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スタゼノ

すたぜの

Dr.STONEの二次創作におけるスタンリー・スナイダー×ゼノ・ヒューストン・ウィングフィールドのBLカップリングの略称
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概要編集

Dr.STONEの登場人物であるスタンリー・スナイダーDr.XENOのBLカップリング。

二人は11歳の頃からの幼馴染で絶対の信頼関係で結ばれている。主人公・石神千空の科学の師匠であり同等の知識を持った科学者と、科学の武器を使いこなし主人公たちを追い詰める強敵として登場した。


プロフィール編集

名前スタンリー・スナイダーゼノ・ヒューストン・ウィングフィールド
二つ名ゼノの親友にして最強の懐刀独裁を目論む元NASAの科学者
生年月日1993年9月1日1993年10月1日
イメージカラーバトルシップグレイ漆黒
星座おとめ座てんびん座
身長180cm180cm
体重72kg69kg
血液型B型A型
出身地アメリカ合衆国アメリカ合衆国
職業(石化前)特殊部隊隊長NASAの科学者
ゼノ科学王国での役職総司令官総統
仕事スナイパー科学者
好物ブリトーチーズバーガー
好きなタイプデキるやつ合理的な人
宝物ゼノからもらった噛みタバコ科学の装飾品
一人称/二人称俺/あんた・お前僕/君
お互いの呼び方ゼノスタン/スタンリー

※「Dr.STONE公式ファンブック科学王国事典」「Dr.STONE18巻」より


本編編集

17巻編集

二人の初登場巻。Z=151でゼノ科学王国に潜入したゲンへの尋問を行う。


「そこにいる毒ガス吸引という実に奇妙な習慣を持つ男は」

「うるせぇな タバコだよタバコ」


18巻編集

少年科学王国のリーダーを消す為にスタンリーの狙撃による暗殺を企てる。その際「でででも そんなことできる!?」というゲンの声に有無を言わせぬ迫力で「できる」と断言する。


「できるね」

「…… どうやって……??」

「できるよ」

「おおMr.ゲン!スタンができると言ったらそれ以上聞く必要はないんだ!」

「できるんだよ」


狙撃ポイントに到着し準備を進めるスタンリー。ゼノから渡された温度計や湿度計を使い敵リーダーの暗殺をより確実なものとする。


「世話焼き女房のゼノ先生作だ 全部感覚でわかっからいんねぇっつったんだがな」

「ま データありゃもっと正確になる」

「狙撃すんだよ 敵の科学のリーダーを ゼノの科学の狙撃銃で」


過去回想でスタンリーは迫り来る石化光線を前に退避の号令をかけながらゼノを強引に伏せさせ、身を挺し守る姿勢をとる。


カルロスの持っていたプラチナの指輪による硝酸の大量生産、さらに科学武力での新世界の独裁を目指す。


「誰にも脅かされることなどない 僕の科学力 そして幼なじみのスタンリーの銃の腕があれば────世界を導く独裁者になれる 僕らにはそれができる そうだろうスタン……!!」

「ああ できるね」


19巻編集

千空・龍水とのドッグファイトにてスタンリーに扮した部下シャーロットを囮に、潜水艦で接近し射出されたスタンリーがペルセウスを制圧。だが軍人たちがペルセウス制圧に向かってるその隙をつかれトンネルにより侵入していた少年科学王国のメンバーによってゼノが拉致されてしまう。


「全員とっ捕まえたぜ 終わりだ仕事は」

「最強のナイトで おお実にエレガントな詰み チェックメイトじゃあないか!」


拉致されたゼノは3700年ぶりに千空と再会。スタンリーが仕留め損なうはずがないと信じているゼノは千空生存の事実に科学的手段を用いて生き延びたことを推察する。

その後千空はゼノを人質にブロディとコーンシティ建造の交渉を進める。だがスタンリーがその交渉に納得するはずもなく、少年科学王国とゼノ科学王国は同盟による建国と拉致されたゼノを追うスタンリーとの追いかけっこもとい戦争が同時に進行していく。


