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千司

せんつか

千司とは、週刊少年ジャンプで連載中の『Dr.STONE』に登場する、石神千空×獅子王司の非公式BLカップリングである。
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概要

Dr.STONEに登場する石神千空×獅子王司の非公式BLカップリングである。出会ってすぐに対立し、世界を巻き込む戦争にまで発展させた。また互いが互いを一度殺した仲でもある。


本編の描写

※本編と公式ファンブック科学王国辞典に関する重大なネタバレを含みます。


1巻 Z=4 純白の貝殻

千空が、裸の司とハイタッチを行う。裸の大樹との対面時は蹴り返していた千空が、このハイタッチは応じている。


クイズでの大樹の答えに、千空が「アホ回答に色白の司が倍プッシュで顔面蒼白じゃねぇか」と突っ込むが、本編内において千空が他人の容姿について必要もなく言う機会はほとんどなく、また千空は司は色白であると認識している事実が把握される。


Z=6 大樹vs司

杠を復活させた後に、石像を破壊してきた司が懐に石片を抱えて戻ってくる。

司を止めようと大樹が向かう。二人の動きを止めようと千空はクロスボウで司の耳脇を狙う。

二人を阻止した司は、また石像たちを破壊しに行く。立ち去るときに「俺も自分のやるべきことをやる」と言い残す。この太字の部分は傍点で強調されている。


後のファンブックでは、千空の好みのタイプとして『やるべきことをやる人』と出されており、司がこのように強調して言ったことが反映されているような内容である。


2巻 Z=10 科学の徒

幼少期の千空の回想後に、「今ここで誓ってくれないか 科学を捨てると」と頼む司に、「無理だな それだけは」と千空は断言する。

殺すかどうかのせめぎ合いの会話であるが、なぜか杠が赤面している。

彼女は、二人の雰囲気に何を感じ取っていたのか。


Z=15 石の世界の二つの国

司帝国という言葉が初めて出たのは、千空の「テメーら二人が司帝国にスパイとして侵入してくれりゃあな‼」という提案からである。

このことからファンブックに記載されている、後に司が開いた「司道場」も、司本人が名づけたのではなく、千空が付けた可能性がある。


また「科学で闘う革命軍を作るしかねえ…‼」と千空が宣言する際に、科学王国軍と司帝国軍の対峙の想像が出ているが、ここでのイメージにおける司は本来はしていない腕輪や指輪を身につけている。

千空のイメージでの司は、装飾品を付けるという認識であるようだ。


6巻 Z=49 そして現代へ

襲撃してきたゴーザンたち司帝国の戦士たちへ、千空は「今は帰って司ママのオッパイでも吸ってろ!」

と煽る。

自分を殺した男に対して、「ママ」「オッパイ」とはなかなか表現しないと思われるが……。


9巻 Z=76 FINAL BATTLE

奇跡の洞窟を科学王国が取り戻した直後に、司と氷月が現れる。千空との久々の対面では、このように言葉が交わされる。

「永い 永い闘いだった あれから一年 哀しいな君を二度も この手にかけなくちゃならないのは」

「ククク冷てえ奴だ テメーに逢いにせっせと地獄から 昇ってきてやったのによ アホほど細い科学の糸でな……!!!」


司としては会っていない間も闘っていた。一年を『永い』と表現してしまうほど。

千空としては、『会いに』ではなく『逢いに』きてやっている。現時点での状況として司が戦う姿勢であることは矛盾しないのに、それを「冷てえ」と表現するくらい、千空は闘うより「逢う」ことが目的のような言い回しである。


Z=78 壊すもの救う者

ダイナマイトによる停戦後、獅子王未来を復活させる作業にて、司の服がこれまで通していたライオン皮から白い上衣に変わっている。

狩猟で得られる天然皮革で白を出すのは困難であり、化学処理が必要であるため、冬服を人数分用意可能で、杠がいる科学王国(千空)側から服を提供されたと予想される。


Z=79 ずっとこの瞬間を

奇跡の洞窟爆破に気づいた千空は、氷月が獅子王兄妹の近くにいるために「そこから離れろ‼ 未来! 司……‼」と叫ぶ。

その後どうなるか予想し、子どもで戦闘能力がない未来だけでなく、武力最強の司にも氷月から離れるように知らせるのである。

奇跡の洞窟奪還と、停戦のため未来復活を試みることはすでに終わっており、司をそこまで気に掛ける必要はこの時点ではない。で、あるのにもかかわらず、か弱い未来より、司に対しての方が「‼」が多い。

