概要
赤いトンボのような見た目をした昆虫系ドラゴンでフライドラゴニカの上位種。羽は8つ。
666体のドラゴンを全て駆除すると入れるようになる隠しダンジョン「紅杭(くれない)の塔・影」の前半エリアで出現し、意気揚々と隠しダンジョンにやってきたハントマンご一行に手荒すぎる歓迎をしてくれる超強敵である。
フライドラゴニカは以降のタイトルにも登場したがこいつの登場は初代「セブンスドラゴン」のみで、その代わりなのかフライドラゴニカにはドラゴライアーンという新しい上位種が登場した。
特徴
LIFEは4000、攻撃力250、防御力86と同じエリアにいるドラゴン(メノホーンドラグ、サタノドラゴニス、ドラゴアンゼラ)よりかなり低いのだが、代わりに素早さが異様に高く、なんと300もある。
これは上の3体の3倍以上というふざけた数値で、ボス・ザコ・味方全て含めてもダントツの1位。ちなみにメノホーンドラグはLIFE7500、攻285、防138、速80。サタノドラゴニスはLIFE7000、攻275、防126、速80。ドラゴアンゼラはLIFE10000、攻285、防130、速85である。
味方側で一番素早い職はローグだが、ステータスがカンストするLv75(素早さ100)に素早さ全振り装備(クロウネイルが+5、ライトヘルムで+1、韋駄天の外套は+15、ガルーダブーツと古兵の指輪が共に+10ずつ)でも141と半分以下にしかならず、最速で行動できるスキル以外で先制するにはエグゾースト必須。というかこんな装備では火力が足りなさすぎる。
使う技は前衛全員を攻撃する「とんぼ返り」、ランダムな相手に単体攻撃を2回繰り出す「風切羽」、全員に混乱効果を与える「つんざく羽音」の3種類だが、このつんざく羽音がこいつの最大の脅威。
効かないこともあるが、混乱すると治るまでの数ターンコマンド入力ができない上、「周りはすべて敵だ!」と言わんばかりに同士討ちや自傷をおっ始めることもザラ。もちろんその間もリブロは普通に攻撃してくるため、立て直そうにも回復役がやられたり、潰し合いや自分への攻撃で勝手に全滅したりとまさに阿鼻叫喚の地獄絵図。
しかも状態異常の耐性装備は一品物の「セラエノローブ(異常耐性30%アップ)」しかなく、つんざく羽音を防ぐ術はほぼないのがまた嫌らしい。できればエグゾーストを使って短期決戦を挑み、宿屋でエグゾーストを回復させながら(あとセーブして)慎重に進んでいくといいだろう。
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