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概要

アニメ映画『君の名は。』の主人公、立花瀧宮水三葉のカップリング。

本来出会うはずのない、都会に住む男子高校生の瀧と辺境の田舎町に住む女子高生の三葉の二人は、ひょんなことから互いの人格が不定期に入れ替わるという奇妙な現象に巻き込まれ、それに対して動揺しながらも互いにルールを決め会うことでなんとかそれをやり過ごそうとする。

奇しくも2人の学年はどちらも同い年の高校2年生であったため、学業の面では支障はなかったものの、それでも二人ともに自分勝手な行動をし、それによって周囲から白い目で見られたり、私生活に支障が出たり、環境が急変するなどで互いに不満を持ち、当初の関係はあまり良いとは言えなかった。

だが交流を深めるうちに、互いの長所が見えるようになって次第に心を許しあえる関係となり、やがて二人の間には慕情が芽生え、両者ともに直接会いたいと望むようにすらなる。

瀧がバイト先の憧れの先輩である奥寺ミキと不意打ちという形でデートをすることになった際には、三葉は彼にアドバイスを送るなど、困った際には助けようとする姿勢も見せた。

なお『君の名は。』のブルーレイの特典のブックレットの質問コーナーの79ページの左下で、新海誠監督はなんとなく瀧と三葉の誕生日は12月1日だと言及している。

関連タグ

君の名は。 立花瀧 宮水三葉

君のその後は。 ミツハ酸タキニウム / タキニウム / ミツハニウム

NL

※ここから先は物語の重大なネタバレとなっております。

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ネタバレ

真実

三葉のアドバイスも虚しく、結局ミキとのデートの結果は微妙なものとなってしまった瀧。落ち込みつつも、結果を三葉に直接報告するために瀧は彼女に電話をかけるも、どういうわけか電話は繋がらず、彼は訝し気に思いながらも諦めてそのまま帰路につく。

またそれ以降、なぜか三葉との入れ替わりが発生しなくなったことから、瀧は三葉に直接会いに行くことを決意し、自らが描いた三葉の住む町のスケッチ記憶を頼りにミキと友人の一人である藤井司と共に三葉を探しに向かう。

当然三葉の捜索は難航するも、たまたま立ち寄ったラーメン屋の夫婦がスケッチに描かれた場所が糸守町であることを教えてくれた(店主が糸守の出身であった)ために何とか場所を突き止めるが、そこで彼が目にしたのは、自らが見てきた光景とはあまりにもかけ離れた糸守の姿であった。

実は、糸守は3年前に発生した隕石落下による未曾有の大災害によって壊滅し、住民の3分の1に当たる500人がそれによって死亡していたのである。

つまり、瀧と三葉の2人が住む世界線には3年というタイムラグが存在していたのであった(また、これにより2人の年齢も本当は同い年ではなく、三葉の方が3歳年上であるという事実が判明した)。

三葉も瀧とミキとのデートが気になり、(瀧に直接出会うという目的も兼ねて)遠方からはるばる東京を訪れ、そこで奇跡的に瀧と対面を果たしたものの、当時の瀧は彼女と入れ替わりが起こる前であったため当然三葉の存在など知る由もなく、彼女から声を掛けられた際も「お前、誰!?」と動揺していた。

そのことに激しくショックを受け落ち込んだ三葉だったが、去り際に瀧から名前を尋ねられ、その際に自分が三葉という名前であることを告げた上で、自分の髪を止めていた組紐を瀧へと託した。

この組紐は以降、瀧がお守り代わりとして自らの手首に時々巻きつけるようになる。

その後三葉は糸守に帰郷し、地元で開催されていた秋祭りに参加しようとしていた最中、先述の災害に巻き込まれ死亡してしまう

即ち「本来出会うはずのない2人」とは、距離的に2人は出会えなかったということではなく、「物理的に」、「時間的に」2人は出会うことは出来ないという意味だったのである。(つまりはいかなる物理的手段を用いようとも、両者が互いの交流の記憶が存在する状態で直接対面するというのは事実上不可能ということになる)

