君のその前は。
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きみのそのまえは
君のその前は。とは、アニメ映画『君の名は。』の二次創作作品につけられるタグの1つで、映画や原作の前日談や親世代の物語などを描いた作品につけられる。
作品は映画や原作前での主人公の瀧と三葉の”もしもの出会い”、瀧の両親と三葉の両親の出会い馴れ初めや、繭五郎の大火に登場する山崎繭五郎、更にはティアマト彗星を題材にを描いたものが見られる。
※ここから先は物語の重大なネタバレとなっております。
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すべて見る- もしも君の名は。外伝
第10章「初めまして、さようなら。 最初で最後の、さようなら 前編」
前田怜美「今回は私達みたいね。 それにしても筆者さん、やってくれたわね? 中学生の私を傷物にするどころか、私の友人たちが私を弄るシーンの描写まで書いたこの落とし前、どうつける心算かしら?」 神木新太「そうだぞ、筆者! 俺と怜美の恥ずかしい所を公表するどころか、更にパワーアップさせるんじゃねぇよ! おかげで、何回殴られて蹴られたか……」 前田正美「でも、そのおかげで助かったのも事実でしょ、お姉ちゃん? 私なんて、本当は死ぬ筈だったんだよ? それと、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんとお父さんとお母さんを懲らしめていなかったら、大変な事になっていたんだよ?」 怜美「それはそうだけど……だからといって、胸を揉んで股間に顔を突っ込まれた人の気持ちを考えて描写してよ!」 新太「って、おい筆者! これでもまだ不足だから、また俺と怜美に同じ目に遭ってもらう予定だってぇ!?」 怜美「洒落にならないからやめて……これ以上胸が大きくなったら困るんだけど……」 正美「私もだよ~! 将来の夢は決まったのはいいけど、まだ出て来ない俊樹さんの又従兄弟さんか、染井豊っていう人のどちらが私の相手なのかはっきりしてよ~!」 溝口望美「今回は前回の投稿から4か月が経過したけど、何が原因だったの、博樹君?」 溝口博樹「筆者さんによると、前回のお話を12月1日の瀧くんと三葉ちゃんの誕生日に投稿してすぐに手術を受けないといけなかったから、大急ぎだったそうですよ。 その反動と、手術の術後経過を見る為に、休養せざるを得なかったと言っていました」 望美「そうね。 体は資本そのものだし、動けなくなったらそこまでね。 博樹君、あの時は助けてくれて本当にありがとう。 助けてくれたおかげで、こうして私は今も走り続けられているから」 博樹「本当に治って良かったです。 そして、また望美さんに会うことが出来て僕は嬉しいです」 河田睦月「充輝君、ごめんね。 私の所為で、充輝君を傷つけて……」 源充輝「ううん、それ以上は謝らないで。 確かに僕はあの時、意識を失って死にかけた。 でも、その命を君が助けて繋いでくれた。 そのおかげでここに立てて、睦月……君という大事な人が出来たのだから、これ以上に嬉しい事はないよ」 睦月「充輝君……うん。 そうだね。 そうだよね! 何時までもうじうじしていられないね~!」 充輝「そうだね。 過去の過ちを認めつつ、今のこの時間が一秒でも長く続けられるよう、明日に向かって1つずつ着実に目の前の事を熟していこう」 生駒篤「認めたくないものだな……若さゆえの過ちというものは。 さて、時間も押している上に、筆者から始めるよう告げられているから、始めるとしよう」 怜美と新太と正美と博樹と望美と睦月と充輝と篤「「「「「「「「もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第9章、はじまりま~す!」」」」」」」」 大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作 “もしも君の名は。~時を越えた二人”第10章投稿させていただきます。 キャプションや内容については、後日加筆する可能性がありますので、改めてお伝えします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 二葉の未来からの警告と、俊樹の行動によって、水害と宮水神社継承問題を乗り切った2人だったが、正井孝典という横やりが入って窮地に立たされた2人だが、それを貴司や昭典や明子や宵子などの友人たちによってかわす事に成功し、文子と鉄郎と、更には貴司の兄の嘉秀からの襲撃を回避して生き残る事に成功した。 だが、代償は大きく……二葉は元の時代に帰れなくなってしまい、俊樹の傍にしかいることが出来なくなってしまった。 俊樹は改めて、二葉と共に生きるべく、彼女と添い遂げる事を誓い、新たな明日へと歩み始めるのだった…… 追記1:本文を加筆修正し、一部の未執筆部分を解消しました。 追記2:本文を加筆修正並びに誤字脱字を修正し、一部の未執筆部分を解消しました。 追記3:キャプションを追加しました。 追記4:本文を加筆修正並びに誤字脱字を修正し、未執筆部分を全て解消しました。 追記5:公開範囲をマイピク限定から全体公開に変更しました。 追記6:本文を加筆修正しました。 追記7:本文を加筆修正並びに誤字脱字を修正しました。 追記8:本文に矛盾した箇所を確認したので、加筆修正並びに誤字脱字を修正しました。 追記9:本文を加筆修正並びに誤字脱字を修正しました。 追記10:本文を加筆修正並びに誤字脱字を修正し、第11章へのリンクを追加しました。160,573文字pixiv小説作品 - あなたの名は。
