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「あなたが歩けば、後から追いかける人がいる。

 ──だから、あたしは歌うのよ。きらめく星はここにあるぞ、って」


CV:鈴木絵理

概要編集

吟遊詩人として武勲詩を歌い広めている小人族(ハーフリング)の女性。通称ビィ。名前の由来はイングランド伝承などに登場する妖精パックの別名から。

種族的な特徴から外見は赤毛の幼い少女のように見えるが、内面は自立した大人である(実際年齢は不明)。演奏するのは三弦楽器のレベック。


とても明るく多弁な性格で、シリアスな展開が多い本作におけるムードメイカー的存在。

基本的に「~よね」といった女性的な口調だが、「~だぜ」「~じゃねーのよ」といった砕けた口調を織り交ぜたり、同じフレーズを何度か繰り返したりする独特な言葉遣いでお喋りする。

大陸各地を旅して回っていることから土地の伝承や情勢については非常に詳しく、子供っぽいイメージとは裏腹に大人の女性らしい思慮深さも併せ持っている。


行きずりにコンビを組んだ行商人のアントニオと共に「白帆の都」を目指している最中、同じく旅をしていたウィルメネルに出会い、同行者となったことで親しくなる。以降はウィルの成し遂げた業績を元に武勲詩を作り広める仕掛け人のような役割を担っている。


武勲詩を広めて回っているのは、英雄たちの覚悟や勇姿が過去のものとして忘れ去られることを憂いた彼女なりの想いによるものであり、その為に常日頃から情報収集を欠かしていない。

ウィルやメネルのことは英雄として喧伝していると同時に大切な友人だと思っており、重荷を背負わせていることを案じたり、相談役として親身に接している。


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