「…人質安全保障で同盟か スタンリーは納得しねぇだろうな 地の果てまでゼノを テメーらを追いかけるぞ」

「なら地獄の果てまで躱してやるよ」

「つうわけだ青二歳 ゼノ引きつれてせいぜい必死に逃げるこったな」

「スタンリーだけは 誰にも止めらんねえ」


20巻編集

石化光線の発信源を探る為ゼノが千空と頭脳を合わせ科学を楽しんでいる最中も少年科学王国を猛追するスタンリー。

地理学者のチェルシーと合流しゴムを入手後、バイクをクラフトした千空らはスタンリーに追いつかれるも間一髪のところで逃走。その際軍人たちからの銃弾を防ぐためゼノをバイクの後方に括り付け盾にする。バイクによる煙幕で悪くなった視界の中ゼノに弾が当たることを危惧したシャーロットによって銃撃は防がれたが、飛び出したスタンリーは土煙をものともせずゼノに一切当てることなく司・氷月に弾を命中。少年科学王国の主戦力を瞬時に見定め二人の腕に傷を負わせた。

そのときゼノは自分が盾になり銃弾が迫っているにもかかわらず身構えたり動じることなく、スタンリーが自分に当てることはないと信じている様子だった。

主戦力二人を負傷させた後、スタンリーはゼノなら何か手がかりを残すはずだと双眼鏡で最後尾にいるゼノからのメッセージを確認する。口頭での情報共有をされないように猿轡を噛ませられていたゼノだが、スタンリーが自分からのメッセージを待っていることを信じ身動きも声を出せない中、瞬きでのモールス信号で少年科学王国の次の目的地を伝える。


「ゼノなら残すぜ 俺らに手がかりの情報を

どんな状況だろうとな そういう男だ」


21巻編集

ゼノは遠征組とコーンシティ間の通信にノイズを混ぜスタンリーに警戒アラートを出す。ただの雑音、ノイズを聞きスタンリーは即座のゼノからの警戒アラートだと察知。電波妨害、ステルス艦、対レーダーミサイルなど様々な状況を想定し少年科学王国への警戒を強め、千空たちを追うのではなくゼノが伝えた最終目的地・アラシャへ先回りすることに。


「ゼロじゃねぇ あり得んぜ少年科学団 千空たちの連中ならな

ゼノがアラート鳴らしてんだ 無意味はねぇよ」


アラシャに到着したスタンリーたちはスイカ・フランソワと接触し捕まえる。その際に千空らに居場所を知られてしまい、二人を救出しにきたコハクとコハクを追ってきた司・氷月との戦闘が開始する。


22巻編集

司・氷月に致命傷を負わせるもコハクにより通信機を破壊されてしまいゼノの安全が保障されなくなってしまう。通信機直すまで足止めされるかと思われたが、少年科学王国の主戦力で最強カードである三人を危ない威力偵察に使ったことに死んでも稼ぎたい理由があると推察したスタンリーは通信機を捨て敵本陣の殲滅を決行する。

敵本陣に乗り込んだスタンリーらは手榴弾や銃など科学の武器を使い容赦なく科学王国を追い詰めていく。


「ゼノ以外は全員射殺 投降は無視だ」

「おおこうなってはもう 地球上の誰一人 スタンリーを止めることなどできないだろう」


一方コーンシティでは凄惨な戦闘の末、全世界を包む石化光線が炸裂し、それにより石化復活液を手に入れた者が勝利する戦いに戦況が変化する。スイカや銀狼が復活液が入ったリュックの元へ向かうが、スタンリーたちによって阻止される。

救出されたゼノはこのタイミングでスタンリーと再会を果たす。100日ぶりの再会にもかかわらず揶揄いや軽口のようなやり取りをしており、二人の関係性が窺える。


「救出まで約100日というわけか おおもう少し早いかとも思っていたが

手を抜いたかなスタン?囚われのプリンセスが腐れ縁の科学者では」

「うるせぇな 熱い感謝だべってる場合かよ 来んぞ石化光線」


しかし隙を見て復活液を持ちその場から駆け出したスイカに出し抜かれてしまい、復活液争奪戦に敗北してしまう。ゼノは迫り来る石化光線を前に「なんとエレガントな滅びの光だろう」と感動。このままでは確実に負けると考えたスタンリーは人類の滅亡ほぼ確と引き換えにワンチャン勝てる可能性に賭け、復活液へと銃口を向ける。

