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おまえはいったい、どういうやつなんだ?

~三葉を取り巻く人々の心理を繊細に描く、スニーカー文庫だけの特別版~

概要

アニメ映画『君の名は。』の外伝小説。

原作新海誠
加納新太
原画・カバーイラスト田中将賀
挿絵朝日川日和
文庫角川スニーカー文庫
発行株式会社KADOKAWA
ISBNISBN978-4-04-104659-3
定価620円(税別)
ページ数269p

あらすじ(カバー裏より)

東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して――。新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の世界を掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。

内容

第一話~第四話の4話から構成されるオムニバス形式。

話数題名主人公
第一話ブラジャーに関する一考察立花瀧(瀧入り三葉)
第二話スクラップ・アンド・ビルド勅使河原克彦
第三話アースバウンド宮水四葉
第四話あなたが結んだもの宮水俊樹

映画や原作小説では描かれなかった(描き切れなかった)それぞれの立場・視点・行動が描かれている。

特に本編でほとんど描かれていない宮水姉妹の父・俊樹を主人公とした第4話は、彼と妻となる二葉との出会いから今日までについて描かれており、彼がなぜ最終的にそのような決断をするに至ったかに"結び"つく必見の内容になっている。

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君の名は。

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  • Sygnus!シリーズ

    第3話 天馬(ペガサス)との対峙

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第3話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。       -------------------------------------------------- 片桐祐司(以降・片桐)「え~と、今回は僕と龍馬と前田とキャプテン江戸川かい?」 中村龍馬(以降・龍馬)「そのようじゃあ。 私(わし)と白鳥の少年たちとの初戦を描いとるようじゃ」 白鳥麗華(以降・レイ)「スメラギさん、今更思うんだが……何で連絡が刹那と聖永とカストルに連絡が行き届かなかったんだろうな……?」 前田怜美(以降・スメラギ)「そういえば、そうね……たしかあの時は、此方が幾ら連絡しても通じなかったことは確認していたけれど、ようやく通じた時にはすでに交戦した後だったみたいね……」 レイ「おいおい、嘘だろ……? 自衛隊の基地の直ぐ近くだっていうのに、妨害電波でも出ていたっていうのか? それとも、通信可能領域外の個所が北海道やそれ以外の場所でも存在していたっていうのか?!」 片桐「前田、うちの龍馬がいきなり仕掛けてごめん……」 スメラギ「いいのよ、片桐君。 千歳周辺の住民や民家、そして新千歳空港や千歳空港への被害が報告されなかっただけでも良しとすべきじゃないかしら?」 片桐「それもそうだね……」 レイ「あんたは知っていたんだろ? 中村龍馬」 龍馬「勿論、知っちょったき。 長官からのお達しは届いちゅー。 やき、千歳上空で待ち伏せちょったんだ。 3羽も居たのは驚いたけんどな」 レイ「うへぇ……(おいおい、なんていう執念だよ……片桐祐司、あんたって人は、よくまたこんな個性的な奴と友人になれたな……)」 スメラギ「そ、そうだったの……(もはやストーカーね……刹那をタジタジさせて、聖永に彼を”変態”と言わせる理由が良く解るわ……)」 片桐「彼、白鳥にメロメロなんだよ……」 龍馬「そうでなかったら、戦えんという事や」 レイ「な、なるほどな……そろそろ、筆者が始めろって檄を飛ばしてきているから、始めようぜ……」 片桐「それもそうだね……龍馬、程々にしなよ?」 龍馬「承知しとるぜい」 レイとスメラギと片桐と龍馬「「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第3話 天馬(ペガサス)との対峙 総員、出撃せよ!」」」」 -------------------------------------------------- ~前回からのあらすじ~ 東京大学への正井孝典一派の襲撃から一週間後、チーム・シグナスの面々は本格的な活動開始までのわずかな期間での準備に忙しなく行動していた。 そんな中で、山岡一と組んで暗躍する駐日フランス大使のレオン・パークスについての情報を得るべく、彼と接触した事のある白鳥ゼミ卒業生・平田真奈美との会談に臨むべく、白鳥麗華と武と二葉達は宮川俊也の妹・宮川志摩子の通う明治大学へと向かい、平田真奈美と出会った。 そのやり取りと、武と二葉と英男が2年前に正井孝典の事務所に潜入して録音した音声を彼女に聞かせ、自分が経済の事で詳しくやり取りをしていたレオン・パークスが裏で山岡一と組み、更にはレオン・パークスがフランス本国と国家ぐるみで世界や日本に攻撃しようとしていて、自分はそれに利用されてしまった事を知った平田真奈美は、”条件付き”でレオン・パークスについて調べる事を協力するという形で合意に達し、宮川志摩子が彼女の護衛として身辺の警護に当たることになった。 ”自分の思った事を思ったままに、そして自分のやりたいようにやれるように行動する”……自由奔放な気象である彼女にとって、自分自身を肯定するのにこれ以上相応しい言葉は無かった彼女は、その言葉を胸に、平田真奈美は友人を守るべく、生き残りを賭けた自分自身の戦いに身を投じるのだった。 -------------------------------------------------- 追記1:第4話の名称を変更しました。 追記2:第4話へのリンクを追加しました。 追記3:キャプションを加筆修正しました。 追記4:登場人物の台詞にルビ追加と併せて、加筆修正しました。
  • もしも君の名は。外伝

    第1章「探す者達~京都から糸守へ……」

    三葉「瀧君、瀧君。 このシリーズ、序章には私たちのタグがあったのに全然私たち登場しとらんやん! タグ詐欺やよ、この作品の筆者!」 瀧「仕方がないだろ、この物語は俺達の親父たちの代のお話なんだし。 その為に”君のその前は。”と”としふた”と”俊二”のタグがあるんだぜ?」 三葉「あう……ホンマにお父さんとお母さんの物語なんやね……」 瀧「でも安心しろよ、三葉。 終章には俺たちの出番があるってさ。 しかも同い年で出られるってさっき筆者が言っていたぞ。」 三葉「ホント!? でも2016年までお預けやない!」 瀧「贅沢言うなよ。 出られるだけでも、しかも同い年の設定になっているだけでもありがたいぜ。 下手な事を言ったら、三葉が産まれないとか、俺達が一切会わないまま終わるとか、俺達目掛けてティアマト彗星が落ちてくるなんていう外伝を書かれるぜ?」 三葉「それはもっと嫌やぁ~! もう死にたくないし、瀧君と離れたくなんてないし、会えないなんてもっと嫌やぁ~! 筆者さん、お願いやから私と瀧君をこの物語で早く会わせて下さぁい~!」 瀧「そろそろ、筆者から始めろって指示が出ているから始めるぞ、三葉」 瀧と三葉「「”もしも君の名は。 ~糸の監獄(いとのおり)脱走大作戦” 第1章、はじまりま~す!」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 溝口俊樹は糸守の調査に向かうべく、京都を出発した……のだが、京都駅で待ち伏せする人間が6人もいた。 しかも、その1人は俊樹の婚約者…… 気のせい、または他人の空似、として我関せずとその脇を通り過ぎようとした俊樹だったが、直ぐに婚約者に首根っこを掴まれ、更には笑っていない笑顔で言外に「抵抗は無意味だ」と睨まれた為、観念するのだった。 追記:誤字が見つかったので修正しました。 追記2:登場人物の台詞を一部修正しました。 追記3:第2章へのリンクを追加しました。 追記4:急行「たかやま」の各駅の出発時間を修正しました。 引用元:「日本交通公社出版 JTB時刻表1990年3月号」 追記5:誤字が見つかったので修正しました。 追記6:誤字が見つかったので修正しました。 追記7:脱字が見つかったので修正しました。
  • 大和の国の庭より~

