水着美少女が水鉄砲をぶっ放す!深見真×刻夜セイゴが贈るガールズ・スプラッシュ・アクション!
概要
魔法少女とミリタリーをテーマにしたマジカルミリタリーアクション漫画「魔法少女特殊戦あすか」を手掛けた刻夜セイゴ＆深見真が再びタッグを組んで描かれた水着美少女が水鉄砲をぶっ放すガールズ・スプラッシュ・アクションで、シリアスなストーリーにスプラッタ描写やキャラの死亡シーンなど、魔法少女特殊戦あすか同様のショッキングなシーンが満載で、登場人物の突然の死亡など、先の読めない展開が特徴。
2024年5月24日ににて、月刊ビッグガンガンにて連載中。
あらすじ
南極大陸に飛来した、地球外生命体・トレンチウォーカー。彼らの惑星改造により海面が70m上昇し、東京などの大都市が水没。さらに地球上の水分を神の水・ネクタルへと変換し始め、適応できない者は高確率で死に至っていた…。そんな中、ネクタルに適応可能な一握りの少女達が、潜水艦に乗り、特殊な水着を身にまとい、地球を取り戻すべく戦場へと赴いていた――。等々力(とどろき)ヒロは、戦死した姉からのメッセージを受け、最強の海兵隊員である角刃(つのば)キリリを捜し、迷いながらもマサカド女子学園潜水艦隊への入隊を志すのだが………!? （公式サイトから参照）
登場人物
等々力ヒロ
主人公。マサカド女子学園マーメイド候補生。
大人しい性格だが、やる事を決めたらやり遂げようとする頑固さを持つ一方、寝ている間、無意識に姉かぬいぐるみにいつの間にか抱き着く癖を持つ。
姉はマサカド女子学園潜水艦隊の艦長を務めた等々力シノンで、両親は亡くなり、姉しかいなかったが、トレンチウォーカーの戦いで、姉が戦死、姉のメッセージから入隊の反対の言葉に迷うも、それでも諦めきれない事も見通していた事も見抜いていた姉の言葉で入隊を決意する。
角刃キリリ
マサカド女子学園潜水艦隊のマーメイドの一人で、戦術技官。黒のロング。普段は学生時や休息時などに眼鏡を着用している。
かつて等々力シノンの指揮する潜水艦隊に所属しており、シノンと共にどんな絶体絶命の状況でも生き残る最強の海兵隊であり、身体能力も高く、メスのトレンチウォーカーと互角以上、戦えるほど。
冷静なクールビューディーに見えるが、実は繊細かつ責任感の強い性格で、民間人の移送作戦中、トレンチウォーカーの襲撃で艦長のシノンを死なせてしまい、今だ復帰できずにいたため、時折弱気な一面を見せる。
等々力シノン
マサカド女子学園潜水艦隊の艦長の一人。ヒロの姉。
潜水艦隊の中でも屈指の操艦と指揮能力の持ち主で、また、どんな状況になっても諦めない強さの持ち主で、ヒロに対してマーメイドに入らず、反対するも、それでも諦めないない彼女の心情を察し、入隊の後押しさせるなど、妹を気遣う姉としての一面を持つ
民間人の移送任務中にトレンチウォーカーとの戦いで民間人がいる潜水輸送艦を守るために戦い、命を落とす。沈没間近、妹のヒロに潜水艦を乗るなと忠告するも、それでも諦めきれない彼女に入隊への後押しや自身と共に戦ったキリリを探せと遺言を残し、それがマサカド女子学園へ入隊させるきっかけを作る。
伊吹リサ
マサカド女子学園マーメイド候補生。ヒロの同期。
不愛想でニヒルな性格だが、幼少時にネクタルアレルギーにより父を失った過去を持つ。
入隊ばかりのヒロに対して、当初は姉のコネが入ったとバカにしていたが、訓練中の事故に巻き込まれた際にヒロに助けられ、交流する内に徐々に心を開くようになる。
また、寝ているヒロに抱き付かれている。
用語
マーメイド
ネクタルアレルギーと呼ばれる症状を発症せず、ネクタルを適合した適応者。
ネクタルにより細胞に浸透する事で、水圧を打ち消し、さらにヘモグロビンと一時的に結合する事で深海の僅かな溶存酸素でも呼吸可能とし、水深800メートルまで素潜りを可能とする
ネクタルを高分子した素材で作られた専用装備「戦術水着（タクティカル・スイムスーツ）」や水中推進装置「人魚の尾びれ」、チェストリグ、水中ゴーグルなどを付ける事で、海中での戦闘を可能とする。