『あなたの名は。』 第三話:彼女の名は。
自分が思っていた以上に長くなってしまい、投稿する日にちも空いてしまいました。こちらの第三話は元々の第三話を二分割したものとなります。残り三話で完結する”予定”です。 執筆自体はかなり進みましたので、今月中には全てアップできると思います。 最後まで、お付合いいただければ幸いです。 下記設定を考慮した上でお読みいただくのを推奨いたしますので、よろしくお願い致します。 ・本編後の物語となります。 ・君の名は。AnotherSide:Earthbound の設定を多く含みます。 ・SF要素を含む物語展開が起きます。 ・瀧三要素はありますが、一部となります。 ・瀧が過去へタイムトラベルし、三葉の両親の馴れ初めを少し曲げてしまい、それを戻そうと奔走するバックトゥなんとかな要素を含みます。 以上を踏まえ、ご覧くださいませ。2,543文字pixiv小説作品 - Sygnus!シリーズ
第5話 北斗の荒熊と砂丘の虎
皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第5話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 置鮎虎太郎(以後・置鮎)「おや? 今回は僕と平野と狙撃手の君たち兄弟かい?」 平野沙也加(以後・平野)「最初に会ったのは戦場だったけれど、貴方達とは戦場でもその外でもこうして何度も出会う事になるなんて、思いも寄らなかったわね」 三木孝允(以後・カストル)「まぁ、そうだな。 種子島で打ち合いをして、次に会ったのは……」 三木小五郎(以後・ポルックス)「おいおい、兄さん。 それ以上はネタバレだって、筆者が言っているぞ? それと種子島での介入の時に会っていたのか、虎のあんちゃんとねーちゃんに」 カストル「ああ、悪い。 そういや、お前その時は居なかったな。 にしては、その作戦の前に俺が家族の墓参りに長野に行ったとき、お前こっそりと来ていて、俺の後ろの木陰に隠れていただろ?」 ポルックス「バレてたか……」 平野「貴方達、兄弟の仲は複雑そうね……その様子だと色々あったみたいね」 カストル「まっ、親が死んで白鳥のおやっさんの所に辿り着いて以降は、ずっと疎遠だったのさ」 ポルックス「学部は同じでも、学んでいる事は違ったからな……まさか正井孝典の野郎によって、再び会う事になるとは思いも寄らなかったが」 置鮎「そいつはまた、大変な事で。 まっ、こういう時はコーヒーでも飲みながら、今後の兄弟のあり方を考えたり、久しぶりに兄弟間で言葉を交わしてみるのも、いいんじゃないかな? さっき作っておいたブレンドがあるんだ。 飲んでみるといい」 ポルックス「用意周到だな……ん? なんだか、懐かしいな……この香り」 カストル「確かにいい香りだし、両親と姉さんと居た時によく飲んだコーヒーの味を思い出すな。 あんた、本当にいい趣味しているな。 コーヒーショップでも開くつもりでいるのか?」 置鮎「まぁ、ゆくゆくはね」 平野「コーヒーを楽しんでいるのもいいけれど、そろそろ筆者から始めろって言ってきているわ、トラ。 その後でも、十分に楽しめるんじゃないかしら?」 置鮎「おっと、これは失礼した。 それじゃあ、始めようじゃないか。 いやぁ~、コーヒーが上手いと、気分がいい!」 置鮎と平野とカストルとポルックス「「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第5話 北斗の荒熊と砂丘の虎 総員、出撃せよ!」」」」 -------------------------------------------------- ~前回からのあらすじ~ 初回の飛騨と佐渡島沖の武力介入の作戦に成功し、自分達の存在を明らかにして正井孝典と山岡一とレオン・パークスに宣戦を布告したチーム・シグナス。 2回目の武力介入の作戦の場所は、北海道と沖縄だった……両社はともに日本ではあまり大きく報道されてはいない民族紛争に関わる紛争で、それらの問題にテロリストたちが介入して、更なる争いの種にしようとしていた事から、チーム・シグナスは二手に別れて介入を行った。 その帰途に就いて東京に戻る途上……自衛隊の千歳基地が至近にある新千歳空港上空で航空自衛隊の輸送艦が不審な飛行を行っている事に気が付いた刹那と聖永とカストルだったが、その輸送艦から航空自衛隊の航空機が飛び出し、事前の警告もなしにいきなり戦闘を仕掛けてきたのだった。 その搭乗者の名は中村龍馬……自分達チーム・シグナスの”白鳥”たちに心を奪われ、防衛庁長官からのお達しを手に挑戦を仕掛けて来たのであった。 辛うじて彼からの挑戦に勝って撤退させた刹那と聖永とカストルだったが、その彼の上司が自分たちがよく知る”大和の赤い彗星”こと、生駒篤の教え子だったのではないかという疑惑が生まれ、状況によっては絡まれてしまう事になるのでは、と予期せざるを得なかった。 -------------------------------------------------- 追記1:本文の一部を加筆修正しました。 追記2:第6話へのリンクを追加しました。 追記3:キャプションを追加しました。 追記4:本文の一部を加筆修正しました。 追記5:登場人物の名前に誤りがあった為、修正しました。 追記6:登場人物の台詞にルビ追加と併せて、加筆修正しました。34,391文字pixiv小説作品 - もしも君の名は。外伝