    大和の国の庭より~西へ……予告編1

    大和の国の庭より~西へ……予告編1となります。 本編の前に予告編を2作投稿します。 標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計2作の予告編となります。
  • Sygnus!シリーズ

    第8話 謹慎期間……意外なお隣さんとの再会

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第8話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。       -------------------------------------------------- 正井孝太郎(以後・孝太郎)「ん? って、ここは、何処だ!?」 平沢陽菜(以後・陽菜)「え~と、私と孝太郎君が居るのは解るけれど、どうして二葉さんたちまで……?」 桜井武(以後・刹那)「孝太郎、ここは作品の紹介をする場所だよ。 今回は、孝太郎と陽菜さんが初めて登場するから、ここに呼ばれたんだよ」 宮水二葉(以後・聖永)「ちょうど、私たちが謹慎期間に入っていた時さね。 その期間に、私たちは再会したんやね。 陽菜さんとはその時に初めて会ったんやさ」 陽菜「そうでしたね……あの時は本当にすみませんでした。 孝太郎君が止めてくれなかったら……」 聖永「……うん」 刹那「そうだね……」 孝太郎「まぁな……それに、武たちがあの”くそ親父”にひどい目に遭わされていた事を聞いていなかったら、その苦しみさえ知らないまま、生きていたかもしれないしな……」 白鳥麗華(以後・レイ)「頼むから、口の利き方とか、相手の立場に立った節度ある発言になるように考えてから話そうな? 知らぬは一生の恥なのは間違いないが、聞き方にも注意しなかったら、それこそ失礼極まりないからな? この時ほど、危ない日は無かったぜ……」 松本英男(以後・徹)「そうだな……正井孝典の奴が何処から見張っているか解らなかったし、俺も含めて刹那と聖永がガイアから本当に撃たれかねなかったしな……」 孝太郎「って、おいおい……何だか過激な話になっていないか? まさか謹慎処分の理由って、何かとんでもない事をしたのか? それとも、俺と似た声をした傭兵野郎の絡みか?」 徹「ああ……そいつにボコボコにされた事を責められたのさ。 本当に死ぬところだった……っていうのが、俺たちのドクターからの診断だ」 陽菜「酷い……孝太郎君のお父さんは、自分の野望の為にそんな事までして、二葉さんや武君を傷つけるなんて……二葉さんのトラウマに足を踏み込んだ私の言えた事じゃないけれど、こんな理不尽な行いがあっていい筈が無いのに、何がまだ足りないというの……? どうして話し合いをしようとしないの……?」 孝太郎「陽菜……」 レイ「けど、刹那と聖永に向けられた牙である傭兵・藤原数多が、奴の牙の本命ではなく、その氷山の一角に過ぎなかったなんて、思いも寄らなかったんだけどな……さて、そろそろ始めようぜ」 刹那と聖永と徹とレイと孝太郎と陽菜「「「「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第8話 謹慎期間……意外なお隣さんとの再会 総員、出撃せよ!」」」」」」 -------------------------------------------------- 前回までのあらすじ 長野における五輪会場予定地を襲撃しようとしたテロリストたちに対する武力介入を行い、これを一掃するべく、傭兵たちの介入に警戒していたチーム・シグナス。 だが、正井孝典からの尖兵にして日本人傭兵・藤原数多により、奇襲を仕掛けられ、今までの戦いと敵とは全く異なる相手である事もあり、苦戦を強いられ、特に藤原数多は刹那と聖永の正体を知っていたこともあり、彼らを集中的に攻撃した事から2人は相手に手口を知られていることも手伝って、徹底的に嬲られてしまう。 チーム・シグナスは一時とはいえ危機に陥るが、辛くも藤原数多から幼少期に襲われた際の経験を活かしてその弱点を知っていた刹那と、聖永の2人により、藤原数多が接近してきたところの懐に入り込んで顎を蹴り上げたり股間を蹴り飛ばした事で怯ませ、仕置きの手段として刹那と聖永は一撃必殺の攻撃を使って藤原数多を男性ストリップにして相手の冷静さを奪う事で反撃に成功した。 冷静さを失って視野狭窄に陥った藤原数多の横やりに入る形で徹が駆け付け、更にはテロリストたちを片付けたカストルたちも合流した事で、辛くも撃退に成功するが、刹那と聖永は重傷を負って倒れてしまい、徹は2人を回収して大急ぎで東京に戻ることになった。 作戦には成功したが、その場に居た者たちには勝利の余韻に浸る余裕もなく、後味の悪い展開にしかならず、更には刹那と聖永の居た場所にはおびただしい量の血が流れだしていたのか、血溜りが出来上がっていた。 -------------------------------------------------- 追記1:本文を加筆修正しました。 追記2:第9話へのリンクを追加しました。 追記3:本文を加筆修正しました。 追記4:キャプションを追加しました。 追記5:誤字脱字を加筆修正しました。
    30,054文字pixiv小説作品
  • もしも君の名は。外伝 短編集

