概要
《大崩壊》の後に出現した「バケモノ」と呼ばれる異形に対抗するために生み出された不死身の戦士。
人間の死体の心臓に「BOR寄生体」と呼ばれる寄生体を埋め込むことで本来の意志を維持しつつ高い身体能力と何度でも蘇る不死性を得る。
彼らは独自の装備「吸血牙装(ブラッドヴェイル)」を用いて敵の血を奪うことが可能であり、肉体が機能を停止した場合には寄生体の自己防衛機能「霧化」によって肉体の細胞を空気中に分散し、再結合することによって復活することが可能。しかし、その時に本体の記憶も一部失われてしまう。また、完全な不死ではなく、BOR寄生体がいる心臓が破壊されてしまうと本当の死を迎えることとなる。
欠点は「血の渇き」であり、それが限界を迎えてしまうと自我を失い「堕鬼(ロスト)」と呼ばれる理性のない怪物へと変貌してしまう。
血の渇きを癒すには人間の血の代替物となる「血涙」が必要だが、それを生み出す「血涙の泉」は次々と枯れてしまっている。