思わぬ事実を目の当たりにし激しく落胆する瀧。しかし隕石災害を調べるうちに、宮水神社の御神体があの世と繋がっている伝説があるのを思い出し、そこが災害の影響を受けていないのを知ると宿泊した宿で一眠り着いたのち、再度三葉と入れ替わりを起こすべく宮水神社の御神体が納められている洞窟へ向かう。

~最後の入れ替わり、そして出逢い~

御神体の納められている洞窟に着きその奥にある祠に奉納されていた三葉の口噛み酒を見つけた瀧は、これを飲めば再び入れ替わりが起こるかもしれないと思い、その口噛み酒を口にする。

すると立ち上がった際に足を滑らせ転倒し、その拍子で自らの意識に三葉の死の直前までの記憶が流れ込み、隕石災害の際の記憶を目にすると、そこにいた三葉に向かって逃げるよう必死に言い放つ。

そして目を覚ますと彼は見事三葉と入れ替わっており、その直後に三葉の妹である宮水四葉を目にしたこともあってまだ隕石が落下する前だったことを知ると泣きじゃくりながらそれに安堵する(四葉は気味悪がって逃げ出してしまった)。

センシティブな作品

早速隕石災害から住民らを守るために行動し、三葉の友人である勅使河原克彦名取早耶香と共に隕石落下までに住民たちを隕石の被害を受けなかった場所の一つである糸守高校の校庭避難させる計画を立てる。その準備を進める最中、夕暮れ時になって御神体のある山に三葉がいることを察した瀧は、克彦から自転車を借り大急ぎでそこへと向かう。

一方の三葉はふと目を覚まし、自分が瀧と入れ替わっていることを把握すると彼が倒れていた洞窟を出て町の様子を見るべく丘を登ると、隕石落下によって壊滅していた糸守の光景を目の当たりにする。それを見た彼女は自らの死の直前の記憶を思い出し、激しく動揺する。

すると神体へ到着した瀧が大声で三葉の名前を呼びそれを聞いた三葉も返しに大声で瀧の名前を呼ぶ。声は聞こえつつも、互いの姿が見えないために同じ場所を彷徨い続ける瀧と三葉。しかしカタワレ時が来ると、ついに互いの姿が視えそれを拍子にそれまで入れ替わっていた二人の人格も本来の肉体へと戻る。

かくして瀧と三葉の二人は時空を超えてついに直接出逢うことが出来たのであった。

隕石落下の危機もつい忘れてしまうほどに、お互い直接対面できたことを喜び合う二人。瀧から入れ替わりを起こすために自分の口噛み酒を飲んだことを知らされた三葉は恥ずかしさから、入れ替わった際に自分の胸を揉んでいたことも合わせてそれに対して文句を言う。

そして先に彼女が三葉と知り合う前の自分に会いに来たこと知った瀧は「先に会いに来るんじゃねぇよ」と笑いながら言い、三葉もそれに笑顔で受け答えると、瀧から入れ替わりが起こる前の彼に渡していた自らの組紐を返される。

これらの第三者から見てなんとも言えない微笑ましさを感じさせるやり取りを交わした瀧と三葉だが、そうしている間にも隕石落下のタイムリミットは刻一刻と迫りつつあった。

瀧は、三葉に糸守の危機と住民の避難計画のことを伝えると、以後二度とお互いの名前を忘れぬよう掌にマジックペンで自らの名前を記すことを提案し、三葉もそれに賛成する。瀧が三葉の掌に名前を書き終えると、三葉も瀧の掌に名前を書こうとしたが、その時カタワレ時が終わってしまったことで時空が途切れ再び二人は離れ離れとなる。

唐突に三葉と別れたことで、激しく動揺する瀧。しかしそれでも三葉のことを忘れぬよう彼女の名を必死に連呼する彼であったが、しばらく経つと三葉の名前も思い出せなくなり、彼女との交流の記憶が失われつつあることを感じた瀧は「君の名前は!?」と大声で叫び続けた。