    超短編 ぶっ翔んだ埼玉

    大変長らくお待たせいたしました。 本作は7月7日の七夕で、この日を誕生日とする登場人物、野口由美子と白鳥麗華の誕生日記念の超短編小説になります。 舞台は、埼玉県さいたま市大宮近郊です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白鳥麗華「ん? ここは……Sygnusシリーズとはまた、違う場所みたいだな?」 野口由美子「あれ? ここ、どこ? それにあんた誰?」 白鳥麗華「って、おいおい。 誰かと思ったら真奈美さんと野口先輩の所の由美子ちゃんじゃねぇか。 白鳥だよ、白鳥麗華。 君のお袋さん・平田真奈美の友人で大学の先輩と後輩の関係だよ」 野口由美子「……あ、思い出した。 父さんの言っていた、チーム・シグナスのキャプテン、だったっけ? それにしても、よくあんなことをやって、正井孝典や山岡一やレオン・パークスをおびき出そうとしたね。 普通に犯罪だし、捕まったら間違いなく死刑だよ?」 白鳥麗華「解っているよ。 けどよ、相手は法律で裁けない悪党や国家と共に動く支配者階級の人間で、あたしの親父だけじゃなく、あたしや武や二葉、更には君の親父さんとお袋さんまで殺されかけたんだ。 何もせずに放っておいたら、今頃仲良く各個撃破されていて、君さえも生まれなかったんだぜ? まぁ、口で言っても到底、信じられないだろ? こんな内容」 野口由美子「うん、全然信じられない。 けど、母さんも言っていた。 レオン・パークスが母さんと会う前から、山岡一と通じていて……利用されただけでなく、本当に暗殺しようと銃撃やテロリストまで送り込んできたって。 父さんともその時に会ったり、母さんが銃撃されそうになった所を父さんが庇ったりしたって」 白鳥麗華「ああ、そうさ……色々あったんだよ、君が生まれるまでに」 野口由美子「ところで話は変わるけれど、今回は何のお話なの?」 白鳥麗華「ああ、それか。 今回は、筆者さんがあたしと由美子ちゃんの誕生日を記念して、埼玉県さいたま市大宮を舞台に由美子ちゃんが登場する超短編小説を書いたそうだ。 あたしは出てないけどな……」 野口由美子「麗華さん、自分を卑下しなくていいと思うよ。 それに、Sygnusシリーズで父さんと母さんとの出会いがあった事や、麗華さんの戦いがこれからも投稿されていくこともあるから、気長に待っていても損はないと思う。 それに、麗華さんの旦那さんだって出て来るんじゃないの?」 白鳥麗華「……まぁな。 さて、筆者。 あたしもそうだが、オリジナルのあたしから伝言だ。 『もう1人のあたしの親父との蟠りや家族関係を修復させてくれた上に、あの”どうしようもないくそ親父”にもう1人の私が面と向かって言う機会を作ってくれて本当にありがとう。 一方で、あたしと旦那との出会いを早めるのは結構だが、お互いの言い合いを服部亮次と遠山優子に揶揄われるシーンを作るのは勘弁してくれ。 そして、第1幕の第1部が終わったんだから、とっとと第1幕の第2部を終わらせて、旦那との出会いのシーンを書きやがれ!』だってさ。」 野口由美子「筆者さん、私からもだけれど、オリジナルの私からも伝言があるよ。 『私の母さんの命の危機や孤立を何度も助けてくれた事と、オリジナルよりも早くに父さんと会う機会を書いてくれたこと、母さんが父さんに恋をするきっかけを作ってくれたこと、母さんがピアノを特技にするきっかけを作ってくれた事、そして”自分のやりたいようにやってみろ”と言ってくれて本当にありがとう。』だって。 それと、もしも君の名は。の本編に登場する機会を作ってくれてありがとう。」 白鳥麗華「ん? もしも君の名は。に本当に出るのか、由美子ちゃん?」 野口由美子「うん。 貴史君たちから呼ばれた。 有希や夏樹の言う”お兄様”が東京で見つかったって言っていた。 けど怪しい事も言っていたかな……? ”有希や夏樹の言う”お兄様”が居なかったら、全員が世代を超えて延々と怨念によって苦しむ事になるかもしれないって”。 どういう事だろ?」 白鳥麗華「そりゃあ、そこに行って自分の目で確かめてみるしかないだろ? 君の母さんの恩人である、あの教授の子供達だぜ? 嘘はつかないのは確かだ。 けど、いきなり攻撃するなよ? いきなり人生ゲームオーバーになるかもしれないからな? まずは東京まで行って、話を聞いてみな」 野口由美子「うん、そうする。 麗華さん、そろそろ始めよう」 白鳥麗華「ああ、そうだな。 派手に行こうぜ!」 白鳥麗華と野口由美子「「もしも君の名は。外伝 超短編 ぶっ翔んだ埼玉! 今日も埼玉県が、ぶっ翔んでいます!!!!!」」 登場人物たち「「「「「白鳥麗華さん! 野口由美子ちゃん! この度は、誕生日おめでとう!!!!!」」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 追記1:誤字脱字と年齢設定に誤りがあったので、加筆修正しました。 追記2:キャプションを加筆修正しました。 追記3:誤字脱字があったので、加筆修正しました。
    15,190文字pixiv小説作品
  • Sygnus!シリーズ

    第21話 戦争屋の最期……義憤者の抵抗(Avenge of Sygnus)

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第21話となります。 現在連載中の”もしも君の名は。 ~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 白鳥麗華(以降・レイ)「今回はあたし達のようだな」 桜井武(以降・刹那)「うん。 とうとうこの日が来たね」 宮水二葉(以降・聖永)「あの戦争屋の最期やね」 三木孝允(以降・カストル)「ああ……こいつには苦労させられたが、とうとう引導を渡す時を筆者が描写する時が遂に来たな」 吉野新平(以降・恒太郎)「手強い相手だったよ。 全員総出で戦う事になった時はどうなるかと思ったよ。 尤も、僕らにはこんな事を言う資格なんてないかもしれないけどね」 神谷一誠(以降・ガイア)「問題はこの後だな……スメラギ・T・九条が撤退戦準備の為に東京から居なくなる以上、戦いは激化するのは明白だ。 厳しい撤退戦になるぞ……」 三木小五郎(以降・ポルックス)「おいおい、兄さん達……茅ヶ崎沖で戦闘の情報があったが、兄さん達が戦っていたのかよ?」 カストル「まあな……撤退戦が難しい事になるのは勿論だが、これで自分の憎しみに決着がついた以上、俺は前に進むことが出来る」 ポルックス「そうか……親父たちの無念は晴らせたんだな……」 刹那「ガイアの言う通りだよ……僕たちの戦いはこれからなんだ」 聖永「何が何でも、生きて撤退するんよ!」 レイ「そろそろ時間だから、始めようぜ?」 「「「「「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第21話 戦争屋の最期……義憤者の抵抗(Avenge of Sygnus) 世界の歪みを破壊する! 総員、出撃せよ!」」」」」」」 -------------------------------------------------- 追記1:キャプションを追加しました。 追記2:一般公開に切り替えました。 追記3:キャプションを加筆修正しました 追記4:第22話へのリンクを追加しました。 追記5:一部を書き直した上で、誤字脱字を修正しました。
    18,965文字pixiv小説作品
  • 大和の国の庭より~

    大和の国の庭より~東へ……東京予告編2(関西弁バージョン)

    大和の国の庭より~東へ……東京予告編2となります。 本編の前に予告編を4作投稿します。 予告編の内2作の舞台は東京、残り2作の舞台は奈良です。 更に標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計4作の予告編となります。
  • 父と母

    今の四葉と父は、きっとこんな感じ。 ※「見えない糸」の要素少しと、小説「君の名は。AnotherSide:Earthbound」のネタバレを含みます。 お読みになる際は自己責任でお願いします! アナザー読んで、お父ちゃん好きになった人はきっと多いはず!
    10,605文字pixiv小説作品
  • もしも君の名は。外伝