第5章「平成・繭五郎の大火~宮水神社の役割とは 後編」
和彦「おや、今回は俺と静香か?」 静香「そうみたいね。 私たちは欠席したけど、結局後になっての登場になったし、出番も僅かだからここに登場してもらう形でお詫びしたい、って筆者が言っていたよ」 和彦「おまけに、本当ならば第4章と第5章は1つだったのが、文字数が多すぎるあまりに分割したらしいな……最初から分割しておけばよかったんじゃないか、筆者?」 静香「私もそう思う……話は変わって、あの時はまさかと思ったけれど、長野五輪の仕事の合間のデート中に長野から呼び出されて車で峠越えをするなんて、思いもしなかったけど」 和彦「まったく、前田のやつ。 あんな九十九折りや荒いコンクリート舗装が続く上に、事故も多いことで有名な安房峠越えなんてさせやがって……」 静香「私はもう少し2人きりのドライブが続いてほしかったけれど……でも、峠を越えてきた甲斐はあったと思うよ」 和彦「そうだな……まさか、14年前に奈良の大和郡山で会った俊樹さんに再び会うことができるなんて……人生何が起きるか、解らないものだな」 静香「和彦さん、そろそろ筆者も痺れを切らしていることもあるし、始めよう?」 和彦「ああ、そうだな」 和彦と静香「「”もしも君の名は。 ~糸の監獄(いとのおり)脱走大作戦” 第5章、はじまりま~す!」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 俊樹からの依頼を受けて、自分たちが信用できる友人や仲間を集めて俊樹と怜美たちの待つ飛騨古川のある場所にたどり着いた二葉と公一。 そこで集結した彼らは、二葉と公一の婚儀が門戸入勇一の野望のみならず、彼を傘下に加えた正井孝典の糸守ダム建設への謀略のひとつに過ぎない事を知ってしまい、加えて宮水神社の存在の意味の謎と1200年ごとに現れる”ある彗星”との因縁関係を、状況証拠と文献や資料や調査などを交えて解き明かしたのだった…… 更に、正井孝典の野望である糸守ダムが実現し、そこに1200年ごとに現れる”ある彗星”から割れた隕石が落ちてダムが崩壊した時、誰もが予想できない未曾有の大災害が発生して大勢の人が死ぬという、二葉と公一や糸守に留まらず、大勢の人々の危機に直面している、という事実を知ってしまう。 正井孝典の醜い野望の正体を知った二葉と公一は俊樹と怜美たちや友人たちと作戦を立て、不退転の覚悟でもって糸守からの脱走と駆け落ちを決意するのだった。 二葉はもう、1人じゃなかった…… 追記:誤字を確認したので、修正しました。 追記2:糸守の登場人物のその後についてを加筆修正しました。 追記3:前回のあらすじを追加しました。 追記4:第6章へのリンクを追加しました。 追記5:誤字を確認したので、加筆修正しました。 追記6:誤字並びに矛盾点を確認したので、台詞の追加等を含めて加筆修正しました。29,552文字pixiv小説作品 - Sygnus!シリーズ
第27話 儚くも永久のカナシ……“シグナス”、“やまと”発進!
皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第27話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 白鳥任三郎(以降・シグナス)「今回は私たちのようだな」 白鳥早苗(以降・早苗)「珍しい組み合わせですね。 私はここは初めてかしら?」 シグナス「宇宙に出る事も含めて、初めてだな。 今回からだな、自分たちの船を使っての本格始動は」 早苗「本格的な作戦が始まるんですね。 いきなり正井孝典の本拠地に向かっていくみたいだけれど、大丈夫なのですか?」 シグナス「奴の息子である正井孝太郎と、その交際相手の平沢陽菜を救出することが主軸だからな。 それが終われば、一旦脱出する事になるだろう……長居し続ければ、一隻である以上は責め続けられることになる」 早苗「確かにそうですね……生き続ける為には、敢えてはなれたり、逃げたりする事も必要かもしれませんから」 シグナス「こんな戦いになる日常がしばらく続くが、それでも許してくれるか、早苗?」 早苗「構いませんよ。 生きることそのものが戦いなのならば、その為に何を考え、動き続けるかを考え続けることそのものが人生なんですから。 私は貴方と一緒になった事を、後悔していませんよ」 シグナス「そうか。 では長くなるが、暫し付き合ってくれ! そして、そろそろ始めようか」 シグナスと早苗「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第27話 儚くも永久のカナシ……“シグナス”、“やまと”発進! 世界の歪みを破壊する! 総員、出撃せよ!」」 -------------------------------------------------- 追記1:第28話へのリンクを追加しました。44,323文字pixiv小説作品 - あなたの名は。
『あなたの名は。』 プロローグ
