※ここから先は、映画本編における重大なネタバレとなっております。
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ネタバレ
概要
映画の終盤、共に東京で暮らしていた立花瀧と宮水三葉は、ある日偶然電車越しに互いの姿を見つけ、その後、街で遂に再会を果たす。
2人はかつて互いが入れ替わりを起こしていたことや、糸守町を未曽有の災害から救い出すために共に奮闘したことに関する記憶の一切を失っていたが、どこかで会ったことがあるような気がするという既視感は共有しており、互いに名前を尋ねようとするところで物語は幕を閉じる。
その後、2人の関係がどのようなものになっていったのかは誰にもわからない。
しかし、ファンの多くは、きっと2人がこの先も幸せな関係を築き上げていくことを願ったに違いない。
pixiv上でもそうしたファンたちによる、瀧と三葉のその後の様子を描いたイラストや小説が数多く投稿されている。
中には、交際やら同棲やらをすっ飛ばしてゴールインしてしまった様子を描いたものまで存在する。
三葉は瀧と同い年として入れ替わっていたものの、実際には3年間のタイムラグを生じていることから、この場合、三葉のほうが3歳年上の姉さん女房となる。
結婚後に子供も生まれて幸せな家庭を築いている様子を描いたものも。
余談
入れ替わりの時の記憶については、描き手によって様々な解釈がなされている。
再会すると同時にすべてを思い出すパターン、最初は覚えていないが共に過ごすうちに少しずつ思い出していくパターン、既視感は感じつつも結局記憶を取り戻せぬまま過ごしていくパターンの3つに大別される。
なお、記憶を取り戻すパターン(あるいは朧げながら記憶の断片が残っているパターン)では、瀧が入れ替わり中に家族として接していた宮水一葉や宮水四葉、友人として接していた名取早耶香と勅使河原克彦と親し気に接する様子が描かれることも少なくない。 → 「8年前の壊れてまったお姉ちゃんの中身とはまだ知らない」
なお映画本編では判りづらいが、ラストシーンの時点で瀧は就職しており(小説版では記述がある)、四葉も上京せずに飛騨地方に留まっている(こちらはコミカライズ版の3巻で言及されている)。
瀧三以外の作品
数は少ないが、早耶香と克彦のその後を描いた作品もある。
こちらは、映画本編にて結婚も視野に入れての交際をしていることが語られている。
逆に、上京した三葉が奥寺ミキと交流する様子を描いた作品や、瀧も含めた三人での交流を描いた作品もある。
本編では入れ替わりを通してしか面識のなかった2人だが、三葉は瀧よりも年上であり、恐らくミキとも年齢が近いであろうことから、割と息の合った様子を見せていることが多い。
こちらも数は少ないが、藤井司と奥寺ミキが糸守旅行の五年後、二人の右手薬指に同じ婚約指輪があった。
第二弾パンフレットでの新海誠監督への質問の回答に、裏設定と前置きの上で二人は婚約した事が明かされている。
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天気の子 - 新海誠監督による次回作。『君の名は。』の後日談とも言える作品であり、作中では成人後の瀧と三葉が登場しており、小説版では終盤に2人が結婚したかもしれないことを間接的ながら示唆する描写がある。また、特に瀧は主人公達とも交流がある