    第3章「入れ替わりと交流」

    村田裕和「今回は俺様たちの番か? 早すぎやしないか?」 桜井大和「贅沢言うな、裕和。 出してもらえるだけでもありがたいと思った方がいいぞ。 下手すれば、出してもらえなくなるか、お前を気に入っている”あいつら”をここに突撃させて、司(つかさ)の弟と一緒に追い回すと筆者が言ってきているぞ?」 裕和「おい、俺と司(つかさ)の弟を”あいつら”を使って遊ぶな、筆者!!!!!」 佐々木敬一郎「…………諦めろ、村田裕和。 中川貴司の妹に心から気にいられた以上、最後まで面倒を見ろ」 橋下啓子「そうだよ、裕和君。 往生際が悪いよ?」 朝倉雪子「流石に年齢的にはアウトだけれど……10年もすれば、大丈夫だと思うわよ?」 吉田信弥「そうですね。 それに、自分に正直で行動力のあるいい子じゃありませんか。 俺は将来有望だと思いますよ」 裕和「お前らなぁ……それは相手の居ない俺への当て付けか皮肉か? それに、俺様は”ロリコン”じゃない!」 生駒篤「ふっふっふっふっふ……裕和君、君がなぜ司(つかさ)君の一家に好かれるか、考えたことがあるかね?」 裕和「……何が言いたいんだよ、篤? (嫌な予感しかしない……)」 篤「坊やだからさ……(それだけ、将来の見込みがある証だよ。 それに気づけない様では、君はまだまだ甘いよ)」 裕和「おい、篤ぃいいい!!!!!」 篤「ふっふっふっふっふ……まだまだ君は甘いよ」 雪子「鈍いわね、裕和君」 啓子「いやはや……」 敬一郎「…………」 源充輝「みんな、そろそろ筆者さんが”始めるように”って指示を出しているから、始めよう。 裕和君もいじけていないで、立ち上がったらどうだい?」 裕和「へ~い……」 「「「「「「「「”もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第3章、はじまりま~す!」」」」」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 突然性別が異なる相手との入れ替わりが発生してしまうという事態に直面してしまった、奈良・大和郡山在住の俊樹と、岐阜・糸守在住の二葉だったが、その翌日は昨日の事は嘘のように元の身体に戻った。 だが、自分自身が知らない間に昨日の自分がしていた行動に、俊樹も二葉も動揺を隠せなかった。 更に悪い事に、2人の入れ替わりに気づいた者まで現れ、俊樹の友人である貴司と昭典には完ぺきに暴かれてしまい、記録まで残されていたことも手伝って、自分たちの身に起こっている事象が”夢”または”妄想”の類ではなく、”現実”として起こっていることが確実かつ決定的であることが判明した瞬間だった…… ここに至って、俊樹と二葉は”自分たちが、時間と距離を飛び越えて入れ替わっている”事に、気が付いたのだった。 しかも、俊樹側と二葉側のそれぞれに2人の”入れ替わり”に気づいて暴く、または気づくという形で知るものまで現れていた…… 追記1:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記2:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記3:キャプションを修正しました。 追記4:第4章へのリンクを追加しました。 追記5:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記6:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。 追記7:誤字脱字を確認したので、前書きの追加と併せて加筆修正しました。 追記8:誤字脱字を確認したので、加筆の上で修正しました。
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  • もしも君の名は。外伝

    第11章「初めまして、さようなら。 最初で最後の、さようなら 後編」

    溝口慎太郎「む? 今回は私達4人か? 加えて、外見が若返っているようだが……?」 宮川(溝口)典子「そのようやさ。 これまでで子供たちや孫たち、そして曾孫たちが解説しとるから、それに則っとるかもしれんでな」 菊池(宮水)衛「確かにそうだな……わしに至っては、完全に初登場だ。 しかし、わしを出す事を考えているとは、良く思い切ったな、筆者殿」 宮水言葉「私も、ここには初登場やさ。 元にした作品とは少し違うとはいえ、典子ちゃんと同時に正井耕三郎に襲われ、更にはこの場所に呼ばれるなんて思いもよらんかったやさ」 典子「更には、孫たち同士で結婚する事も予想しとらんかったからな」 言葉「せやな。 これもまた……」 「「「「産霊(ムスビ)」」」」 慎太郎「そうだな。 筆者さん、私たちの時間では半世紀が過ぎたとはいえ、再会できる場所を用意してくれたことに礼を言いたい」 衛「うむ。 では、時間も押している上に、筆者から始めるよう告げられているから、始めるとしよう」 慎太郎と典子と衛と言葉「「「「もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第11章、どうぞご覧ください!」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 水害や二葉の危機、という”自分たちの命の危機”を乗り越えた貴司たちだったが、代償を追う事になった。 他でもなく、元の12年後の世界に帰る筈だった二葉を消滅する歴史から引きずり出した事で、正井孝典から狙われる理由を作ってしまったからである。 だが、同時に隠された吉報もあった……充輝と睦月が男女関係になり、博樹と望美がいい関係になり、文子の監視役として素子が共に東京に行く事になり、半年後に明子と宵子は奈良に帰り、睦月と望美についても、博樹と充輝、更には鉄郎と昌子、歳郎と洋子も一緒になって交渉の為に東京に行き、辛うじて成功するのだった。 一方で悪い事に、篤が一緒に連れてきた怜美が入水自殺を図ろうとして、篤と新太の活躍によって難を逃れたまでは良かったが、迂闊にも新太は怜美の尊厳を辱める過ちを犯し、篤に制裁された。 更に悪い事に、慎太郎と典子の大学時代の友人・前田和明が怜美と正美を使って、政治家の一家だった俊樹の家の名を使って自らの家の権力を高める野望を企てているという篤の両親から情報を得た事もあり、俊樹と二葉の関係や、博樹と望美、更には充輝と睦月の3組の男女を守るべく、慎太郎と典子はある一手を使って抵抗を試み、その野望を打ち砕く事に成功した。 前田和明の野望を打ち砕く直前、貴司たちは再び糸守に向かう事を俊樹と二葉に提案した。 理由は他でもない、糸守にいる”5歳の二葉”……通称・”糸守の二葉”との約束を果たす為だった。 これについては、関係者全員と、引率として楢太郎と未来、そして糸守に縁のある俊樹の祖父母までも巻き込んだうえで、向かう事になった。 そんな中、桜井大和の弟・桜井武は同い年である”糸守の二葉”の話を兄から聞き、糸守行きに同道する事を決めた。 これからの未来と”糸守の二葉”と共に行動する為に……そして、正井孝典の顔を拝みに行く為に…… 追記1:第12章へのリンクを追加しました 追記2:誤字脱字を修正しました。 追記3:第12章へのリンクを修正しました 追記4:誤字脱字を修正しました。 追記5:誤字脱字を修正しました。 追記6:誤字脱字を修正しました。 追記7:誤字脱字の修正と、本文を加筆修正しました。 追記8:誤字脱字の修正と、本文を加筆修正しました。 追記9:本文を加筆修正しました。
    130,451文字pixiv小説作品
  • Sygnus!シリーズ

