概要
アイヌ民族に伝わる沖の神。シャチの姿をした海神の中でも最高位とされる神。
水辺や海の守護者にして、豊漁の神でもある。
海を司る神々の中でも最高位の存在で、美しい男性の鯱の姿をしており、人々に鯨の肉などの様々な海の幸をもたらしてくれるとされている。
また、恋多き神としても知られており、人間の妻を娶る神話もいくつか伝わっている。
なお、鯨の長であるレプンリリカナイナウウクカムイの方がカムイとしての格は上だとされる。
余談
- 他にもシャチの姿をした神は存在し、レプンソッキコロカムイなどがいる。
- シャチの別名にも、カムイフンベ、レフタカムイ、レプタカムイ、アツウルンカムイ、イコイキカムイ、アトエオルンカムイ、カムイラメトク、ポナシケタンネレプンカムイなどカムイのつくものは多い。