「俺に競り勝ちたきゃ 印刷機を持って来いッ!!」
人物
物語に登場する少数民族「ガブール人」の生き残り。中性的な見た目だがれっきとした男子である。
幼少の頃、ヴィクトニア帝国による奴隷狩りで両親を亡くしている。姉のハルと2人で暮らしていた。将来、ヴィクトニア人と対等な取引をするために、書物を読んで言語を習得し、自ら製造した贋金でヴィクトニア人との取引を繰り返していた。
ところが、ヴィクトニア帝国の奇襲を受けハルを連れ去られてしまう。両親に加え実の姉も連れ去られてしまったルークは、突如現れた「ガブール神」から生殖能力を代償にたった1つの特殊能力を授けると持ちかけられた。
それに対してルークは世界を買えるほどのカネを要求。その結果大量の紙幣を身体から生み出す能力を得たが、出す紙幣は全て番号が同じ、つまり偽札であった。ルークはこの奇妙な特殊能力を使ってヴィクトニア帝国に挑んでいく。
非常に計算高い上に度胸があり、リーダー的存在なのだが、独特のセリフの言い回しで、数々の迷言を生み出したり、能力の副作用で紙幣を出す度に性的絶頂を伴うため、その度官能的になったりする。1日で出せるベルク札は約1億ベルクで、そこそこ多く出すと頭が冴える副作用があるなど、能力には未解明な点が多い。