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「我什么时候、才能跟他打?」 ──俺はいつ、奴と踊る?


演:サム・リー / アニメ版:文曄星

概要編集

辻堂学院高校の弱小卓球部を強化するために中国からやって来た雇われ選手。

上海ジュニアユースのエリート選手だったが、敗れて日本にやって来た。

右利きで、中国式ペンホルダーを使うドライブ主戦型。

ペコからは「チャイナ」と呼ばれている。


選手としての経験値の高さゆえに、打ち合いの音を聞くだけでもそれぞれのスタイルや優劣、試合の流れまで把握して見せる。道場破りよろしく辻堂へ来たペコ、スマイルのラリーからスマイルの“手抜きグセ”を看破し、能天気に挑んできたペコをスコンク(0点敗け)で一蹴した。

エリート意識を持っており、初期はプライドが高く傲慢な面が目立っていたが、インターハイでは小泉コーチの指導下で目覚ましい成長を遂げたスマイルを相手に劣勢を強いられ、辛勝したのも束の間、続くドラゴンとの試合では終始圧倒され敗北。

コーチからの友人としてのエールもあってか、物語が進むに連れて態度が軟化し、辻堂卓球部の育成に力を入れるようになる。


原作の最終話ではペコスマイルドラゴンアクマの5年後が語られているが、彼のみは不明のままで終わってしまった。


アニメ編集

原作者の松本、および監督である湯浅政明の意向により、キャラクターが大きく掘り下げられることとなる。


8才の時に工場勤務の母親のもとを離れて省のチームに参加。「国球」と呼ぶ卓球界で輝かしい記録を残しながらも、次第に戦績は振るわなくなり、日本での返り咲きを誓う。ペコとの初対戦では己の境遇を呪うかのような強い憤りを露わにした。インターハイでドラゴンに敗れてからはひとり日本に残り、辻堂の寮に入って本来の役割として期待されたチーム強化を進めていく。

他の主要キャラクターたちが孤独や挫折と向き合う中で、彼は対照的に辻堂のチームメイトと交流を深める場面が多数追加された。

クリスマスには来日した母親や寮生たちとパーティーを開き、チームで向かったカラオケでは浜田省吾の『MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ-』を美声で披露して視聴者の度肝を抜くことになる。


二度目の夏では再会したコーチに対して、辻堂の強化に手応えを感じている旨をどこか楽しそうに伝えており、自身もペコ戦の前に追加された一戦で海王生を相手に快勝を見せる。試合の合間には辻堂生たちの勝利報告も挿まれ、指導者として「孔さん」と呼び慕われている様子をうかがわせた。

2回戦では失意から這い上がってきたペコの別人のような強さを前にして必死に食い下がるも敗退。2年連続で結果を残せなかったために、選手としての本国への復帰は絶望的となるものの、物陰で心配そうにしている仲間たちの姿を見つけて苦笑し、飛び方を教える者として意を新たにする一幕も加わる。

なお最終回ではスマイルとドラゴンの会話で話題に挙げられ、卓球界で再び日の目を見たことが明かされた。日本に帰化して代表入りしており、思い出深い“母校”の名を取ったのか「辻堂」姓を名乗って活躍している様子。


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PINPON孔さん(14.05.21)


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