概要
源獣を信仰している国々から成り立っている宗教連合国家。古来より源獣や自然と共存した文化を形成しており、「聖領アルコニス」「森国シルヴェーア」「アムル天将領」「ハザール商盟領」「オズガルド領峰国」の五か国で構成されている。創神オリジンの巫女、法王カナンを頂点としており国の重要事項を決定する際には、前述の五か国の首脳による連邦議会で取り決める。連邦議会の議長は法王カナン。
また、源獣からマナを人為的に抽出し、発展を遂げているジルドラ帝国とは対立関係にある。
国家体制
聖領アルコニス
ユール連邦の中心国。源獣信仰者にとっての「創神オリジン」を頂く聖域とされている。国民のほとんどが法王カナンの座する連邦で最も権威を持つ、ランビュトス創神殿の関係者。
※マクシムがこの国の出身者。
森国シルヴェーア
アルコニスの西側に位置し、源獣「アグライア」を頂くユール連邦内で最も広大な領土を誇る豊かな国。その名前の通り緑が多く、新鮮な野菜等が特産物となっている。首府は「森都ルディローム」で連邦軍人となる騎士を育成する機関「イーディス騎士学校」が存在する。ジルドラ帝国と国境が接している為戦いが多い国家でもあり、創神暦990年にはアンスワン森林内に存在していた村、「ル・サント」がジルドラ帝国軍の襲撃を受け廃村となっている。ジルドラ帝国との国境付近には、「ディランブレ戦傷地帯」と呼ばれる荒野地帯が広がっておりこの区域で戦闘が行われる事が多い。
オズガルド領峰国
アルコニスの北部に位置し源獣「ハリーオゥ」を頂く、険しい山に囲まれた国。鉱石の採掘が主な産業であるがそれ以外の資源が乏しく、貧しい生活を強いられている国民も多数存在している。首府は「山都ドルガノーア」で上層と下層で貧富の差が激しい地域となっている。
※ヴァネッサがこの国の出身者。
ハザール商盟領
アルコニスの東部に位置し、源獣「サンカラ」を頂く砂漠の国。
アムル天将領
アルコニスとシルヴェーアより更に西部に位置し、源獣「タルルハン」を頂く温暖な国家。
ユール連邦軍
ユール連邦の軍隊で、連邦の騎士達がこれに所属している。騎士団長ベルタランの率いるエンブリオを持つ騎士のみで構成された部隊「聖痕騎士団」が存在している。他にも「暗部」と呼ばれる諜報部隊が存在する。
兵の数では帝国軍に勝っているが、帝国軍は高度なリアクター技術を持っている為戦闘力は劣っている。
エンブリオ
ユール連邦が編み出した秘術によって結晶化させたマナ。
これを体内に移植することで創術の効力が飛躍的に上昇し、強力な技である秘奥義が使えるようになる。
一方でその精製方法は軍事機密となっており、厳しい試練を乗り越えた者にしか与えられない。
所属キャラクター
ブレイズ
イーディス騎士学校の特殊精鋭クラス。
ブレイズのメンバー達は在学中にエンブリオを移植することを許された聖痕騎士候補である。