CV:緑川光
人物
カフェ「たまゆら」にやってきた男性。普段は海外で仕事しており、休暇で「憧憬の路」期間中に竹原へ戻ってきていた。楓の父とマエストロの高校時代の同級生で、一緒に写真を撮っていた。
「憧憬の路」にやってきていた楓を呼び、写真を見せてもらうが、見るなり写真に対して「ひねりも技術もない」と酷評し、かなえを怒らせる。
しかし、ほぼろさんの「ほぼろ焼き」を食べた際、かつての思い出が甦り、徐々に心を開いていく。
楓の誘いで「憧憬の路」を訪れた望は、かつて楓の父と写真をやっていたころの話をする。だが、和馬の「一番大切なもの」を被写体の真ん中に撮るという考え方に合わず、卒業後は止めてしまった。しかし、和馬の考え方を否定した意地っ張りな自分がバカらしくて、今は後悔しているという心境を明かした。
こうして楓と打ち解けた望は、マエストロに冷やかし気味に見送られ、再び赴任先に向かっていた。この際、車内で楓が生まれたことを知らせる和馬からの手紙を見ており、やり取りはしていたらしい。
そして翌年の「憧憬の路」の時期にも、竹原に戻ってきている。