この予想ゆえに、刺された司を掴むことに千空が間に合ったと思われる。


10巻 Z=80 人類最強のタッグ

司を掴めたものの、氷月に千空もまた川に落とされる。日が沈んだ後に川辺にたどり着いたが、この間、胸を貫かれた司は自力で泳ぐことは困難であり、陸に上がれるまで千空が水面上で息が出来るように保たせていたと思われる。

後の宇宙飛行士試験の時点で、何とか海で着衣水泳ができていた千空の泳力と、海より川の方が密度が軽く沈みやすいことから考えれば、自分が溺れないようにするだけでも精いっぱいのはずで、この司を守るのは命がけの行動である。


Z=83 Dr.STONE

司を冷凍して「殺す」ことを宣言した千空は、「その間に石化法を見つけ出す どんだけかかっても復活させてやる‼」と言う。

この時の画では、現代と同じコンピューターディスプレイが描かれており、千空の『どんだけかかっても』は、最終回時点の半導体が作れない文明レベルより先である見通しであった。であるので、宇宙に行くより困難な目標になっていた。そのためか、単独での腰に蔓だけの火起こし前に「宇宙に行けるほどの科学文明 俺がゼロから築いてやるよ……‼」と言った時は余裕の表情であったが、この時は拳が汗まみれである。


司を冷蔵庫に入れる前に、千空は宇宙旅行に誰を連れていくのかという『ただ聞いただけ』な話をする。自分の最期であると思っている司はそんな無意味な話をすることに疑問を持つが、千空は「無意味な話はダメなのか」と背中ごしに返す。


5歳のときも『科学のマジ話』しか興味がなく、小説2巻では百夜は千空に絵本を読んだ記憶がないと示されている。

そんな千空が、仮定やフィクション(マリオ)の話を千空の方から司に呈した時間だった。


司からの返答がなくなると、千空は顔を手で覆い、やがて司の身体に被せた布に手を掛ける。


16巻 Z=141 FIRST TEAM

イバラを倒して石化装置を手に入れた千空が、「一度死んだ男 獅子王司を復活させて 俺ら科学王国の一味に 引きずりこむ……‼!」と言い、復活する司のイメージが出る。

本来の冷蔵庫の司は服を着ており日中に復活させているのに、このイメージでは三日月の夜にほぼ裸で復活している。どうして千空のイメージ内では、司は夜にひん剥かれているのだろうか。


司復活後、単体で強い戦士が必要な為と自答する司に、「……ククク そうだ百億%な」と千空が答えるが、彼本来の返答速さであれば、クククの前の「……」で示される間は不必要である。


「テメーの顔なんざ見飽きすぎて見たくもねえわ」

こう話すのは『ものすごく高頻度で検診してた』可能性と、『宝島に行っていて見ていない一定期間があっても、見飽きるほど脳内想起している』可能性と両方考えられる。


この後、銀狼より「司のために急いで戻ってあげた」「ベタベタしたの二人とも好きくないからって」とグリグリいじられているが、この時の千空は背中を向けており、表情は見えない。

なお千空は、百夜の墓の時や、無意味な話など、感極まっているときに背を向けて表情を隠す構図が多いと補足しておく。


17巻 Z=146 BAR FRANÇOIS~BITTER SIDE~

Z=82で千空は、氷月をとっ捕まえるのはいつまでなのかというクロムの疑問に「世界に文明を作るその日までだ」と答えている。

文明復興はまだ途中であるのに、この回で不安に思うクロムの懸念に「ククク もう銃も 司もいんだぞ」「バトルはテメーが専門だ司 テメーがいるっつうんなら好きにしろ」と言い、あっさり氷月を復活した。


ここで氷月を復活した理由は千空は『銃と司』と話しているが、Z=129 JOKERにて既に銃がクラフトされているのに、直前にひどく渋い顔で氷月を復活させている。

であるので、この回で氷月を復活させた理由は銃でなく、司がいるためだと言える。


18巻 Z=154 SPY VS. SPY ・Z=160 科学の灯

Z=154にスパイとして潜入したルーナに、千空は普段とは異なる紳士的な態度で対応した後、「ククク あの女から情報引きずり出して 特殊部隊の司に暗号通信する」といつもの千空に戻る。

『司に暗号通信』と言っているので、司への暗号通信ルートを千空は持っているということになる。

この時に背景にあるイメージ上の暗号器は、第二次世界大戦でドイツが用いたエニグマを模したもので、宝島の暗号解読の扉絵に登場したものである。史実のエニグマとの違いとして、キーボードのボタンが表情マークになっていることが挙げられる。

