塩大福
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しおだいふく
塩大福とは、大福の一種である。
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◇登場人物◇ 真中大輔(まなか だいすけ)(22歳) 中学の時に兄と家族から勘当を突き付けられ祖父と暮らしていた。高校の時に書いた小説がヒットし、小説家として生計を立てている。祖父は他界していて、今は一人暮らし。恭輔を兄と認めず、目下にみている。表情をあまり表に出さず淡々と喋る事が多いが、神崎にはとても懐いていて声色は明るくなる。本文中は「大」と表記。 真中恭輔(まなか きょうすけ)(29歳) 私立大を卒業し、新薬開発の仕事に就いている。声が低いのがコンプレックス。年下には特に、声だけだとカタギに思えない粗野な言い方をする。弟の大輔と最近になって再会し、側に居なかった事を後悔している。本文中は「恭」と表記 神崎直人(かんざき なおと)(29歳) 恭輔の友人。都内でバーを営むバーテンダー。中学の時に恭輔と出会って以来、親友と呼べる存在で兄弟二人を見守る。自身にも1歳下の弟がいて、大輔をとても可愛がる。本文中は「神」と表記。 ◇概要◇ 七歳差の真中兄弟は言い争いが絶えない。しかしそれはまるで漫才のようで、兄の恭輔は弟・大輔から飛び出す奔放な発言にすかさずツッコミを入れる。 10歳で声変わりをした恭輔の低い声とは裏腹に、20歳を越えても声が高めな大輔。羨ましい気持ちがありながらも、素直になれない大輔を恭輔は軽くいなしていく。 恭輔の友人である神崎は、いつもその二人の様子をにこやかに見守る。 仲が良いはず(?)なのに、それを認めない二人の会話の様子を御覧ください。2,995文字pixiv小説作品