君の名は。を6回観ても飽き足らず、ピクシブで投稿されている作品群にあてられて、とうとう自分で書き始めてしまいました。 下記設定を考慮した上でお読みいただくのを推奨いたしますので、よろしくお願い致します。 ・本編後の物語となります。 ・君の名は。AnotherSide:Earthbound の設定を多く含みます。 ・SF要素を含む物語展開が起きます。 ・瀧三要素はありますが、一部となります。 ・瀧が過去へタイムトラベルし、三葉の両親の馴れ初めを少し曲げてしまい、それを戻そうと奔走するバックトゥなんとかな要素を含みます。 以上を踏まえ、ご覧いただければ幸いです。1,611文字pixiv小説作品 - 君の名は。 日常編
昔々の雛祭り
今日は3月3日、雛祭り。 という事で雛祭りネタです。 楽しんでいただけたら幸いです。 3月5日 追記 誤字、脱字など修正いたしました。 本作が2017年03月03日付の[小説] 男子に人気ランキング 20 位に入りました! これもひとえに応援して下さる皆さんのおかげです! ありがとうございます! るぅさんが本作のイラストを描いてくださいました! 【ちび瀧三】ふたり並んで火照り顔【ひなまつり】(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61757031) どうぞご覧ください!12,504文字pixiv小説作品 - Sygnus!シリーズ
第20話 時間切れ……悪意により歪められて穢されし、錦の御旗
皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第20話となります。 現在連載中の”もしも君の名は。 ~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 桜井武(以下・刹那)「あともう一息だったのに……くっ!」 宮水二葉(以下・聖永)「こんな時に時間切れだなんて……」 三木孝允(以下・カストル)「くっ! あいつ等、人の個人情報を!」 吉野新平(以下・恒太郎)「磯部外務大臣が更迭されてしまったね……」 神谷一誠(以下・ガイア)「そして、”サピア”が乗っ取られてしまった……」 松本英男(以下・徹)「畜生! あいつら、頭に来るぜ……まさに二正面作戦に出て、両方とも成功したって事だ。 俺たちはまんまと相手の時間稼ぎに付き合ってしまったって事になる」 刹那「そうだね。 けど、そう言っている暇はもうないよ」 聖永「早くも救難信号が全周波で出とるんよ!」 カストル「俺達は救助隊じゃねえんだけどなぁ……けど、テロリストたちが相手なら、話は別だぜ」 ガイア「発信源が解った。 南に50キロ行った相模湾の海上からだ。 異動している速度から鑑みると、発信源は海上を行く船舶だな」 恒太郎「僕たちならば、今から行けば間に合うかもしれない……!」 徹「そろそろ始めようぜ。 俺達の戦いを! そして、筆者もそろそろ始めるよう言っているから、こっちも始めようぜ」 「「「「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第20話 時間切れ……悪意により歪められて穢されし、錦の御旗 総員、出撃せよ!」」」」」」 -------------------------------------------------- 追記1:第21話へのリンクを追加しました。 追記2:キャプションを追加しました。 追記3:一般公開に切り替えました。 追記4:登場人物の台詞にルビを追加する加筆修正をしました。8,851文字pixiv小説作品 - 大和の国の庭より~
大和の国の庭より~東へ……東京予告編1
大和の国の庭より~東へ……東京予告編1となります。 本編の前に予告編を4作投稿します。 予告編の内2作の舞台は東京、残り2作の舞台は奈良です。 更に標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計4作の予告編となります。3,198文字pixiv小説作品 - もしも君の名は。外伝
第3章「入れ替わりと交流」
村田裕和「今回は俺様たちの番か? 早すぎやしないか?」 桜井大和「贅沢言うな、裕和。 出してもらえるだけでもありがたいと思った方がいいぞ。 下手すれば、出してもらえなくなるか、お前を気に入っている”あいつら”をここに突撃させて、司(つかさ)の弟と一緒に追い回すと筆者が言ってきているぞ?」 裕和「おい、俺と司(つかさ)の弟を”あいつら”を使って遊ぶな、筆者!!!!!」 佐々木敬一郎「…………諦めろ、村田裕和。 中川貴司の妹に心から気にいられた以上、最後まで面倒を見ろ」 橋下啓子「そうだよ、裕和君。 往生際が悪いよ?」 朝倉雪子「流石に年齢的にはアウトだけれど……10年もすれば、大丈夫だと思うわよ?」 吉田信弥「そうですね。 それに、自分に正直で行動力のあるいい子じゃありませんか。 俺は将来有望だと思いますよ」 裕和「お前らなぁ……それは相手の居ない俺への当て付けか皮肉か? それに、俺様は”ロリコン”じゃない!」 生駒篤「ふっふっふっふっふ……裕和君、君がなぜ司(つかさ)君の一家に好かれるか、考えたことがあるかね?」 裕和「……何が言いたいんだよ、篤? (嫌な予感しかしない……)」 篤「坊やだからさ……(それだけ、将来の見込みがある証だよ。 それに気づけない様では、君はまだまだ甘いよ)」 裕和「おい、篤ぃいいい!!!!!」 篤「ふっふっふっふっふ……まだまだ君は甘いよ」 雪子「鈍いわね、裕和君」 啓子「いやはや……」 敬一郎「…………」 源充輝「みんな、そろそろ筆者さんが”始めるように”って指示を出しているから、始めよう。 