一方の三葉も瀧と突如に別れたことによって動揺するも、彼から託された通り糸守の住民たちを救うべく行動を開始。そして変電所で克彦と出くわすと、施設を爆破し役所の電波を乗っ取ったのを機に計画を決行するが、準備が不十分な状態だったがために計画は思うように進まず、やがて学校の放送室から住民たちに避難を呼びかけていた早耶香が居場所を突き止められて教師たちに連行されたことで避難誘導が打ち切られ、その場で待機するように呼びかける役場からのアナウンスが町中に流されてしまう。

このままではいけないと必死になる三葉は宮水神社に着くと瀧との交流の記憶が失われつつあるのを知ってパニックに陥り、「"あの人"の名前が思い出せんの!!」と克彦に訴えかけるが、彼は「んなもん知るかアホ!これはお前が始めたことや!!」と叱責して父親である町長(宮水俊樹)を説得するよう指示し、それで我に返った彼女は急いで役場へと向かう。

それでも瀧との交流の記憶が失われつつあることに涙を流す三葉は、ふと瀧の名前を思い出すべく掌を見ると…

そこに書かれていたのは「すきだ」瀧が自らに対して抱いていた想いであった

三葉「これじゃ…名前…わかんないよ」

そして役場に辿り着くと、父・俊樹のいる町長室に入り必死で俊樹を説得する三葉。

それに応じた俊樹は避難訓練の名目で住民に学校の校庭に避難するよう呼びかけ、住民たちは指示通り学校の校庭へと避難する。

そしてタイムリミットとなり、案の定隕石は糸守を直撃し町を壊滅へと追いやるも、すでに住民の殆どは避難を済ませていたためその影響を受けずに済み、無事糸守の住民たちの命は救われたのであった(なお、映画本編では、このあたりの出来事は断片的にしか描写されていない。時間的な制約によりカットしたのか、演出として意図的にそうしたのかは不明)。

その後

糸守の隕石災害から8年が経ち就活に明け暮れる瀧と、四葉と克彦、早耶香と共に東京に移り住み、そこでとある企業就職していた三葉は、互いに交流の記憶を完全に失いそれぞれ平凡な日常を送っていたが、両者ともにずっと誰かを探している感覚は持ち続けていた。

そんなある日、電車(E231系)の中で向かいを通して目が合ったことから、二人ともに慌てて電車から降り、街中を懸命に探しまわる。

そしてついにとある階段の上下を挟んで互いに目を合わせるも、当然すでにお互い見ず知らずの関係も同然であったことから言葉も掛けずにそのまますれ違おうとする。

しかし瀧は意を決して三葉に向かって

「あの、俺…君とどこかで…!」

と声をかけ、それに対して三葉も

「私も…」

と受け応えた。

こうして本来出会うはずのなかった二人は、壮絶な危機を乗り越え、ついに出逢うことが叶ったのである

そして俺たちは、同時に口を開く。

いっせーのーでとタイミングをとりあう子どもみたいに、私たちは声をそろえる。

――君の、名前は、と。

pixivでは?

カタワレ時に2人がようやく対面を果たした際の様子は本作でも屈指の名シーンの1つに数えられており、pixiv上でもこのシーンを描いたイラストが多い。

また、無事再会を果たした2人のその後を描いたイラストも投稿されている。

どうか、末永くお幸せに…。

※ここから先は絵コンテ集、第2弾のパンプレット、小説、新海誠展、君の名は。AnotherSide:Earthbound、漫画、映画『天気の子』のネタバレとなっております。

絵コンテ集、第2弾のパンプレット、小説、君の名は。AnotherSide:Earthbound、漫画

絵コンテ集

瀧が日記で三葉に、「悪口っぽいこと言われてたので、机を蹴って黙らせた。お前はもっと堂々と生きろ」と励ましている図がある。

前前前世でのバス停付近のカフェで、実は瀧「お洒落カフェ、作ってやったぜ」三葉「町のバス停になにしてくれてんのよ!」瀧「どうせバスなんか来ねえじゃねえか!」の瀧三のやりとりがあったのが判明している。

