概要
アニメ映画『すずめの戸締まり』の登場人物、宗像草太と岩戸鈴芽のカップリング。
草太は鈴芽のことを「鈴芽さん」「君」と呼んでおり、対する鈴芽は「草太さん」と呼んでいる。
幼いころに経験した辛い出来事によって大切な存在を失ったまま育ち、「生きるか死ぬかは時の運」という死生観を持つようになった鈴芽と、「閉じ師」の使命を果たすために死と隣り合わせの状況に身を置く草太は、あるとき偶然の出会いを果たし、ともに日本各地を巡りながら災いの扉を閉める「戸締まりの旅」に出る。日本各地で開く災いの扉を閉める鈴芽と草太は、二人で戸締まりに挑むなかで互いのことを対等な相棒として信頼するとともに、「私たちならどんな災いがきても立ち向かえる」というような強い高揚感を覚えるようになっている。(小説版、140ページ、243ページ、340ページ)
草太は鈴芽の持つ優しさと意志の強さ、そしてそれらに基づいた行動力を彼女自身の持ち味であると認めるとともに、彼女を守るべき存在ではなく背中を預けて戦う相棒として信頼を寄せている。対する鈴芽は、草太のことを美しい容貌の持ち主であるということ以上に、誰にも知られることのない大切な仕事をたったひとりで成し遂げようとする実直な人間であると見ているほか、隙が多かったりひとりで何でも抱え込もうとするような彼の人柄を心配して、彼のことを守ろうとする思いも抱いている。
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外部リンク
- 原菜乃華&松村北斗、『すずめの戸締まり』2人の今後を予想 新海誠監督も解説 - マイナビニュース(2022年11月28日)