裕和君もいじけていないで、立ち上がったらどうだい?」 裕和「へ~い……」 「「「「「「「「”もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第3章、はじまりま~す!」」」」」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 突然性別が異なる相手との入れ替わりが発生してしまうという事態に直面してしまった、奈良・大和郡山在住の俊樹と、岐阜・糸守在住の二葉だったが、その翌日は昨日の事は嘘のように元の身体に戻った。 だが、自分自身が知らない間に昨日の自分がしていた行動に、俊樹も二葉も動揺を隠せなかった。 更に悪い事に、2人の入れ替わりに気づいた者まで現れ、俊樹の友人である貴司と昭典には完ぺきに暴かれてしまい、記録まで残されていたことも手伝って、自分たちの身に起こっている事象が”夢”または”妄想”の類ではなく、”現実”として起こっていることが確実かつ決定的であることが判明した瞬間だった…… ここに至って、俊樹と二葉は”自分たちが、時間と距離を飛び越えて入れ替わっている”事に、気が付いたのだった。 しかも、俊樹側と二葉側のそれぞれに2人の”入れ替わり”に気づいて暴く、または気づくという形で知るものまで現れていた…… 追記1:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記2:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記3:キャプションを修正しました。 追記4:第4章へのリンクを追加しました。 追記5:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記6:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記7:誤字脱字を確認したので、前書きの追加と併せて加筆修正しました。 追記8:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。17,070文字pixiv小説作品 - もしも君の名は。外伝
第9章「逆襲と依存と執念の涯てに」
貴史「今回はオラたちの出番か! やっと物語も峠に差し掛かったみてぇだぞ」 結子「そうね。 お祖母ちゃんとお父さんたちとの因縁の決着ね。 そして、一家の皆が全員揃って誕生日を祝う大きな日にもなったのね」 大輔「そうだな。 親父達曰く、全てが決着したのが9月1日終了10分前だったから、大急ぎでその場にいた全員から祝われたそうだぜ」 恵「もう二度と起こらないでしょうね、こんな事は。 というより、大事なのはそっちもだけど、こっちもでしょ? 今日の主役は、2人なんだから」 三葉「瀧くん、瀧くん、とうとう今日の日を迎えることが出来たんやね! 瀧くんと一緒に誕生日を迎えられるなんて嬉しいやさ! おめでとう、瀧くん」 瀧「ああ、そうだな。 おめでとう、三葉。 俺もお前と誕生日を迎えられてうれしいよ」 三葉「瀧くん……」 瀧「三葉……」 司「お~、相変わらず幸せの甘々空気満々だな、瀧」 新太「ああ、そうだな。 あいつ、三葉さんと一緒になってから大分変ったよな」 ミキ「フフフ……瀧くん、三葉ちゃん、2人一緒の誕生日を迎えられて、更に幸せになったんだね」 四葉「お姉ちゃん、誕生日だからって瀧さんと羽目外し過ぎるんでないでな!」 光里「四葉ちゃん、厳しいね~。 私も三葉お姉さまとイチャイチャしたいよ~」 桜良「光里、いつも三葉ちゃんに抱き着いているんだから、今日は2人の誕生日なんだから許してあげたら~?」 光里「う~ん……うん、我慢する! 明日になったら、桜良も一緒に三葉お姉さまとイチャイチャしようよ~!」 桜良「そうだね~、私も久しぶりに抱き着いてみようかな~?」 瀧と三葉「「ちょっと待ったぁ~!!!!!」」 司「ん? そろそろ筆者から始めろって言ってきているぞ? って、聞いていないな」 新太「暫く、ああしておくしかないか……」 ミキ「そうね。 始めちゃいましょう!」 司と真太とミキ「「「”もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第9章、はじまりま~す! 瀧(くん)、三葉((さん))(ちゃん)、お誕生日おめでとう!!!!!」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 住民たちの説得に失敗したばかりか、藪蛇で瑞穂に暴力を振るわれそうになって楢太郎と未来たちに庇われた事に落ち込み、一度引き上げてきた二葉だったが、その様子を見かねた宵子からの喝でようやく立ち直る。 そんな中、俊樹の叫び声が貴司の家の中のどこからともなく聞こえてきた。 一方の俊樹は正井孝典の魔の手を潜り抜けてようやく貴司の家に転がり込む……だが、俊樹に待っていたのは誰も居ないもぬけの殻となった家だけだった。 そして俊樹は二葉に向けて叫んだ。 二葉は居ても経っても居られず、俊樹に向けて叫ぶとともに俊樹の居る方向に向けて走り出し、貴司達も後に続く。 俊樹も二葉からの声が聞こえ、貴司の家で待っていたメスのライチョウと共に二葉を探す。 そしてようやくお互いのカタワレが居る場所にたどり着いた……貴司の家の玄関で、桜と橘の木がある場所である。 