御神体で瀧入り三葉が三葉の口噛み酒の瓶子をじっと見つめている時の説明に「三葉への不思議な想い(に気づく?)」と書かれている事から、この時に瀧は自身の三葉への好意に感づいたようである。

またカタワレ時が終わった時の瀧の説明に「ついさっきまで三葉の体温のあった手に、そっと触れる」と書いているが、瀧は三葉の体温を追っていたのである。2021年でも瀧は右手をじっと見つめている事から、記憶が失っても瀧の手は三葉の温もりを忘れていなかったのである。

なお三葉も瀧の手が触れた自身の右手を、OPや大人になった後でも見つめている事から瀧と同じ状態だと思われる。

第2弾のパンプレット

新海誠監督が入れ替わりの時系列について解説している。

9/2・・・・初めての入れ替わり発生。三葉の初回の入れ替わりは映画本編では描かれてない。

9/3・・・・三葉は授業中にノートの「お前は誰だ?」(前日三葉に入れ替わった瀧が書いた)に気付く。

9/5・・・・2度目の入れ替わり発生。瀧に入れ替わった三葉がカフェでパンケーキを食べ、瀧のバイト先で働く。映画本編での描写はないが、三葉に入れ替わった瀧は糸守にいる。

10/2・・・・三葉に入れ替わった瀧が御神体へ口噛み酒を奉納。映画で描かれてない日も含めた11回目の入れ替わり。

小説

始めてのバイトが終わった後、瀧に入れ替わった三葉は電車の窓ガラスに映った瀧の顔に好感を持ち、更に大変な一日を共に乗り切った戦友みたいな親しみを瀧に感じる。

瀧は三葉と話したい、彼女となら気楽に話せられると思っている。入れ替わりながら体験を交換する事でお互い話し合っているので三葉と特別に繋がっている関係だと瀧は中盤で自覚する。

カタワレ時で三葉が組紐でカチューシャのようにした時、実は瀧はその時の三葉の髪型が子供っぽくて似合ってない黒髪ロングの方が好きだと感じてた。しかしさすがにここは褒めなきゃいなけいと瀧は三葉の髪型を褒めるが、三葉は瀧が嘘をついているのを見抜いて怒った。

糸守を皆を救おうと三葉に入った瀧は三葉の目は友達を見るとほっとする三葉の指先は制服の形を覚えているのは体の至所に記憶があると自覚する。

よって2021年大人になった瀧が彼に入れ替わった三葉と同じようにじっと鏡で自分の顔を見つめたり東京の風景を眺めているのは三葉の行動を瀧の身体が覚えているからである。

新海誠展

君の名は。のイメージボードに「糸守は山が高く相当見上げないと空が見えない」「東京の方が空が広い」と書かれており、瀧三の置かれている状況を比較出来る。瀧三がどちらともお互いの風景を見とれている。

「君の名は。」Blu-rayの特典のビジュアルコメンタリー

瀧役の神木隆之介三葉役の 上白石萌音 とRADWIMPSが映画本編についてコメントしている。

ビジュアルコメンタリーのRADWIMPSによると、キスとか口付けする代わりに口噛み酒でそういうニュアンスを出したかったと新海監督が話していたと明かした。

瀧入り三葉が一葉に「おや、三葉……あんた今、夢を見とるな?」に言われた直後に東京の元の身体に戻った瀧が涙を流した理由について、神木は入れ替わった時の今まで楽しくやってきた事じゃない予感がどんどんしたのではと解釈した。

