概要
『便利屋68業務日誌』第18話「地獄も住めば都の紙一重」に登場した本作オリジナルの生徒。キャラクターデザインは作者の野際かえでが手掛けており、『ブルアカ』メディアミックスでは初となる「原作アプリには登場しない漫画オリジナルのネームド生徒」である。
褐色の肌に腰下まである長い黒髪(インナーカラーあり)、丸眼鏡が特徴。作者の手癖によるものか、本家の生徒たちにも負けず劣らずの巨乳。ヘイローは物件の間取り図を丸く切り抜いたようなデザインをしている。
例によって家賃を支払えずに事務所を退去する事になった便利屋(というよりもアル)が新居探しのために訪ねた「不動産管理仲介部」の部員。本人の名前もシンプルに「不動産」のもじりと思われる。
所属学園は明記されていないが、便利屋の活動範囲からしてゲヘナ学園の生徒ではと考える読者も散見される。
一人称は「わたくし」。常ににこやかな表情と丁寧な接客態度で、真摯に仕事をしている様に見えるが、実態は訳あり物件ばかりを勧めて「客の顔が変わるのが大好き」と言い出す、アコギ業者の方がまだマシなろくでもない人物。
作者は端的に「カスの悪徳不動産屋」(※意訳)と補足しており、この性悪っぷりもゲヘナ生説を後押ししている。
口コミでの評判は最悪らしく、アンの白々しい営業トークに乗せられたアルの後ろでは社員たちが“ぶっ飛ばす用意”をしながら内見へ向かう有り様。ふざけているようにしか思えない様々な問題物件を飄々と紹介し続け、流石に問い詰めようとするアルに対しても「要望を上回りたい」「喜びと驚きを提供したい」等々と聞こえだけは良い営業理念を、目を輝かせながら並べ立てる様子は若干のホラー。
そんな彼女自身はタワマン暮らしである事をしゃあしゃあと答えたためにぶっ飛ばされ、便利屋は何度目かのテント生活を始めるのだった……。
余談
現時点ではモノクロでしか描かれていないため、正確な配色は不明。
多くのモブ生徒が登場する『業務日誌』(ひいては『ブルアカ』スピンオフ全般)でも初となるオリジナルのネームド生徒、かつ褐色肌・巨乳・黒髪ロング+眼鏡という一部の先生達にぶっ刺さるデザインであったこと、加えて物腰柔らかな見た目と言動に反した悪趣味な人物像から、第18話公開と同時に話題になった。
「原作アプリのほうにも逆輸入という形で登場・実装してほしい」という声も多々挙がっている。