そのとき千空とゼノは滅びの中最後の会話をしており、千空の幼少期と対比する構図でゼノはスタンリーと過ごした子供の頃を回想している。

一方、会話の中千空が発した「あ゛ぁじゃあなゼノ 何日後か何年後か人類復活の日 また逢うその日までよ──────」の声を聞いたスタンリーは、敗北してもゼノが復活し科学を続けられることに気付く。それを察したスタンリーは敗北と自身の未来永劫の石化を受け入れ、銃を下ろし装備を脱ぎ捨てる。石化の直前、奇しくもゼノと同じく幼かった頃の二人で過ごしていた時のことを思い出していた。


「そうだ連中もゼノの知見は欲しい」

「めでたいね つまりゲームに負けても ゼノは治されて科学を続けれんだ」

「俺の石像の未来永劫人質状態と引き換えに─────」

「やんじゃん 勝ちだぜ お前らの────」


23・24巻編集

全世界石化から七年経ちゼノが復活。文明再興後スタンリー復活の際に正当な戦闘行為だったと証言すること引き換えに、ロケット制作への全面協力の取引を行う。科学王国の仲間としてロケット制作を始める直前、スタンリーの石像と見つめ合い決意を新たにしているようだった。

その後の側面、悪役をゼノはロケットのエンジン部分を担当し毒性などの負引き受けゼノ曰く「闇の科学者」として科学を進めていく。世界を巡る千空たちとはチームを分かれ超合金の街に残った。


25巻編集

世界中で力を合わせ無人ロケットを完成させ、ゼノは出来上がったロケットエンジンと共に千空たちと合流した。無人ロケットの発射は難航を極め何度も何度も失敗した末、数年の年月をかけ人工衛星の打ち上げに成功した。

インターネットなどを作り出し宇宙進出へ一歩また一歩と進んでく中、月へ行く宇宙飛行士の選抜が開始する。科学者、パイロット、戦闘員の計三人を選抜することになり、パイロットは競合がいないため龍水に決定。科学者はゼノが地上で管制塔のため自然と千空に、戦闘員は司とコハクが刃を合わせた結果様々な事情を加味しコハクに決まった。


だが龍水はパイロットとしてのトレーニングをしながらパイロットとして自分より腕が優れ、世界一の射撃力を持つ男の存在を思い出す。一番の適任者にその座を託すため龍水はスタンリー・スナイダーの復活を提案し、その話にゼノはひどく驚くが龍水たちから顔を背け背を見せることで表情を隠す。

スタンリー復活の話を他のメンバーに説明する際に、ゼノは自分の脅迫だと言えばいいと悪役を背負おうとするも龍水に断られた。


石化から復活しゼノがタバコとライターを差し出すとスタンリーはそれを受け取り火をつける。こんなに早く起こされたということは何か非常事態があったのだとすぐに理解し一言「仕事は??」と問う。宇宙空間、月面での射撃ができるかという質問に具体的な発射角を感覚で出し、自身に“できるか?”と問いかけるゼノの顎を掬い頬に触れた。


「できるかな スタン?」

「ああ できるね」



クラフトやトレーニングを進めるうちに有人ロケット打ち上げ当日となり、スタンリーは見送りにきたゼノと言葉を交わす。


「ついにVS.ホワイマン決戦 おお図らずも!僕の科学とスタンリー 君の武力

再び二人で組んで闘うことになったわけだ」

「図らずも 二人じゃねえがな」


ゼノが宇宙へ向かうスタンリーへ宇宙空間でも好物のタバコが吸えるよう特製の噛みタバコを渡すとスタンリーは愛おしそうな目を向け、それを受け取った。その後ロケットが打ち上がり宇宙船や月面で活動する中、宇宙服を着ながらでもゼノからもらった噛みタバコをずっと咥えている様子だった。


「宇宙は当然禁煙でね

シガレットを模した特製の噛みタバコだ 気休めになるだろう」



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