奥寺先輩とのデートの音楽が切ないのは、三葉の瀧への淡い恋心を表している。

またこの音楽は三葉が瀧に会いに東京に行ったシーンでも使われる。

デート中どうしても奥寺先輩だけの気持ちになれないどこかしら三葉が残るという気持ちだと神木が発言している。

瀧がペンで道をなぞるじゃないですかできます一回行った山道を地図でなぞる入れ替わるのが瀧くんで良かった、瀧が迷いなく三葉の口噛み酒選んだのは偉いと、萌音は三葉を助けに行く時の瀧の行動に称賛した。

瀧のイメージっていうのはもしかしたら見る側は三葉を通したイメージその逆もそうかもしれない

、とRADWIMPSは感想を漏らした。

カタワレ時で瀧が目を閉じて「三葉」とうい所は胸キュンポイントカッコいいと、萌音はグッときていた。

RADWIMPSは一回振られているからね(中学生瀧と三葉のやりとりより)ここは男が行くしかないと指摘している。

なんでもないやはふたりのための歌。映画の全てが詰まっている。

君の名は。AnotherSide:Earthbound

瀧主人公の話では、三葉に入った瀧が彼女の体に戸惑いつつも新発見する様子が男子高校生らしいリアクションでコミカルに描かれている。

人々に三葉はよく分からない人物という評に対して(三葉は家柄と周辺環境でなるべく自分を出さないようにしている)、瀧だけは彼女を本当はさぼってもいいはずのバイトを失敗をしつつも憶測と愛嬌でひととおりこなす凄い度胸のある子だと認めている。

瀧が三葉に惹かれる過程は必見である。

四葉主人公の話では最近の姉の奇行と身なりと急にイタリアン料理作るようになったのは、彼氏が出来て彼氏に合わせているからだと四葉が推測している。四葉が姉が変わった原因は彼氏だと思ってるので、入れ替わり前は三葉に好きな人はいなく、三葉の初恋は瀧の可能性がある。

また三葉を心配する四葉に三葉がお互い自由に生きていいと諭すなど、瀧の人生を体験する事で三葉は少しタフになったのが窺える。

漫画版

親と喧嘩した時にどうしているか尋ねる三葉に、瀧は「うちのオヤジとうまくやってんじゃん そんな感じに話せばいいんじゃねえの」とアドバイスしている。

父より仕事場に来た瀧に入った三葉は寂しそうだったと知って、瀧は何かを感じている。

三葉は瀧のスマホに「実際には瀧くんとは会ったことないんだよね 私は君が羨ましかったけど 君にだって大変なことがたくさんあるんだって入れ替わってしったよ いつまでこうして入れ替われるのかはわからないけど 会えたら君に言いたいことがあるんだ 瀧くん 私はね」というメッセージを残している。

瀧は三葉を喜ばせるためにバス停の前にカフェ作っていた。

三葉の組紐はもともとは母二葉の物であり、三葉が大切な人に会えた時に道に迷わないようにと願いを込めて二葉が三葉に組紐を贈った。このエピソードを想うと三葉と中学生瀧の初対面、カタワレ時の瀧三の出会い、大人になった瀧三の再会が感慨深く感じられる。

2021年は映画の瀧視点とは逆に、漫画版では三葉視点のストーリーである。過去を振り返った三葉が2013年の町民全員の避難で「あの時あの日の軌跡を一緒に喜んで欲しい人がそこにいない気がした」という心中を明かしている。

三葉の東京の暮らしは充実していたが、何かが抜けている気持ちにとりつかれていた。

男性からお食事のお誘いのメールが来るシーンもあるが誘いに応じず、誰かを探している気持ちを抱き続けている。

映画・小説「天気の子

同作では瀧と三葉がそれぞれ別々に登場する。一種のカメオ出演である。(他に「君の名は。」登場人物では四葉・克彦・早耶香が登場するが、その姿が一発で分かるほど目立つのは瀧と三葉だけ)。

