概要
ロシアパン
元々東ヨーロッパでは、グルテンを含まないライ麦粉などを原料としていたため、あまり膨らまない、丸型やナマコ型のパンが一般的だった。
1909年、「中村屋」から本場ロシア人の職人によって作られたパンが販売され、人気となった。
その後1921年に本格的に販売、1923年に起こった関東大震災をきっかけに安くてボリュームのあるロシアパンが広く知れ渡ることになった。
山崎製パンも1948に創業した当時から販売され人気が今でもある。(現在も北海道以外で販売)
こちらは小麦粉を使用しているので白く柔らかいパンにマーガリンと砂糖をのせたものが主体で、黒糖を練りこんだものなど様々なバリエーションがある。
「大ロシア」
1966年(昭和41年)には、ロシアパンよりさらに大きい「大ロシア」が大阪にて発売され人気を呼んだ。
通常の菓子パンの約4.5倍に上からアイシングをかけてあり、創業者自らの指示で開発した。
現在は生産中止となったが2018年に復刻販売した。