佐々木導誉

ささきどうよ

「ばさら大名」として名高い鎌倉時代末期～室町（南北朝）時代初期の武将、佐々木道誉の表記ゆれ。

本来ならば本人の著名が「導誉」である為に本項が正式と見られるが、同時代の人々が記した資料等の多くからは「道誉」と表記されており、これが現在では定着している。

また、それ故に「導誉」と「道誉」のいずれかを表記しても誤表記とは見做されない模様。

因みに彼は京極系佐々木氏の出の為（後に正式に京極氏と変えている）、資料によっては名前が「京極導誉（道誉）」とも記されている（もっとも、彼の存命時は『佐々木導誉（道誉）』で通っていたのだが）。

⇒佐々木道誉