    第4話 変わる世界

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第4話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。       -------------------------------------------------- 生駒篤(以降・篤)「今回は私と武君と二葉さんのようだな。 武君、二葉さん、中村との戦闘はどうだったかね?」 桜井武(以降・刹那)「とても初戦とは思えないほどの、強敵でした……篤さん、狡いですよ。 連絡が来なかった手違いがあったのは致し方ないですけれど、おかげで本当に死にかけたんですから」 宮水二葉(以降・聖永)「おまけに人を勝手に女性扱いして急に迫ってきたから、喜色悪いことこの上ありませんでしたよ! 彼の何がどう回り回れば、あんな変態になるんですか!?」 篤「そう……人は狡い。 そして戦いは非情さ。 だから、相手の二手三手先を読んで動き、その意表を突いて出し抜き、火のない所に煙を立てて形勢の逆転を図る。 君たちとて、思い当たる事があるのではないかな?」 刹那「確かにそうですね……あの時は味方の危険に駆け付けようとして、網に捕らえられてしまったので……」 聖永「見事と言わざるを得ませんでした。 私たちが来るという心理をまんまと利用されて、狙われました……」 篤「何故だか、解るかね……? 一時的とはいえ、いとも容易く捕らえられてしまった理由が」 刹那「それだけ、僕らがまだまだ未熟だからなんですね……」 聖永「此処で躓いていたら、きっとその先もずっと躓き続ける……その警鐘だったかもしれませんね」 篤「いい判断だ。 さて、今回の戦闘のフィードバックはさておいて、そろそろ始めるとしよう」 篤と刹那と聖永「「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第4話 第4話 変わる世界 総員、出撃せよ!」」」 -------------------------------------------------- ~前回からのあらすじ~ 4月7日に起きた東京大学と筑波大学へのテロリストたちや正井孝典一派の襲撃をきっかけに、日本の各地で潜伏していたテロリストたちが一斉に行動を開始し、警察では手に負えずに全滅させられ、自衛隊も小出し小出しに舞台を出しては壊滅させられるという、内戦一歩手前の混乱に陥っていた。 そこに、空から白装束を纏った謎の”白鳥”が姿を現し、テロリストたちや正井孝典一派を凌駕し、次々と撃破しては、彼らの手口や戦力のあぶり出しを行い、無力化していった。 そんな”白鳥”たちを率いている組織の名は……”天空の白鳥(チーム・シグナス Team Sygnus)”。 全ての戦争行為や、テロリストたちや正井孝典一派などの戦争幇助対象に対し、今、彼らによる情報と武力による介入が始まった。 -------------------------------------------------- 追記1:第5話へのリンクを追加しました。 追記2:キャプションを追加しました。 追記3:登場人物の台詞にルビ追加と併せて、加筆修正しました。
  • 大和の国の庭より~

    大和の国の庭より~西へ……予告編2(関西弁バージョン)

    大和の国の庭より~西へ……予告編2となります。 本編の前に予告編を2作投稿します。 標準語版と登場人物の喋り方が出身地ごとに異なる関西弁版に分かれるため、合計2作の予告編となります。
  • もしも君の名は。外伝 短編集

    蜂三葉(はちみつは)~8月3日、三葉の瀧へのお仕置き

    大変長らくお待たせいたしました。 本作は投稿するその日が8月3日である事と、元ネタとなった坂本徹さんの作品”Honey&Bunny”と”二人の時間”からインスピレーションをいただいて、三葉が蜂のコスチュームを着て蜂三葉になって、ラッキースケベをしてくる瀧へのお仕置きを行う超短編小説になります。 なお、この作品では坂本徹さんの作品で登場している蜂蜜は一切出てきませんので、予めご了承ください。 舞台は、東京での三葉たちの下宿先である、メゾン新海です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三葉「瀧くん、瀧くん、瀧くん、今日のお話は私の下宿先でのお話みたいやよ」 瀧「そうみたいだな。 けど……俺、酷い目に合う内容のタイトルになってねぇか?」 三葉「今更やよ。 瀧くん、事ある毎に毎回毎回私の胸に突っ込んで揉むんやから。 瀧くんの所為やよ? そのおかげで胸が大きくなって、今まで使っていた下着や服が使えなくなってまったんやから」 瀧「ま、マジか!? やっ……あ」 三葉「アホ! スケベ! 変態! おっぱい星人! ふっざけんといて! 女の子の身体は男の身体と違ってデリケートなんよ! 体型や胸の形が崩れたらどうするんよ! 不安になってきたんよ、瀧君と一緒になることが。 ”朝、目が覚めるといつも胸を揉まれている”なんて事になったら、この収拾をどうやってつけるつもりなんよ?」 瀧「それは悪かったよ……けど、お前だって人のこと言えねぇだろ!? 事ある毎に俺の股間に突っ込んで気絶させるだけでなく、股間のものを触って卒倒させておいて! 三葉が俺と一緒になった際に突っ込んで、ひっくり返ったらどうするんだよ!?」 三葉「うううぅぅぅ……それは言わんのがお約束やさ……先に私が言っておいて言うのもなんやけど、恥ずかしいんやさ……」 瀧「俺もだ……なんか、自分で言っていて、急に恥ずかしくなってきた」 三葉「……瀧君、始めよう。 言葉に困ってまったでな」 瀧「俺も賛成。 とっとと始めようぜ」 瀧と三葉「「もしも君の名は。 外伝 超短編 蜂三葉(はちみつは)~8月3日、三葉の瀧へのお仕置き お仕置きが始まりま~す!!!!!」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 追記1:暫定版として、マイピク限定で公開しました。 追記2:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記3:キャプションを追加しました。 追記4:キャプションを修正しました。 追記5:キャプションと執筆中の部分が仕上がったので、加筆修正のうえで、マイピク限定から全体公開に移行しました。 追記6:キャプションを修正しました。 追記7:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記8:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。
    19,005文字pixiv小説作品
  • もしも君の名は。外伝