そこに、日没が訪れ……昼と夜の境があいまいになる僅かな時間”カタワレ時”がやってきて、俊樹と二葉はようやく元の姿に戻って再会を果たし、お互いの想いを確かめ合った。 ”カタワレ時”が終わってお別れになる直前、雷に打たれたであろう二葉の世界の正井孝典が俊樹と二葉を殺すべく2人に迫り、俊樹はとっさの判断で二葉と自分が離れ離れにならないように組紐と自身のスカーフを自分と二葉の腕に括り、同時に二葉の唇の初めてを自らの唇で奪い、援護として貴司と明子と宵子と昭典と充輝と睦月と望美と博樹が、俊樹と二葉を正井孝典の手から離すべく、2人を貴司の家の内側に引き込んだ…… 結果、正井孝典は”カタワレ時”の時間切れとともに消滅したが、二葉の姿は俊樹と共にあった。 自分たちが時を越えるばかりか、大きな過ちを犯してしまった事に気づく一同だが、今は目の前の危機を乗り越えるべく、作戦を開始し、貴司の家から大和郡山までお互いの片割れ同士と共に走り出した。 そして避難は無事に成功し、住民たちは全員が生存した事で歴史は変わった。 だが、まだ終わっていなかった……生駒山脈の峠の上でその様子を全て見ていた文子が、満を持して疲れ果てた俊樹と二葉と貴司たちに自らの因縁を終わらせて逆襲を果たすべく、襲い掛かってきたのだった!!!!! 追記1・キャプションを追加しました。 追記2・誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記3・キャプションを加筆修正しました。 追記4・誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記5・誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記6・第10章へのリンクを追加しました。 追記7・誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記8・誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。80,277文字pixiv小説作品 - もしも君の名は。外伝
第5章「東京Crisis……前編 世界最悪の女と2人の宵明け」
中川貴司「今回はオラたちみたいだな。 いよいよ明子と宵子の奪還から始まる大作戦の始まりだ!」 葉山昭典「おう! 楽しくなってきた! 昔の事がつい昨日のようで、ワクワクするぜ!」 俊樹「お前ら、何時になっても楽天家だな……」 充輝「いいじゃないか、俊樹。 これが司(つかさ)君達の彼らによる彼らたる所以なんだから」 俊樹「そういうお前はニヤニヤしながら、悪乗りするんじゃない」 博樹「報道される内容しか知らないですけど、東京駅でこんなことがあったんですね……」 二葉「8月31日に東京行きってことは、とうとう明(あかり)さんと宵(よい)さんが出てくるの? 私、どんな人なのか会ってみたいんよ……」 俊樹「二葉まで……!? 全く、仕方がないな。 ところで司(つかさ)、東京では”あの女”が待ち構えていたじゃないか!?」 貴司「そうだなぁ~……オラたちの行く先には必ず居たな。 ”お前たちの行動なんてお見通しだ”、みたいに仁王立ちしてな」 二葉「奈良の東大寺南大門の仁王様みたいに立っているのですか?」 昭典「ああ。 それと同時に、あの日はお前らの嫁さんとも東京駅で会ったんだったな。 充輝。 博樹」 博樹「東京駅で会ったんですね。 おかげで、僕らは明日を生きる希望(のぞみ)を持てたのかもしれませんね」 二葉「そろそろ筆者さんが始めるって号令を出しているから、ネタバレはほどほどにして始めましょう」 貴司と昭典と俊樹と二葉と充輝と博樹「「「「「「「「”もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第5章、はじまりま~す!」」」」」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 増水して濁って今にも氾濫するのではないかと危惧された大和川の調査が一通り終わり、後は大和郡山市長の昭典の父親への説得と奈良県知事の俊樹と博樹と充輝の祖父への説得に行くまでの日程を決める段取りが整った。 そんな中、貴司と昭典は二葉入り俊樹が何かを言い出そうとして躊躇っていたこともあり、その禁を破って敢えて尋ねた。 言い出すべきかそれとも話さないかを迷っていた二葉だが、これまでの生活や調査などで助けてもらっていた恩もあり、思い切って話すことにした。 二葉が話した内容とは、貴司たちや俊樹が”あの増水して濁った大和川や支流の川が1976年9月1日に大和郡山市内や各地で堤防が決壊して氾濫し、大勢の人々と共に決壊して押し寄せた水に飲まれ、全員が死亡し、貴司と明子の遺体の身が大阪で発見される”という二葉の時代で調べた事実だった。 到底信じられない事実に唖然とするが、今まで調べてきた大和川の様子もあるので起きても不思議ではないと納得した貴司たちは、全員が生き残るという目標と決意を新たに、7月16日に二葉入り俊樹を代表に、昭典の父親と俊樹と博樹と充輝の祖父への説得に臨み、説得に成功した。 説得成功後、貴司と昭典と充輝と俊樹または二葉入り俊樹が掛け持ちで、かねてより作戦が寝られていた明子と宵子の救出作戦へと乗り出すことになり、その作戦内容を話し合おうとした時だった…… 一方の俊樹もとい、俊樹入り二葉も糸守で自分たちが死んでいるという事実を掴み、1人だけで声を押し殺して泣いていたが、貴司と昭典が飼っていた雄のライチョウ”シロ”が目の前に現れ、二葉宛の遺言ともいえる手紙を受け取った。 