表情ボタンの配置は、そのとき出たものとは違っているが、その中で千空の右手にかぶっていてギリギリ見えるボタンは、ハートの目または、飛行機を奪還したときに千空と龍水がしていた『エロい目』のようである。

つまり、千空が司に送るつもりの暗号器に、ハートもしくはエロい目の感情表現が存在している。


千空が撃たれた後、Z=160ではペルセウスからの暗号を龍水から羽京が受け取っている。この時に千空からの連絡でないことに驚く描写はないため、千空と司の暗号通信ルートは共有して通常に使われるものではない。他のメンバーに知られていない完全に秘密の連絡方法と言える。


23巻 Z=197 石だらけのエデンと禁断の果実

アラシャにて、スイカの活躍により全員復活した科学王国であったが、宴会で不在の司は一人水車小屋に行っていた。そのことを、ゲンに教えられて千空も向かう。

水車小屋の描写はないまま、千空と司が川辺で『人類が触れてはならない科学の禁忌』についての会話をクロムが聞く。

この時に、氷月が絶命していたことを聞く前から、千空にはクマが出来ている。また、狩猟前後はなくなっていた司の寝癖が復活している。

描写されていない水車小屋で、クマと寝癖が出来るような事態があったのだろうか。



小説版の描写

第二弾 声はミライへ向けて

第1章 メンバト〜あさぎりゲンvs.獅子王司

スペシャル番組でのゲームにて、ゲンのかまかけに司は見事なポーカーフェイスで返す。「あらら、せっかくカマかけたのに全然動揺しないね~。若いのに結構すごいんだね、司ちゃん」「俺がこの番組で対決したなかで、一番なんの反応も見せない」「そんなすまし顔」とゲンが言うほどである。

この描写と、本編Z=4で大樹の回答に司が顔面蒼白になる違いから、大樹と千空には司が気を許しているということになる。


ここでゲンに「友だちいないでしょ?」と聞かれて「うん、いないよ。俺はひとりだ」と答えていた司だったが、

人類石化後、自分を石化から復活させた男(千空)について、司は『そいつは気が合う男だった。』と振り返っている。

科学王国についた元司帝国の主力級たちへは、『より魅力的で、より眩しくて、より信じられるミライ』をちゃんと判断した結果だと納得している。

未来から「兄さん、友だちおらへんの?」と言われて「未来、兄さんはひとりじゃないよ。うん。俺は、ひとりじゃない」と答える。

石神千空を、千空が必ずもたらすミライを、妹と共に過ごせる穏やかな世界を、信じながら。



第2章 声はミライへ向けて

ルリは石化が解けつつある世界で共有すべき物語として、『千夜物語 「人魚姫」』を創り、ラジオで放送することにした。

その主人公は『とても頭のいい王子様』であり、その場にいた全員がモデルと思われる人物である千空を見た。当の千空はうっとおしそうに周りの視線を手で追っ払い、どちらかと言うと拒否的な態度であった。

物語に人魚姫が登場し、泡となった後に、かつて司から改変されたハッピーエンド版人魚姫を話されていた未来は、『人魚姫は消えた。兄も、消える』と人魚姫と司を同一視して、耳を塞ぎたい気持ちになる。

ルリは「王子様は一日一回の検診以外、ずっとお城の研究室にこもるようになりました」と話をつづけた。『人魚姫を元に戻す研究をしており、魔法の力を科学で打ち破って、もう一度ミライで彼女と会うために頑張っている』王子の姿で物語は終わった。

『この物語は、(人魚姫と司を同一視する)未来ひとりに対して編まれた物語であり、石の世界に生きる全ての者が共有するべき希望』と地の文で述べられているが、そうであるなら全ての者には当然千空も含まれており、王子が自分で、人魚姫が司である認識が共有されているということになる。


なお、ルリが話す放送の場には千空もいて、自分の王子様扱いには拒否的な態度をとった彼だが、物語中で王子と「愛しています」「愛している」と告白しあった人魚姫の存在に対しては何もツッコミを入れていない。


また、本編でルリが肺炎だった時のサルファ剤は、千空とクロムが作成し、途中のルリへの投与はコクヨウが行っている。

なので『一日一回の検診』という概念を、非戦闘員であり石戦争に参加していないルリが得たのは、司が冷凍された後の可能性が高い。

このラジオ放送の前に、重傷者・重病者が司以外に出ている描写はないので、この時点で毎日に近く、千空が冷蔵庫の司を検診に行っていたことをルリが知っていたため、と考えると整合性が通る。


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