    第2章「探される者たち~糸守にて……回想」

    俊樹「今回は主役である私たちの登場か。 しかし、認めたくないものだな……若さ故の過ちとはいえ、犯罪行為をしなければどうしようもないとは……この筆者の書く今後の展開は、原作よりもとんでもない大掛かりな展開の描写になりそうだな」 公一「というより、俺たちはもう若くないだろ、俊樹。」 二葉「そうやね、公一君。 でも、そうでもしないと私どころか、糸守町も湖に沈んでそこに隕石が落ちて大勢の人が犠牲になるか、ダムが実現しなくても原作どおり隕石で全滅するか、両極端な難題を突きつけられているんですね」 怜美「それはそうだけど、俊樹さんに対する私と二葉さんのこの差は何なのかしら……? それに14年前からこうなっていたなんて、殆ど出来レースじゃない!」 二葉「……すみません、怜美さん」 公一「貧乏くじなら俺もだぞ、筆者さん。 ”二葉の中の人”や”その弟さん”のネタを使って、俺の声や態度、更には俊樹入り二葉のイメージや俊樹入り二葉が巫女装束を着て剣舞を披露する描写まで作るに留まらず、その俊樹入り二葉の暴走行為の尻拭いを俺がしたことにするやら……勘弁してくれよ……」 俊樹「すまない……公一」 怜美「積もる話はいいから、時間も圧していることだし、話を戻しましょう。 前回は俊樹さんと私と私の同窓たちが出たけど、今回は二葉さんと公一君の出番ね。 それでは、はじめましょうか」 俊樹と二葉と公一と怜美「「「「”もしも君の名は。 ~糸の監獄(いとのおり)脱走大作戦” 第2章、はじまりま~す!」」」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 京都駅で無言の圧力で捕まえられた溝口俊樹は、婚約者の前田怜美に彼女の父で指導教授の命令という二本の刃を喉元に突きつけられたこともあり、彼女と彼女の大学の同窓たちを旅の仲間にやむなく加え、急行「たかやま」で糸守へと向かった。 そして糸守で向かった先の宮水神社で、俊樹はとうとう”彼女”との邂逅を果たし、一方で怜美は1年前に糸守と宮水神社を訪ねていた為に再会を果たし、彼女と俊樹との関係や彼女の正体を探ろうとするのだった。 追記:前回のあらすじを追加しました。 追記2:誤字を発見したので修正しました。 追記3:キャプションの内容に誤字を発見したので、加筆の上で修正しました。 追記4:第3章へのリンクを追加しました。 追記5:誤字を発見したので修正しました。
    11,011文字pixiv小説作品
  • Sygnus!シリーズ

    第13話 平成・糸守の乱 終編

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第13話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 なお、この第13話を以て第1部が終了します。 この第13話の投稿後、私……hikari347は取材と作品のストックの書き溜めと休養の為、一か月お時間をいただきます。 読者の皆さんにはお待たせする事になりますが、第1幕第2部第14話以降の投稿まで、しばらくお待ちいただきたいと思います。 2021/7/2 hikari347/Takashi Nakagawa      -------------------------------------------------- 白鳥麗華(以下・レイ)「やっと前半の折り返しか……長かったな」 前田怜美(以下・スメラギ)「そうね。 これでも、まだ4分の1なのよ?」 レイ「まだ、正井孝典一派やレオン・パークスと山岡一が本気を出していないと思うと、先が思いやられるぜ……何て、言っていたら命が幾つあっても足りないな」 スメラギ「ええ……私たちはここで立ち止まっては居られないし、後戻りも出来ないし、許されない。 どんな問題であっても、一つずつ攻略していく事で、道なき道を切り開き、障害を乗り越える。 それが今の私たちのやり方であり、新たな時代を切り開いてきた人たちの歩んだ道なのだから。 私たちがそれをやるのよ」 レイ「ああ! それは勿論だが、スメラギさん……アンタも大変な後輩を持っちまったな?」 スメラギ「ごめんなさい……瑞穂の事でみんなに迷惑をかけたのは、私にも責任の一端があるから、とやかく言えないわ……司(つかさ)さんたちや俊樹さんと二葉さん達にも迷惑をかけてしまったし……」 レイ「教授が味方で、スメラギさんと親しい間柄になって本当に良かったぜ。 そろそろ始めるか!」 レイとスメラギ「「」もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第13話 平成・糸守の乱 終編 総員、出撃せよ!」 -------------------------------------------------- -------------------------------------------------- 追記1:暫定版として、マイピク限定で公開しました。 追記2:執筆中の部分が一部仕上がったので、加筆修正のうえで、追加投稿しました。 追記3:執筆中の部分が仕上がったので、加筆修正のうえで、マイピク限定から全体公開に移行しました。 追記4:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記5:第14話へのリンクを追加しました。 追記6:キャプションの追加と、誤字脱字を加筆修正しました。
    15,348文字pixiv小説作品
  • もしも君の名は。外伝

    第3章「間に合えた二人~呼び戻しのカタワレ時」

    瀧「ようやく、お前の親父さんとお袋さんが会えたな、三葉」 三葉「うん。 お母さんは2年間を糸守で待つ事しか出来なかったけど、お父さんは14年もお母さんの事を探してたんやね。」 瀧「前回の最後のページを見たけど、何だか嫌な予感がするんだよな、この予告……運命の2人は会えたけれど、このまま一気にハッピーエンド、という展開にはならなさそうだぜ……?」 三葉「そうやね……お祖母ちゃん、お祖父ちゃんが反対しているのにお母さんの結婚を勝手に決めてもうとるし……なんか、チンピラかヤクザみたいな男が糸守を門戸入のお爺さんと一緒にうろついているみたいやし……」 瀧「そういえば、三葉のお袋さんって原作の外伝小説でも泣いているシーンが見られないよな……」 三葉「うん……お母さん、私や四葉の前で泣くことは一切無かったし、昔は解らなかったけれど、今だから何か我慢している……そう思うんよ」 瀧「そっか……まっ、横道に逸れるのはそこまでにして、筆者から始めろって指示が出ているから始めるぞ、三葉」 瀧と三葉「「”もしも君の名は。 ~糸の監獄(いとのおり)脱走大作戦” 第3章、はじまりま~す!」」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 入れ代わりが終わってその時の記憶を失った宮水二葉は、家庭内事情や母親の宮水一葉の強い意向もあり、大学への進学を断念せざるを得なかった。 だが、自分の知らないうちに嘗て二葉自身が潰したらしい門戸入公一と二葉の結婚の話が一葉の焦りを利用した門戸入勇一と彼の背後に居る黒幕によって復活してしまい、二葉と公一は窮地に立たされてしまう。 そんな中、二葉は父親の宮水大樹から齎された来客の情報を知り、来客の待つ応接室に父親と母親と共に向かうと、その来客は二葉が待ち望んでいた”彼”であり、ようやく邂逅を果たした…… だが、これはこれから起きる糸守全体を揺るがす大事件の、序章に過ぎなかった…… 追記:前回のあらすじを追加しました。 追記2:誤字が見つかったので修正しました。 追記3:第4章へのリンクを追加しました。 追記4:誤字が見つかったので修正しました。 追記5:誤字が見つかったので修正しました。 追記6:誤字や内容の矛盾点と文章の不足があったので、加筆修正しました。
    21,458文字pixiv小説作品
  • もしも君の名は。外伝

