概要
主人公の帆高航一、湊紫麻らのクラスメートであり、紫麻と同じく魔女の住む世界「アルストロメリア」から留学してきた魔女。契約者は同じくクラスメートの瀬戸内なぎ。
異世界人であるが、なぜか関西弁で話す。
あちらの世界での名前は「プラム」。もっとも、人間界にいる間は魔女同士であっても通名で呼び合いたいという当人の意向もあり、本名で呼ばれることは少ない。
犬(ポメラニアン)に変身する魔法を得意としており、なぎと共に作中最初の魔女試験から航一・紫麻のライバルとして彼らと競うこととなる。
人物
犬耳のような型の茶髪と赤眼を有し、身長は航一と同程度の少女。
胸の大きさはアンジェ以上まりも未満で、同作の登場人物の中では平均的な程度。
作者から「頭は良くない」と明言されている紫麻以上に学業の成績が悪く、魔女試験においても現時点での点数は振るわない。
本人曰く、大家族の生まれで幼少期から姉たちに甘やかされてきたせいで、何もできない駄目魔女に育ってしまった…とのこと。
犬なので当然のことだが、変身すれば人間(魔女)よりも速く走ることが可能。ただし持久力はかなり低め。
居候先の瀬戸内家の面々や、女子への免疫が無かった航一ともすぐに距離を縮めてみせるなど、紫麻に負けず劣らず高い社交性の持ち主。
先述の能力の低さから一族中一番の落ちこぼれを自称するなど自己肯定感が低い反面、その状況を脱して認められたいという向上心は強い。
犬に変身できるにもかかわらず、嗅覚や直感はかなり鈍い模様。一般的に魔女は人間の女性と魔女の見分けがつくものだが、魔女であるアンジェと初めて遭遇した際には人間であるなぎに指摘されるまで正体に気付かなかった。
その一方で他人の感情に対しては敏感であり、なぎとの出会いも人間関係に不安を抱えていた彼女を見かねて相談に乗るべく近付いたことから。
契約の印は左の太腿にあり、梅の花を象った形状。
余談
名字の読みは「ななうみ」が正しいが、Web連載での初登場時には「ななみ」と誤植されていた。