偽造不可能とされるヴィクトニア帝国の紙幣局の局長であり美術工芸家。用紙やインキをはじめ、原図や原版の作製、印刷、仕上など全工程の知識を持つ。「贋札殺し」という異名は昔に起こった贋札の偽造事件を政府と協力して逮捕に貢献し、25年間で313人の人間を絞首刑に追い込んだことから。舌触りと味覚で紙幣の真偽を判定できる技能を持つ
美術工芸において狂気的なこだわりを持ち、他者の追従を許さず認めない。「醜い容姿と醜い心を持った人間だけが本当に美しい作品を生み出せる」という持論と「美しい容姿を持つ者と自分より才能を持っている者は全員死ねばいい」という歪んだ思想を持つ。