同作でのポジションは、瀧は森嶋帆高天野陽菜天野凪らが運営する「晴れ女」のウェブサイトに依頼を行った立花冨美の孫として登場。

一方の三葉は、帆高が陽菜にプレゼントする指輪の販売店員として登場している。

三葉のその後は不明なのだが、終盤に帆高が冨美を訪ねるというシーンがある。

小説版では「冨美のお孫さんの結婚写真」が飾られていることが帆高の一人称の形で語られている。

ここで重要なのは、帆高が出会った冨美の孫は瀧一人であるということ。つまりこの写真を帆高が一瞥しただけで「孫の写真」と判断出来るということは、この写真が瀧のものであることが示唆されていることになる。

また、映画版ではこの時の富美は手首に組紐のようなものを身に着けている。組紐といえば宮水家の存在が思い起こされるところであるが…?

なお、「君の名は。」の公開は2016年で、瀧と三葉が出会ったのはそれから5年半後の2022年の春と推測される。一方「天気の子」の公開は2019年で、帆高が冨美に初めて出会ったのは2021年のお盆、再会して孫が結婚したことを知るのはその3年後の春(卒業式に出席した描写があることから3月以降?)なので2024年の3月以降と考えられる。このため、『天気の子』の物語が進行している時点で瀧と三葉が出会って結婚していたとしても時系列的には不自然ではない。

一方で、この作品だけ見れば、二人に接点があるかどうかは分からない。また、同作のラストの展開は、「君の名は。」における瀧の就職活動中の言葉や「天気の子」における東京の描写(雨が降り続いていて晴れの日がない)を照らし合わせれば、二つの作品世界における2021年(2022年)の様相にはかなりの差異がある可能性が高い。

そのため本作は単なるパラレルワールドという見方も出来る。

とは言え、わざわざそんなシーンを挿入したんだ。ファンサービスだと思って心の中で祝おう

コメント

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  • 君の名はIF 同い年の瀧三物語

    大学生と大学生 2回生その2

    夜分に失礼しますー 今日は投稿するまで寝れま10!とか言ってたらこんな時間になってしまいました。 2回生の夏~秋です。 ここから先はそこそこ時間の流れが速くなる予定です。 ここで宣伝を1つ 4月15日にエロ警s……げふん、よしよしさん企画の君の名は。花見が行われます 新宿御苑で桜みながら瀧三について語りましょうってやつです。 前回お邪魔した新年会に続き、皆で楽しく過ごせたらなあと思います! 興味ある方は下記ついぷらまでどうぞ http://twipla.jp/events/248241 ・瀧三は同い年設定(1999年生まれ) ・彗星はおちてません ・2人ともわりと入れ替わり時のこと覚えてたりします ・割と自分設定をぶっこんでます。 苦手な方は回れ右お願いします。。 前前章 17歳編 第1話 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7595265 前章 高3編 第1話 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7703615 今回の章  大学生編  1 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7803138 2 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7816075 3 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7833679 4 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7850606 5 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7868908 6 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7895765 7 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7911046 8 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7935438
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    君の名は。SS第四弾にして、「カタムスビ」シリーズ第三話。 三葉ちゃんの日常を書いてみました。 相も変わらずキャラ崩壊してますが、よろしければお楽しみください。 一応シリーズにしておきました。 これからもちょくちょく書いていこうと思います。 【追記】本作が2017年02月19日付の[小説] 男子に人気ランキング25位に入りました!ありがとうございます!
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    とうとう御神体の縁にたどり着いた瀧と三葉。眼下に広がる広大な景色に圧倒されながら、お弁当を広げるのでした。 とうとう平成最後の日になりました。そんなこともあって、記念に投稿します。 平成の30年間でも一番印象的な映画「君の名は。」いつ見ても新鮮で、輝きが色褪せない「エバーグリーンな作品」として、令和でも愛されていって欲しいです。
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    みなさまこんばんは。 本日12月6日は、丁度1年前の今日、自分が初めて君の名は。を観た日です(遅い)。 自分は結構流行りものと言うかブームというのが嫌いで、当初君の名は。も 「どうせ厨房御用達のくだらない恋愛アニメなんだろう」 と何の根拠もなく決めつけ、意識的に避けていました。 だけど1年前のあの日、仕事の帰り道、疲れ切ってささくれ立っていた自分の心を癒してくれるようなイラストが目に飛び込んできました。 それは地元の映画館に掲げられていた君の名は。のポスター。 何かしら運命的なものwを感じふらふらと劇場内に・・・ およそ2時間後、自分の頑なな価値観はあっさりと粉砕されていましたw 「もっと早く見れば良かった。自分のアホーッ!」 ほんと、食わず嫌いはいけませんね それ以来休日の度に劇場に通うという、遅れてきたマイブームw I-MAX版も観ました 英語主題歌版も観ました 日本語字幕版も観ました 爆音上映も・・・観られませんでした>< 心の渇きを癒すかのように先達の皆様の2次作品を探し求め、 気が付けば自分でも作品を投稿している始末ww 1年前には全く想像できなかった今の自分の姿に 君の名は。の恐ろしさを改めて実感している昨今でございます。 実をいうとこのお話、別の場所で別の機会に発表する予定だったのですが、ある事情によりそれが果たせなくなりこうして今ここに日の目を見ることとなった作品でありますw じゃあひょっとしてアレな作品なのか、といえば全然そんなことはありません。 いつもと同じように五葉を可愛く書くことに専念しております。 五葉可愛いよ五葉^^ もひとつ このお話は先日pixivに搭載された新機能・予約投稿を利用しております。 果たして当初の目論み通り 12/6 AM0:00 に投稿されるかどうか・・・ 自分でも楽しみです
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    光の交差点 第8話

