概要
この世界がまだ砂漠に覆われて人類文明がほぼ死に絶えるデストキオとなるよりも前の時代、東京を奪還しようと生き残った人類たちがまだ血気盛んにSoNsと戦う意思も士気も十分に残っていた頃の時代。当時「U-Tokio」と呼ばれていた東京の地下都市を防衛する軍の少佐だった男が彼マミュウダである。
部下たちの支持も篤く、年齢の割に軍で頭角を現していたようであり、各地のトンネルを防護する「対爆シャッター」の開閉の権限も彼が有していたことから、防衛軍としては重要な地位にいたのではないかと思われる。
防衛軍は、一度は東京の一部を奪還することに成功していたが、すぐにSoNsによる猛反撃を受け、防衛軍はたちまちのうちに大部分が壊滅。
このSoNsの軍勢を倒す手がかりを得るため、ノアの製造元を探るべく、ヴラドコーポレーションの日本支部の探索を決行。しかしそこで賞金首マングロネルに捕食されるという末路を迎えることとなる。
最後は同行していた部下から恨まれていたらしい。この時のマミュウダは、以前とは比べ物にならない戦況の悪化を前にして、既に正常な判断力を保っていなかったのではないかと思われる。
ちなみに部下が出発前に書き残していた書記には新宿に調査に行く趣旨の内容が記してあったが
ヴラドイーストが新宿砂丘にあり代々木クレーターと市ヶ谷クレーターの間に位置する事からみて、新宿への調査=ヴラドイーストの調査の事であると思われる。