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宇宙の白鳥

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うちゅうのすわん

『宇宙の白鳥』は、山本ルンルンによる日本の漫画。フルカラーで描かれている。

概要

いわゆる「学園漫画」にSF的要素を加味した作品。物語の舞台は、同作者の作品にたびたび登場する「シトラス公国」に近い雰囲気を持っているが、登場人物の大半の名前が日本人名など、日本シトラス公国を折衷したような世界観で作られている。

朝日小学生新聞において2006年1月から2009年まで不定期連載された。単行本はポプラ社より3巻まで発売されている。単行本未収録のエピソードが多数残っているが、4巻以降の発売は未定である。

あらすじ

コスモス学院の初等部に通う、成績優秀でおしゃれな学級委員長の星野コロナは、ある日、同じクラスの変わり者月島ランに、テレビドラマ「宇宙(スペース)パトロール隊」のスペース・レシーバーを渡された。フィクションだったはずの宇宙パトロール隊が実は実在しており、コロナはパトロール隊員訓練生と学校の二重生活を送ることになってしまう。

主な登場人物

本作品の主人公。小学6年生の女の子で学級委員長(後に児童会長もつとめる)。

コロナのクラスメイトの女の子で、コロナと共に宇宙パトロール隊で活動している。

宇宙パトロール隊

宇宙の平和と秩序を守る為、日々活動している組織。コロナたちはパトロール隊の地球支部に所属している。

劇中劇の子供向けSFテレビドラマ「宇宙パトロール隊」が実は実在していた、という設定が物語の発端となっている。ドラマはパトロール隊の広報部が製作しており、出演している隊員や宇宙人たちも全て「本物」が演じている。10年近く地球で放映しているが、あまり人気が無い。

隊員用の小型宇宙船であるパトロールボートは、白鳥の形(観光地などの池にある「スワンボート」を思わせる外見)をしており、本作のタイトルもそこから来ている。また隊員の持つスペース・レシーバーは、通信や情報処理機能のほかに、地球と地球支部を行き来できる瞬間移動機能も兼ね備えている。ただし、移動する瞬間を関係者以外に目撃されてしまうと、その隊員はパトロール隊での記憶を消され、元の生活に戻らされてしまう。パトロール隊での1時間は地球時間の1分に相当するため、地球人としての日常生活にはそれほど支障が無い、とされる。人差し指と小指のみを立てた右手(影絵の狐の手)を頭の横に構える、独特の敬礼ポーズがある。後に、更にそれを派手にした「宇宙パトロール隊こころえ」なるものが作られた。

訓練生は支部からの呼び出しにより任務が与えられ、達成すると成績ポイントが与えられる。反対に任務に失敗したり、呼び出しに応じないと減点される。訓練生全員の成績一覧は、支部に設置してある星型のホログラムを使った、グラフ状の立体成績表で常に公表されている。

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