    生きてました。。 投稿自体がもう4ヶ月半ぶりでそろそろ書くのやめたと思われるのではないかと危惧してたとこです。やめてません。。 三葉がひたすらもだもだして盛大な勘違いを生み、そしてある事実に少し迫るお話。 注意点↓ ・瀧三は同い年 高2 時代設定は2016年 ・三葉は高校からお祖母ちゃん、四葉たちと東京に出てきてる 等、割と自分設定をぶっこんでます。 苦手な方は回れ右でよろしゃっす プロローグ→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8828975 第1話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8885969 第2話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8907318 第3話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8979380 第4話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9109227 第5話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9157982 第6話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9410000 第7話 →https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10189480 ではどうぞ
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    監督さんからこの二人の未来について言及があったと聞き、書かずにいられませんでした。
  • 君の名は。詰め

    前回投稿作品にたくさんのブクマ、評価、読んでくださってありがとうございました。うれしいです! たきみつがかわいくてかわいくて。外伝小説二巻でないかなあ。 短編が4つほど詰まっています。外伝小説とか小説とかのネタも含んでいるような気がします。 1.入れ替わり時期。三葉の中の瀧の朝。 2.ED後。朝。年齢制限の描写はありませんが朝チュンのようなやつなので苦手な方は注意ください。 3.ED後。サヤちんのドレス選び。を背景にしたテッシーと瀧の会話。 4.ED後。3の帰り道。瀧と三葉。 アンケート閉じました。たくさんのご回答ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。 9/24付け小説DR35位、男子に人気3位 9/25付け小説DR28位、男子に人気53位でした。 たくさんの評価、ブクマ、閲覧ありがとうございます。
    13,833文字pixiv小説作品
  • 奥寺先輩にコーディネートして貰う三葉ちゃんと嫉妬する瀧君の話

