概要
第二部終盤辺りで登場したベナレスの配下で蛇の姿をした水妖。表記は「化蛇」
鬼眼王復活までに妨げになる「三只眼」を抑えるために妖術「穿靈菱(チョアンリンリン)」で菱形の物体に化けて彼女に寄生したが、「三只眼」が二つの人格を持っていたためにパイの人格だけを封印し、三只眼は記憶喪失になり、ホウアシヲ自身も自分の正体を忘れることになってしまう。
綾小路ぱい
記憶喪失状態のホウアシヲ。
香港で彷徨っていたところをバス事故で両親だけでなく記憶すらも失った孫だと思われた綾小路老夫妻に引き取られ、四年間綾小路家のもとで育つ。
同じ高校に通う親友と原宿に遊びに行ったり、素敵な彼氏が出来ることに夢見ているなど至って普通の人間としての生活を送っていた。
自身がある雑誌に載ったことがきっかけで妖魔に狙われるようになり、記憶喪失状態の三只眼が復活する中、親友も巻き込んでしまったため自分の記憶を取り戻すために中国に旅発つことになる。
三只眼の故郷である聖地へ通ずる鍵をめぐっての戦いに遭いつつも、なんとか入り口である崑崙(こんろん)にたどり着くがそこでベナレスに会い、彼から四年前の真実を聞かされたことで自分がパイでもなく三只眼でもない、化け蛇のホウアシヲであることを思い出したが、八雲を助けるために自身を犠牲にしてシヴァの爪を使った会心の一撃でベナレスを倒した。
またこのときに穿靈菱(チョアンリンリン)の解除の呪文も唱えていたためパイと三只眼は完全復活する。
その後
三只眼の力によって今までの記憶を封印され「綾小路葉子」という人間として平和な暮らしを送ることになるが……。