その翌日、俊樹は入れ替わりが元に戻らず、引き続き二葉入り俊樹になっている事実を知り、二葉への手紙の内容を伝えられない事に愕然とした一方で、二葉の残したノートの記述には、”自分の結婚相手が勝手に決められてしまった”と愚痴や苛立ちを募らせていた事をうかがわせていた。 二葉と公一の結婚相手が決まった噂は既に町中に広まっていて、二葉の友人たちの間でも話題に上がり、有花は”早くくっつけ”と急かすが、俊樹自身は公一の事を実年齢もあって弟のように見ていたこともあり、英男からの質問にも公一と共に”姉弟”と答え、お互いに恋愛感情がないという認識で一致し、英男や恵美や直紀や寛人も”無理して急ぐ必要はない”と促した。 そんな中、通学路の途中で公一の父親が公一に対して”今ここで進路を決めろ”と急かし、公一の答える前の逆質問に対しても一蹴した事から、自分の父親への疑いが確信に変わった公一は自分の意志”糸守を出て、多くの困っている人の為になる仕事に就く。”を明確にするが、父親に殴り倒され、更には馬乗りにされて暴行を加えられた。 これに追い打ちを掛けるように町民たちからも傍観者としての心無い言葉を掛けられる様子に、俊樹は心を痛めると共に、これが貴司と昭典が言う”二葉の命の危機”だと知った。 俊樹は二葉に心の内で詫びるとともに、公一の父親の胸ぐらを掴んで、二葉と自分の分の文句をぶつけたのだった。 また、俊樹入り二葉の肩には昨日手紙を届けたライチョウの”シロ”の姿もあった。 突然の事に腰を抜かして怖気づく公一の父親だが、俊樹はそんな公一の父親をぴしゃりと断罪した。 更には、糸守町の上空に掛かる入道雲から雷が俊樹入り二葉と”シロ”目掛けて落ちたが、俊樹入り二葉と”シロ”は五体満足で怪我も無く生還し、二葉の友人たちを安堵させた……この様子を見て、公一の父親が自分が取り返しのつかない事をしようとしたことに気づいて心が折れ、背後に居た町長の恵美の父親に背負われる形でその場を後にした。 更には、いつの間にかこの様子を見届けていた大樹と言葉、そして公一の母親が現れて、二葉と公一の婚約は破談する通牒を叩きつけ、婚約は白紙になった。 俊樹は改めて二葉への好意と二葉からの好意を理解し、その日の終わりにノートに自分の二葉への告白を書き、”シロ”の持ってきた手紙と併せて一日を終えたのだった。 追記1:第6章へのリンクを追加しました。 追記2:文章表現の誤りや矛盾並びに表現不足の個所を確認した為、加筆修正しました。 追記3:キャプション並びに本文を加筆修正しました。 追記4:主人公たちが乗車する列車の時刻並びに列車名を追加の上、行き先再確認やそれに伴う誤字を加筆修正しました。 引用元:「日本交通公社出版 国鉄監修 交通公社の時刻表1976年9月号」 追記5:誤字脱字並びに、文章表現の誤りや矛盾並びに表現不足の個所を確認した為、加筆修正しました。 追記6:誤字脱字を確認した為、加筆修正しました。30,497文字pixiv小説作品 - 大和の国の庭より~
大和の国の庭より~西へ……予告編2(関西弁バージョン)
大和の国の庭より~西へ……予告編2となります。 本編の前に予告編を2作投稿します。 標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計2作の予告編となります。2,688文字pixiv小説作品 - Sygnus!シリーズ
第15話 平成・関ケ原の合戦・前編……野望に満ちた合戦場
皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第15話となります。 現在連載中の”もしも君の名は。 ~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 淡島麻子「うふふふ……前回のお話から、大分かかったようね、筆者さん? 退屈過ぎるから、貴方の許に直談判する策を考えていた所よ? 行動に移す前で幸運だと思った方がいいわ」 小宮鶴羽「統合幕僚長の言う通り、どうしようもないですね。 前回に有本富士鷹と有本淑子に駄目出しされておいて、この体たらくっぷりでは……筆者の行く末と人間としての器が知れますね。 これでは反面教師にすらなりません。 恥を知りなさい!」 小林銑十郎「加えて、そんな年で既に未来にも現在にも過去にも悲観しているとはな……全ては貴様のこれまでで逃げ続けてきた行動の結果だ。 今からでも遅くはない。 我々に文句を言いたければ、直ぐにでも己の過ちの清算を始めて、独り立ちして来ることだな」 淡島麻子「それはさておき、この数か月で”白鳥”はより腕を上げたみたいね。 ただ、装備の性能と未知の粒子の性能のおかげで優位性を保っている心算だけど、その虚勢が何時まで持つかしら……?」 小宮鶴羽「装備の性能だけならば藤原数多には勝手拘束出来てはいない以上、実力があるのは間違いありません。 後は、”白鳥”が装備する機構からあふれている謎の粒子……この粒子の正体さえ特定して弱点を炙り出せば、海兵隊や艦隊一個師団で包囲し、我々の戦術で補給路と逃走経路を断てば、万事休すとすることが出来るでしょう」 小林銑十郎「幸い、我々一個師団も若狭湾で待機している身です、淡島統合幕僚長。 海兵隊だけに活躍を独占などさせませんので、ご安心を」 淡島麻子「うふふふ……期待しているわ。 