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ロサ・カニーナ

ろさかにーな

小説「マリア様がみてる」の第4巻のサブタイトル、およびその登場人物の蟹名静の別名。

概要編集


リリアン女学園生徒会(山百合会)役員は、紅薔薇白薔薇黄薔薇の各姉妹によって継承されている。もちろん選挙での当選を経ねばならないのだが、三薔薇の権威が高いため、例年なら実質的な対抗馬はいなかった(と思われる)。ただしこの時期は白薔薇が、姉の佐藤聖が3年生、妹の藤堂志摩子が1年生で2年生の部分が空いていたため、三薔薇と無関係でも有力な2年生がいればひょっとすると志摩子より多くの票を得て当選するのでは、と思える要素はあった。そのようなときに立候補してきたのが、ロサ・カニーナこと蟹名静だった。


備考編集


蟹名静の苗字にちなんでつけられた呼称だが、「ロサ・カニーナ」という薔薇の品種は実在する(イヌバラ)。周囲が言い出した呼称であって自分から名乗ったわけではないが、特に否定もしていない。

なお、生徒会役員選挙が終わってからはこの呼称が使われることはほとんどなくなる。


彼女の登場により、「三薔薇以外の者にも薔薇さまの様な呼称を持たせてよい」という認識が読者の間に広まり、「桂さんロサ・カツーラ=並薔薇さま」という二次設定が生まれた。

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