八十座アハトとは、東方杏旻座における登場人物である。
概要
八十座アハト
(Yasokura Acht)
種族 :異星人(海王星の民)
能力 :88星座の力を唱える程度の能力
二つ名 :最果て全球プラネタリウム
所在 :庵閔座
職業 :庵閔座の主
テーマ曲:1846年のネプチューン ~Anonymous Poseidon
杏旻座にて、六面ボスを担当する。
青く長めの髪をツーサイドアップにしている。瞳の色は髪と同色。セーラー服を元にした良く分からないデザインの服を来ており、二つの球体の付いたコードが浮遊している。因みに額の面積が広い。
宇宙人独特の(?)良く分からない思考回路を持っているが、同時に屋敷内の者たちから厚い信頼を得ている。独自の占星術の様な物を使う事が出来る(後述参照)。
スペルカード
星符「パイシズウェーブ」(E/N)
双魚「守護すべき星座パイシズ」(H)
双魚「北と南の魚座」(L)
星符「龍王咆哮砲」(E/N)
龍砲「龍王咆哮砲 -88口径-」(H/L)
星符「リブラザジャッジメント」(E/N)
裁秤「裁定之天秤」(H/L)
星符「第十三黄道系星座」(E/N)
秘座「ラスアルハゲαアフィユカイ」(H/L)
「星座的神話体系」(N/H)
「テイルズオブゾディアック」(L)
天符「アノニマスプラネタリウム」(E/N)
天球「作者不明の天球儀」(H/L)
「庵閔座の海神」(Co)
「終曲の神秘主義者」(Last Word)
能力
彼女は独特の占星術を研究しており、その過程で88星座に因んだ術を持っている。それらの術を駆使し、弾幕を形成したり、既に存在していない星座の力を再現したりする能力。
因みにこの能力により生まれたのが八十座雷旻である。
バックボーンの様なもの
幻想郷に至る前
太陽系第八惑星として有名な海王星。しかし、氷に覆われ、凄まじい風邪の吹き荒ぶ未開の星にも、外部の何者にも感知されない様な幻想郷の様な区画があった。そここそが彼女の出身地である。
彼女には妹が一人居たのだが、姉であるアハトを残し先に死んでしまう。当時の彼女は術の研鑽中で、最愛の妹を復活させようと言う禁忌を犯そうとするも不完全な術ではそれも適わず、更には事が露見して惑星外追放を喰らってしまう。気の遠くなる様な歳月を経て、地球に到達、その後幻想郷に至る。
幻想郷に至った後
そこには地球人の他、人ならざる種族「妖怪」、果てには自分と同じ「異星人」も住んでいるという。始めは自分に取って暑い(寧ろ熱い)環境ではあったが、自分の未熟な術、そして何より熱光線を遮断してくれると言う何者か(ユナ・日笠・ヴィオレッタ)の助力も有り、次第に環境に順応していった。
それからずいぶん長い年月が経った。最近は何度改変や事件が起きた物の、これと言って重大な事は起きておらず、中には妖怪と人間が繋がっている様な気配すらしている。
別にそのこと自体は良しとしてはいたのだが、但これではつまらない。ならば自分も異変と言うものを起こしてみようか。
彼女は地球人の概念にある物以上の星の力の秘密を知っている。自分の知っている遮光の結界を、より適任であるユナに任せ、幻想郷でも指折りの建築技術を持つとされる人形に館を立てさせ、自ら生み出した生命体に館中の電力供給を行わせ、偶々気に入った怨霊とその連れの馬頭鬼に護衛を任せた。後はこれらの環境と自分の力で幻想郷の夜空を弄り、星の配列を変えて妖怪達の力と本能を呼び覚ますだけである。
月人達の時然り、宇宙人の思考回路は理解し難い物である。
補足
彼女の種族は「海王星の民」であるが、具体的な分類は定かではない(詳細は八十座ノインを参照の事)。
幻想郷の中でも、普通に海王星の人間で有るとする説、とある古代神と知り合いである事から神の類で有るとする説、占星術が得意で人の心が見え透いてるかの如く当たったり、球体が二つ繋がった物から覚の類いじゃないかとする説等が浮上しているが、いずれも憶測の域を出ていないし、宇宙人である事には変わりないのである。
因みに球体が二つ繋がった物体は、体の一部の様なものではあるが体から完全に分離した状態で宙に浮いている。これは(原理こそ不明だが)厳しい環境にも適応する為の生命維持装置の様な役割を兼ねている。
関係者
・肉親
八十座ノイン(既に死去)
・外部の知人
・同居人