主に基本単位として、バディ二人組として行動、互いのミスをチェックし合う事でミスを減らせる。
それ以外にもドルフィンと呼ばれる存在もするが現地点では不明。
専用装備
戦術水着（タクティカル・スイムスーツ）
マーメイドの為に作られた戦闘用装備で、ネクタルを高分子した素材で作られている。
人魚の尾びれ（マーメイド・テイルフィン）
マーメイドの為に作られた水中推進装置。戦術水着同様、ネクタルを高分子した素材で作られており、脳波・筋電制御を可能とする水中戦機動の基本で、脳からの電気信号と足の筋肉の動きで操縦できる。また、戦闘機のマニューバをモデルで作られており、空中戦ならGがかかるが、水中戦ではD（水の抵抗力）が強い。
水中ゴーグル
マーメイドが装備する水中ゴーグルで、他と同様、ネクタルを高分子した素材で作られており、暗視装置や防衛機能を内蔵され、太陽光が届かない深度200メートル以上でもある程度の視界を得る事が出来る。
水鉄砲（ネクタルガン）
マーメイドが装備する専用武器で、他と同様、ネクタルを高分子した素材で作られており、ネクタルを圧縮、半ばゼリー化する事で弾丸として放つ。その威力は小型トレンチウォーカーの装甲を打ち抜き、破壊する程。
また、威力を抑えた訓練用も存在する。
マサカド女子学園
ネクタルアレルギーと呼ばれる症状を発症せず、ネクタルを適合した適応者「マーメイド」のみ入学できる海軍兵高校で、マーメイドの育成機関にして実戦部隊でもある。通称「マサカド学園」。
トレンチウォーカーとの最前線になった群馬県を中心とした第三区と呼ばれる海域の防衛を担当する。因みに首都である東京が沈没したため、首都を長野県長野市へ遷都、その近海、旧東京湾や太平洋フィリピン海の一部を含む第三区を激戦区としている。
マサカドの潜水艦隊はエリート中のエリートで、主に対トレンチウォーカー戦の主力でもあり、そこへ配属できるマーメイドは10人に1人のみで、さらにトレンチウォーカー戦での戦いで優秀なマーメイドでも油断は死に繋がるため、戦死率が高く、また、学園に配属されたマーメイドの戦死率は1年後では3、4割で戦死する確率である。
また優秀な成績を収めた者は最短で3ヶ月で実戦投入される。
それ以外は洋上艦勤務補給班や支援班に配属されるが、兵士の素質がないと判断された場合、退学処分となる。
他にもホウジョウ学園、クスノキ学園などの海軍兵高校が存在する。
30式マシンクルー
航海サポート用に作られたアンドロイドで、主に物資の運搬や船内作業を行う。自動化された潜水艦により人間のクルーが少なくなったことで、それを埋めるために作られた。
トレンチウォーカー
20XX年、宇宙からやってきた地球外知的生命体。名前の由来は「海底を歩く者」で、海中を生活園とし、海底を歩く事から。
南極に着陸した後、交渉などを拒否し、自身の星の環境を変えるため、惑星改造（プラネット・リモデリング）を行い、その影響で南極の氷が一気に溶け、海面が70メートルまで上がり、東京、名古屋、大阪、福岡などの日本の大都市が沈没、世界人口４０％が死亡、行く有不明者を出した。
さらに惑星改造の最初の手順として、地球の大部分の水を未知の物質ネクタルへと改造した事で、さらに多くの犠牲者を出し、苦しめてきた。
戦力として魚型のトレンチウォーカーを主力とし、小型や中型、大型などのバリエーションなどが豊富だが、実はオスでらしく、メスと呼ばれる存在は人間に近い姿をしている。
現在、氷が解けた南極を拠点としている。
ネクタル
トレンチウォーカーが自分たちの環境に変えるため、地球の大部分の水の性質を改造した未知の物質。
神の水と呼ばれており、人体に時間をかけて蓄積し、ネクタルに適合できない者はネクタルアレルギーと呼ばれる症状を発症、高確率で死亡する危険なものである一方、ネクタルを適合した適応者「マーメイド」になることができ、さらにそれらを応用して、専用の装備が作られる。
