご利用の際は、シノトプロフィール欄の「☆フリー台本について」をご覧いただければ幸いです。 また、上記に加え、こちら俺っ娘シリーズは一人称（俺）の改変を禁止しております。 ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします。

匂いで吐き気を催すほどチョコレートが嫌いな男子高校生が、チョコレートに目がないペテン師に出会う、嘘だらけな土曜日の話。 高校二年生の "僕" は、ある男に騙されて開店一時間前から百貨店の大行列に並ばされていた。病的なまでに騙されやすい母親が偽物の風景画を購入するのを止めるための一日は、有名ショコラティエの限定商品を手にするべく "僕" を騙したペテン師によって早々に乱されてしまう。映画やらお宮参りやらに付き合わされて一日を浪費する中で、"僕" は母親のビョーキや自分自身と向き合っていく。何が本当で何が嘘かもわからないままふらふら遊び回っていただけなのに、やがて事態は解決を迎えた。全てはペテン師の掌の上だったようで—— ***** 「大丈夫、俺のこと信じなって」 「信じられるわけないだろ、お前は今朝既に僕を騙したんだ」 「だったらさ、"騙されたと思って"、俺の話に乗ってごらんよ」 ***** 軽いですが嘔吐表現がありますので、苦手な方はお控えください。