    第8章「寺川の氾濫 後編~黄昏時の奇跡と(時の迷子)……」

    三葉「瀧くん、瀧くん、やっとお父さんとお母さんが会えたよ! お父さんとお母さんが再会したのは糸守やのうて、奈良の貴史君の家やったんやね」 瀧「ああ、俺も信じられねぇぜ。 しかも、親父も少し出てきているしな。 まさか親父が三葉の親父さんと会った時、入れ替わりがあって三葉のお袋さんとやり取りしていたなんて思いもよらなかったな」 三葉「そうやね。 でも、お父さんじゃなくてお母さんが相手していたから、お父さんは何が何だか解らずにちんぷんかんぷんになっとるに……」 瀧「でもその後が大変だぜ。 正井孝典を手始めに、とんでもない奴らが奈良に押し寄せてきているぞ! 一体何が起ころうとしているんだよ!?」 三葉「おまけに感動の展開を最後の最後で水を射して邪魔するなんて、堀文子っていうお姉さん、一体何考えとるんよ! せっかくお父さんとお母さんが時間を飛び越えて一緒になれたのに!」 堀文子「へぇ……あたしを呼んだ?」 瀧と三葉「「ぎゃあああああああああああああああああああ!?!?!?!?!? ((ほ、本物が来たぁあああああ!!!!! なんて地獄耳!?))」」 文子「フン……気絶したみたいだから、この2人に代わってあたしがさっさと始めるわよ。」 正井孝典「お、おのれ貴様……あの時はよくも、よくもやってくれたな! 貴様だけは、絶対にぃ!」 文子「お呼びでないあんたは黙って退場しろ。 この、幼女並びに婦女強姦魔!」 正井孝典「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 文子「さて、邪魔者はぶっ飛ばしておいたし、筆者から文句が来るから、改めて始めるわよ」 文子「”もしも君の名は。 “もしも君の名は。 ~時を越えた二人” 第8章。 今、時の扉が開き、2人の少年少女が時を越える…… そして筆者さんことhikari347さん、坂本徹さん、10月3日は過ぎてしまったけど、お誕生日おめでとう」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~前回のあらすじ~ 貴司たちの呼びかけで目を覚ました俊樹は、再び”夢同士がつながる世界”に居る事に気づくが、そこには二葉の姿もあった。 但し、お互いにお互いの大事なところを触って揉んでしまい、その様子をその場にいた貴司たち19人全員に見られてしまうという痴態を晒したのだった…… その後、最後の日である9月1日に入れ替わりが起こった時の対応を話し合って、その場は夜明けと共に解散した。 ついにその最後の日……1976年9月1日を迎えた。 肝心の俊樹は、二葉と入れ替わっていた……加えて、二葉は俊樹の股間を触ってしまい、その瞬間を貴司達男性陣だけではなく、明子たち女性陣にも見られてしまったことで悲鳴を上げてしまうが、明子の抱擁によってようやく落ち着きを見せる。 事情を深く知らない新太と怜美に、貴司達と篤は手短に且つ、解りやすく話した事で、不承不承ながらも一定の理解を得、当初の作戦通りに貴司達と二葉はまだ避難していない大和郡山市の地区の住民を避難させるべく、行動を開始した。 一方の俊樹は1988年9月1日の糸守にいた。 俊樹は変わらず二葉の胸を揉んでいるのもそうだが、一葉は”二葉”の一挙手一投足に痺れを切らし、今日一日を謹慎するように命じようとして言葉に止められ、言葉は二葉に使いとして奈良に行くよう依頼するが、先の婚約騒動と公一への公一の父親の暴力沙汰に至る経緯もあって、言葉と一葉は言い合いになってしまう……しかし、大樹はこの隙に俊樹に出発するよう密かに囁き、俊樹はそれに背中を押される形で、あらかじめ二葉が用意していたものを鞄に詰め、着替えた上で一葉の目を盗み、そして有花たちに見送られる形で富山方面の列車で糸守から飛び出し、一路貴司達と約束した奈良の貴司の家へと向かうのだった 富山で神社の氏子や謎の刺客の目を掻い潜り、富山から大阪行きの特急で大阪に向かい、大阪駅で奈良行きの快速に乗り換え、糸守から6時間かけてようやく大和郡山に着いた。 しかし到着した俊樹の目の前に待っていたのは、”1976年9月1日を最後に、時間が止まっていた奈良盆地と廃墟と化した大和郡山(生まれ故郷)の姿”だった…… 追記1:キャプションを追加しました。 追記2:登場人物の名前に誤りと、文章表現の誤りと不足を確認したため、加筆修正しました。 追記3:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記4:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記5:誤字脱字並びに矛盾点を確認したので、加筆修正しました。 追記6:脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記7:誤字脱字並びに矛盾点を確認したので、加筆修正しました。 追記8:誤字脱字を確認したので、加筆修正しました。 追記9:第9章へのリンクを追加しました。 追記10:誤字脱字並びに矛盾点を確認したので、加筆修正しました。
    54,546文字pixiv小説作品
  • Sygnus!シリーズ

    第1話 白鳥降臨

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第1話となります。 現在連載中の”~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。       -------------------------------------------------- 前田怜美(以降・スメラギ)「今回は私とレイの番みたいね」 白鳥麗華(以降・レイ)「珍しい組み合わせだな。 戦術役同士で出るなんて、今までであったか?」 スメラギ「確かにないわね。 今回から、とうとう正井孝典と山岡一とレオン・パークスへの宣戦布告を契機に、戦いが始まるわ」 レイ「ああ……本当に長い戦いになりそうなのはよく解かるし、避けられない戦いだったのも解かるからとやかくは言わないぜ? しっかし、どうしてまた、こんなとんでもない悪党連中に絡まれるんだ、あたし達は?」 スメラギ「人の欲の行き着く先なのかもしれないわ。 正井孝典とその祖父・正井耕三郎の野望が糸守ダムと、聖永の実家への復讐の為であるように。 私たちに共通点があるとすれば、その悪党たちの欲望の実現の為の行動による被害者である事」 レイ「そして、真奈美さんの友人に東京大学嫌いが居て、そのきっかけを作る人間が居たように、レオン・パークスが自国の野望を実現させようと躍起になって真奈美さんを嵌めて日本やあたしたちの周りで混乱が起こったその隙に世界各国を出し抜く……か。 ”人間の寿命が有限だが、欲望が無限大で留まるところを知らない”っていうのと、”人類の敵が人類”であるように、”自分自身の最大の敵は自分自身”とは良く言ったもんだな」 スメラギ「そうね。 私もそうだったから言っている事は解る。 そうでなかったら、今頃ここに立てても居ないわよ。 でもそのおかげで、新太さんから度々ラッキースケベに遭って胸は大きくなりすぎるし、正美に駄目出しされたし……」 レイ「だよなぁ~……あたしも同じだよ。 おかげで、親父と面と向かって思った事を思いっきり話す事が出来たけどな……お袋とじーちゃんのお節介と、”誰かさん”の思わせぶりな言動の所為で」 スメラギ「さて、そろそろ始めましょうか。 今日から新年度の始まりの日だから、新しい一歩を踏み出しましょう!」 レイ「例え行き着く先が、この世の果てか地獄の底か断崖絶壁であったとしても、あたし達は前に進み続ける、そして変わり続けるぜ!」 レイとスメラギ「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第1話 白鳥降臨 世界の歪みを破壊する! 総員、出撃せよ!」」 -------------------------------------------------- ~前回からのあらすじ~ 1990年4月、桜井武と宮水二葉と松本英男は東京大学に進学し、その先で白鳥麗華と出会った……しかし、入学してすぐの4月7日、その平和で穏やかな日常は直ぐに崩壊してしまった。 宮水二葉の実家の名前を悪用するだけに留まらず、白鳥麗華の父親・白鳥任三郎の抹殺を企む”飛騨の暴君”の二つ名を持つ利権代議士……野本内閣厚生大臣・正井孝典からの刺客が東京大学に大軍で強襲と奇襲をかけられたからである。 何処に行っても逃げ場はない……覚悟していたとはいえ、ここまで早くに手を出してきた事から、逃げられないと桜井武と宮水二葉と松本英男は悟ると共に、白鳥麗華自身も過去に彼らに父親が狙われたことが理由で自身も狙われてしまう事になったと知り、父親・白鳥任三郎と共に頭を抱えた。 白鳥任三郎自身が東京大学上層部という自己保身に走る狸爺たちから既に煙たがられて嫌われていた以上、大学からの救援や支援は期待できず、かといって相手はテロリスト故に警察や自衛隊が相手でも勝てるかどうかさえもわからない程……そして現に、本来白鳥麗華が進学する筈だった筑波大学がテロリストたちによって、完全に全滅してしまった。 そんな彼らの前に現れて選択肢を示したのは、白鳥任三郎の教え子の第11期生達と、桜井武たちにとっては腐れ縁で馴染みの深い中川貴司たちだった。 そんな彼らや、現職の内閣総理大臣を含む反正井派の閣僚たちと協議し、正井孝典や山岡一、そして正井孝典の行動のどさくさに紛れて暗躍する駐日フランス大使……レオン・パークスに対する抵抗を試みるべく、また現職の反正井派の閣僚たちが汚れ役を買って出て、特殊チームを結成するのだった。 そのチームの名は……チーム・シグナス(天空の白鳥)…… 今、織姫と彦星と白鳥たちが、現代のアメノカガセオ(まさい たかのり)と自称・世界の救世主(やまおか はじめ)と海外からの侵略者(れおん・ぱーくす)へ反抗と、宮水二葉たちの戦いが幕を開ける! -------------------------------------------------- 追記1:本文の誤字脱字の加筆修正並びに、キャプションを追加しました。 追記2:本文の誤字脱字を加筆修正しました。 追記3:第2話へのリンクを追加しました。 追記4:登場人物の台詞にルビ追加と併せて、加筆修正しました。
    44,896文字pixiv小説作品
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    第22話 Ash like snow……灰のような季節外れの雪

