概要
プロフィール
人物
辻峰高校弓道部2年生。原作小説では第2巻より登場し、アニメでは劇場版「はじまりの一射」で初登場。
指導者不在の部で、実質的な指揮権を持つ辻峰のブレーン的存在。素人同然だった部員たちに弓を教え、たった5人で地元の県大会に優勝し、地方大会に駒を進めた。
幼少の頃から叔父・茂幸(CV:遠藤大智)の下で腕を磨き、より実戦的な「斜面打ち起こし」を用いたその射は湊曰く「流派こそ異なるけど、とても美しく力強い射を放つ」と言わせるほどだが、当の本人は「あくまでも的に命中させることが全て」と語り、試合に勝ち、自分たちの強さを証明するために弓道を続けている。また、弓道部の練習のない日は喫茶店「狐の尾」でホールのアルバイトに励んでいて、稼いだお金は弓道場に置く蚊取り線香などの備品購入費に充てていることから、人知れず部の事を考えて行動している。
中学生の頃は湊と同じ桐先中弓道部の出身で、1年後輩の湊や静弥、愁とも面識がある。笑顔の仮面を被りながら、湊と愁を潰したいという浅からぬ私怨を抱えているようだが…。
なお、独特な柄の羽根をつけた矢を使用するが(なぜか読者や視聴者に人気がある)、そもそも矢自体も他とは違い、筈が白、シャフトは水色(スカイブルー?)と言ったように取り違いは絶対に起きないであろう色合いをしている。