では、そろそろ始めましょうか……私たちの戦いを」 淡島麻子と小宮鶴羽と小林銑十郎「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第15話 平成・関ケ原の合戦・前編……野望に満ちた合戦場 総員、出撃せよ!」」」 -------------------------------------------------- -------------------------------------------------- 追記1:暫定版として、マイピク限定で公開しました。 追記2:第16話完成に伴い、一般公開に切り替えました。 追記3:登場人物の台詞を修正しました。 追記4:キャプションを加筆修正しました。 追記5:誤字脱字を加筆修正しました。31,873文字pixiv小説作品 - 大和の国の庭より~
大和の国の庭より~東へ……東京予告編2(関西弁バージョン)
大和の国の庭より~東へ……東京予告編2となります。 本編の前に予告編を4作投稿します。 予告編の内2作の舞台は東京、残り2作の舞台は奈良です。 更に標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計4作の予告編となります。3,202文字pixiv小説作品 - もしも君の名は。外伝
第3章「間に合えた二人~呼び戻しのカタワレ時」
瀧「ようやく、お前の親父さんとお袋さんが会えたな、三葉」 三葉「うん。 お母さんは2年間を糸守で待つ事しか出来なかったけど、お父さんは14年もお母さんの事を探してたんやね。」 瀧「前回の最後のページを見たけど、何だか嫌な予感がするんだよな、この予告……運命の2人は会えたけれど、このまま一気にハッピーエンド、という展開にはならなさそうだぜ……?」 三葉「そうやね……お祖母ちゃん、お祖父ちゃんが反対しているのにお母さんの結婚を勝手に決めてもうとるし……なんか、チンピラかヤクザみたいな男が糸守を門戸入のお爺さんと一緒にうろついているみたいやし……」 瀧「そういえば、三葉のお袋さんって原作の外伝小説でも泣いているシーンが見られないよな……」 三葉「うん……お母さん、私や四葉の前で泣くことは一切無かったし、昔は解らなかったけれど、今だから何か我慢している……そう思うんよ」 瀧「そっか……まっ、横道に逸れるのはそこまでにして、筆者から始めろって指示が出ているから始めるぞ、三葉」 瀧と三葉「「”もしも君の名は。 ~糸の監獄(いとのおり)脱走大作戦” 第3章、はじまりま~す!」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 入れ代わりが終わってその時の記憶を失った宮水二葉は、家庭内事情や母親の宮水一葉の強い意向もあり、大学への進学を断念せざるを得なかった。 だが、自分の知らないうちに嘗て二葉自身が潰したらしい門戸入公一と二葉の結婚の話が一葉の焦りを利用した門戸入勇一と彼の背後に居る黒幕によって復活してしまい、二葉と公一は窮地に立たされてしまう。 そんな中、二葉は父親の宮水大樹から齎された来客の情報を知り、来客の待つ応接室に父親と母親と共に向かうと、その来客は二葉が待ち望んでいた”彼”であり、ようやく邂逅を果たした…… だが、これはこれから起きる糸守全体を揺るがす大事件の、序章に過ぎなかった…… 追記:前回のあらすじを追加しました。 追記2:誤字が見つかったので修正しました。 追記3:第4章へのリンクを追加しました。 追記4:誤字が見つかったので修正しました。 追記5:誤字が見つかったので修正しました。 追記6:誤字や内容の矛盾点と文章の不足があったので、加筆修正しました。21,458文字pixiv小説作品 - クアトロ・アーラ
第06話 真実の向こう側
青春群像劇のシリーズものにしようとイメージしていましたが、なかなかうまくいきませんなw 今回の話は、不登校になってしまった博之くんが心配になった中里先生が溝口家を訪問します。 そこで聞かされた話とは・・・。 前半は博之が学校を飛び出した後の話。後半は中里先生が家庭訪問する話です。 坂本ワールドお得意のある人物が登場しますが、彼はこの物語には全く関わりません。 いわゆる顔見世レベルかなw4,503文字pixiv小説作品 - 大和の国の庭より~
大和の国の庭より~西へ……予告編1
大和の国の庭より~西へ……予告編1となります。 本編の前に予告編を2作投稿します。 標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計2作の予告編となります。2,657文字pixiv小説作品 - あなたの名は。
『あなたの名は。』 第五話:あなたの名は。
いよいよ終わりが見えてきました。 ここまでお付合いくださり、本当にありがとうございます。 次のお話でラストとなります。 下記設定を考慮した上でお読みいただくのを推奨いたしますので、よろしくお願い致します。 ・本編後の物語となります。 ・君の名は。AnotherSide:Earthbound の設定を多く含みます。 ・SF要素を含む物語展開が起きます。 ・瀧三要素はありますが、一部となります。 ・瀧が過去へタイムトラベルし、三葉の両親の馴れ初めを少し曲げてしまい、それを戻そうと奔走するバックトゥなんとかな要素を含みます。 以上を踏まえ、ご覧くださいませ。5,282文字pixiv小説作品