    皆さん、大変長らくお待たせいたしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の第22話となります。 現在連載中の”もしも君の名は。 ~時を越えた二人”で1990年から1993年の間に起きた、もう1人の宮水二葉とその相手・桜井武が、本来の歴史であれば出会うはずのなかった白鳥麗華とその腐れ縁達や白鳥ゼミ生たちと、正井孝典とその一派やテロリストたち、自衛隊上層部のタカ派、更には海外の国から自国の野望の為に暗躍する者たちとの戦いを描いたお話です。 勿論、”~時を越えた二人”に登場する俊樹と二葉たちも、もう1人の宮水二葉を助ける為にこっそり登場して立ち回り、この作品のカギを握る存在となっているので、どうかご期待ください。 最後に、この作品を書くに当たって世界観や登場人物の名前やイメージで協力していただきました、”もしも君の名は。”の筆者である坂本徹さん、そして登場人物の土佐弁の方言指導を引き受けてくれたアリミツさん、本当にありがとうございます。 -------------------------------------------------- 三木小五郎(以下・小五郎)「ん? 今回は、俺が出るのか?」 白鳥麗華(以下・レイ)「そのようだな。 にしても、キャプションを書くのは久しぶり過ぎやしないか、筆者? 今まで何やってたんだよ、バーロー!」 小五郎「レイ、過ぎた事を気にしたって仕方がないぜ? 過ぎちまったもんは、もう帰ってこないんだからな。 今日降って来ている灰のような雪みたいにな?」 レイ「そうだな……いよいよ、次回が脱出の為の最大の山場だしな。 あたし達の全力を、奴らに見せてやろうじゃねえか! お前も来るんだったら、早めに合流しろよ? 時間はそう、待ってくれやしねえからな?」 小五郎「解っているさ……それじゃあ、始めようかねぇ?」 レイと小五郎「「もしも君の名は。~時を越えた二人”外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~第22話 Ash like snow……灰のような季節外れの雪 世界の歪みを破壊する! 総員、出撃せよ!」」 -------------------------------------------------- 追記1:第23話へのリンクを追加しました。 追記2:キャプションを追加しました。
    37,206文字pixiv小説作品
  • Sygnus!シリーズ

    Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~ 登場人物紹介

    皆様、お待たせしました。 君の名は。二次創作の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~の登場人物紹介になります。 登場人物の人物名だけの未完成で見苦しい内容ですが、見守っていただけると幸いです。 また、順次追加していく次第です。 注意! Attention! ・この設定集は、連載予定の“もしも君の名は。~時を越えた二人”の外伝・”Sygnus!(シグナス!)~天空の白鳥たち~”の基本設定集です。 苦手な方や、嫌な方は閲覧しないことをお勧めします。 ・設定集の中には、「君の名は。」原作、「君の名は。」映画本編、君の名は。外伝小説”君の名は。AnotherSide:Earthbound”、原作漫画版、”君の名は。AnotherSide:Earthbound”漫画版、パンフレット、公式ガイドブックのネタが入っています。 ・上記のいずれか1つでも読んでいないという方が居ましたら、上記の冊子を購入して読んでからの閲覧をお勧めします。 ・登場人物については、随時追加していきますが、ネタバレの可能性があるので、閲覧に際してはご注意ください。 ・各登場人物のCV「映画・君の名は。に準拠」と、イメージCVを加筆しましたが、閲覧に際してはご注意ください。 -------------------------------------------------- 追記1・登場人物の追加と紹介文を加筆修正しました。 追記2・登場人物の追加と紹介文を加筆修正しました。 追記3・登場人物の紹介文を加筆修正しました。 追記4・登場人物の紹介文を加筆修正しました。 追記5・登場人物の紹介文の加筆修正と、分類分けをしました。 追記6・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正と、分類分けをしました。 追記7・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記8・登場人物の紹介文を加筆修正しました。 追記9・登場人物の紹介文を加筆修正しました。 追記10・登場人物の紹介文を加筆修正しました。 追記11・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記12・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記13・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記14・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記15・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記16・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記17・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記18・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記19・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記20・登場人物の紹介文の加筆修正と、登場人物名を訂正しました。 追記21・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記22・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記23・キャプションの内容を修正しました。 追記24・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記25・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記26・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記27・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記28・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記29・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記30・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記31・登場人物の名前に誤りがあったので、紹介文の加筆修正と併せて修正しました。 追記32・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記33・紹介文を加筆修正しました。 追記34・紹介文を加筆修正しました。 追記35・紹介文を加筆修正しました。 追記36・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記37・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記38・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記39・登場人物の名前を修正しました。 追記40・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記41・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記42・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記43・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記44・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記45・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記46・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記47・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記48・登場人物の追加と、紹介文の加筆修正をしました。 追記49・登場人物の紹介文の加筆修正をしました。 追記50・登場人物の追加並びに????の登場人物の名前と紹介文の加筆修正をしました。
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君の名は。AnotherSide:Earthbound
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