「ねぇねぇ、一緒に飲まない?」
CV:蒼乃むすび
プロフィール
誕生日 | 03/09 |
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身長 | 167cm |
スリーサイズ | 99/76/85 |
概要
スイートホームメイドの登場人物であり、主人公である大家の経営する鐘楼館の住人の一人。外資系商社に勤めるOLで、配属は在庫管理系。
趣味はコスプレだが本人は何故か必死に隠し通そうとするも、住人全員には既にバレている。
本作の広告はメインヒロインであるはずの江崎彩葉を差し置いて彼女であることが多く本作における顔ともいうべき存在。
外見
オンの時とオフの時とのギャップが住人六名の中では最も激しく、前者は眼鏡を外して髪型も七三に分ける等、如何にも出来る女と言う感じの黒いOL姿だが、後者の外見は眼鏡を掛けて青いジャージに黒のショートパンツで太腿から足首までこれでもかと生脚を露出し、足元はフットカバーにカピバラを思わせるスリッパ。こうしたオンとオフの見た目の違いや、コスプレが趣味である事も手伝って、彼女のカードは何枚かが同一人物とは思えず、まるで別人に見える物もある。
後述のケアもしているからか、彩葉からは「(自室にあった大量の酒瓶を見て)あれだけの酒を飲んでいながらこのプロポーションを維持しているのが羨ましい」とつぶやく程のナイスバディを持っている。
人物像
社会人だけあって基本的にはしっかり者で、勤め先の会社でも仕事の出来る優秀な人材で通っているがやる気は無いらしく、渋々働いている(※仕事自体は好きなのだが)。
自身を社畜と称し、公的機関が麻痺して出社しなくて良いからと言う理由で雪が好きだと宣ったり、仕事帰りの居酒屋でくだを巻いたり、深夜に帰って来た時にロイズとスキンシップをする際、自分の上司の事で愚痴る等、職場で少なからず苦労している様子が窺い知れる(※因みに上司は無能なハゲらしい)。
実際、営業の手伝いと言う名目で休日出勤させられる事がある上、勤務も深夜の二時に帰宅する事もザラで、定時で上がれる方が珍しい模様。本人はエリアマネージャーらしいが、何故そんな物になれたのか自身でも謎。
加えて無類の酒好きであり、夜中に酔っぱらって帰って来て主人公に部屋まで負んぶで運んで貰ったり、バーカウンターで自酌する様子も劇中のシナリオでは見られる。本人も「社会人は酒で日々の疲れを癒して出社する物」と語っており、こうした点から職場でのストレスの余り、少なからず酒に依存している様子が窺える。カップ麺の備蓄量も住人達の中では一番多い。
極め付けとして休日の朝は普段の忙しさの反動から、思いっ切りグータラに過ごす事を無上の喜びとする駄目人間ぶりだが、リフォーム時には仕事上の人脈を活かし、知り合いの業者の力を借りようとする有能ぶりを見せる等、良くも悪くも社会人としての姿が徹底的に強調して描かれている。
物語開始時は役所からの通知や、それを受けて大家となった主人公が鐘楼館をリフォームすると同時に、家賃まで値上げして自分達を追い出し、新しい住人を募集する物と思っていた。この為、当然ながら最初は他の住人と共に主人公に拒否反応を示し、最初に会った時もやや冷たく当たっていたが、主人公がリフォームを進める過程で彼の人柄に触れる内に、最初に思っていた事がただの杞憂と分かってからは、気さくなお姉さんとして主人公を「大家クン」と呼び、フランクに接する様になる。
実年齢は不明だが20代なのは確かで、変わり者揃いの鐘楼館の住人達の中では、社会人と言う事もあって年長者の部類に入る。少なくとも主人公が敬語で彼女に接する点から、彼より年上なのは間違い無く、他の住人と比べてテンションも低めで気だるげな印象を受ける。
同じ住人の森永紬からはパイセン呼ばわりされているが、本人は余り良く思っていない。
渋々働いてる社畜ではあるが、女性らしくスキンケアには余念が無く、自室には沢山の美肌クリームやマッサージ器が置かれている程。また、ケアの必要が無いからと言う理由でオフの日はほぼ自室に引きこもっている。部屋自体は他の住人達と比べてそれ程散らかってはおらず、最低限の整理整頓やゴミの分別はキチンと出来るが、酒瓶、酒缶は散らかりがち。
因みに彼女の酒に対して、紬もエナドリを愛飲すると言う似た嗜好を持っており、女子力も低く、ゲーム内のアニメ作品であるプリティタンのファンだったりと、意外にも共通点が多い。
総じてズボラで気さくな社会人のお姉さんと言うべきキャラクターだが、上記の通り周囲には隠している心算のコスプレを趣味としており、衣装を自作したり、その衣装を実際に着て撮影したりする他、スタジオに赴いての撮影まで行っている模様。更にその延長から、意外にも裁縫まで趣味となっており、コスプレ用のメイク共に精度が高い。日常のメイクは手間を掛けずに十数分程度で済ませている。
上記のスキンケアへの拘りも、コスプレのイベントで直射日光のある場所に10代の頃から良く出ていた為に自然に身に付いた物である。
尚、裁縫が趣味になったのは何もコスプレだけでなく、市販の服がそもそもバストが99もある彼女の胸に対応しておらず、その関係で手直しして来た点も大きい。実際、仕事で着ているスーツもそのままでは着られなかったらしく、普段着として上に着ている青いジャージも、元は学生時代の特注品である。
趣味のコスプレは秘密にしているつもりだが、周りでは秘密である事を忘れてしまう程に周知の事実であり、秘密を忘れてうっかりコスプレ道具を触ったり深くツッコんだりすると(バレてしまうのではと)見ている方が心配する程に挙動不審になったり、自らバラしそうになる。自室リフォーム時には、撮影スペースを入れてもらえる要望が通った時には子どものように喜んでいた。