    〈奥寺先輩にコーディネートして貰う三葉ちゃんと嫉妬する瀧君の話〉 奥寺先輩に全身コーディネートされて凄く大人っぽく可愛くなった三葉ちゃんと、それを見た周りの人達に嫉妬している瀧君が見たくて書きました。 三葉ちゃんが奥寺先輩の事をミキちゃんと呼び、奥寺先輩は三葉ちゃんの事を三葉ちゃんと呼んでいます。 この二人は出会ったら間違いなく一発で仲良くなるはずなので、すでに仲良くなった後の話です。 時系列的には、たきみつ同棲時期です。 奥寺先輩の様な、自分の良さを最大限に理解していて、その上で余す事なく美しく可愛い振る舞いをする女性も、もの凄く素敵ですし、三葉ちゃんの様な、凄く可愛いのに本人はそれに気づいていなくて圧倒的に擦れてない感のある女性もとてつもなく可愛いと思います。 三葉ちゃんの擦れてない感は、瀧君からしたら、可愛いけれど心配の種でもありそうですが、その関係もまた凄く素敵です。 奥寺先輩は三葉ちゃんと仲良くなったら、ぜひ奥寺先輩プレゼンツで三葉ちゃんを可愛くコーディネートするデートをして楽しんでほしいです。 そしてその姿を瀧君に見せて瀧君の反応を見てさらに楽しんでほしいです。 瀧君も三葉ちゃんも弄りがいがある子達だから、仲のいい周りの人から凄く弄られて愛されているイメージがあります。 今日も今日とて君の名は。が私の元気の源です( ´ ▽ ` )
  • ワンドロ「君の名は。」作品集

    【ワンドロ】 写真

    全国3000万の瀧三ファンの皆様、こんばんわ。 毎週土曜日の夜にツイッターで開催されている【ワンドロ(ワンライ):君の名は。】に投稿した作品です。 今回のお題は【写真】 以前にワンドロで書いた「記念写真」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9077880&uarea=series) の、その後を書いてみました。 一部修正しています。
  • あなたの名は。

    『あなたの名は。』 プロローグ

    君の名は。を6回観ても飽き足らず、ピクシブで投稿されている作品群にあてられて、とうとう自分で書き始めてしまいました。 下記設定を考慮した上でお読みいただくのを推奨いたしますので、よろしくお願い致します。 ・本編後の物語となります。 ・君の名は。AnotherSide:Earthbound の設定を多く含みます。 ・SF要素を含む物語展開が起きます。 ・瀧三要素はありますが、一部となります。 ・瀧が過去へタイムトラベルし、三葉の両親の馴れ初めを少し曲げてしまい、それを戻そうと奔走するバックトゥなんとかな要素を含みます。 以上を踏まえ、ご覧いただければ幸いです。
  • また、繋がる

    想い、募って

    第5話です。 今回から第2章突入です。 前回は全部瀧視点でしたが、今回は三葉視点になってます。 これからもこのシリーズを暖かく見守っていただければ幸いです。 それと、過去のシリーズを見直しましたが、誤字、脱字、空白、間違いの多い事・・・orz 修正いたしましたので、これからもよろしくお願いいたします。 追伸 本作が2017年03月01日付の[小説] 男子に人気ランキング 21 位に入りました! 皆さん、ありがとうございます!
    11,120文字pixiv小説作品
  • 俺の糸守高校・組紐の思い出

    君の名は。その後の二次ストーリーです。 ほぼ捏造ですが、ネタバレもありますのでご注意ください。 最初からネタバレしてしまいますが、瀧君の“夢物語”です。もしかしたらifなのかも知れません。瀧三は「婚約中(仮)」という状況で、お互いの家を行き来したり、ご近所デートを楽しんでいますが、最近瀧は仕事が忙しく疲れが溜まっております。この二人、もし本当に同級生で、クラスメイトとかだったら・・・というのは、誰もが考える事かと思いますので、そんな感じの軽いお話です。星が落ちたりとか、難しい事は起きません。瀧君もたまには休憩が必要です。 ★男子に人気ランキング23位をいただきました。 沢山のブクマ、評価、閲覧、ありがとうございます。感謝しております。 ☆メインのお話は「俺」で始まる瀧クン目線のものですが、その中に入りきらなかったサイドストーリー的な短編をシリーズとしていくつかまとめております。基本的には1話読み切りで書いていますが、だんだん長くなってきたので、多少他のお話のネタを引きずってるものも増えてきました。 よろしくお願いします。
    19,104文字pixiv小説作品

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瀧三
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