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プロフィール編集

年齢15歳
身長約五尺四寸(162cm)
職業作事方物書
使用刀朱塗兎大小拵(しゅぬりうさぎだいしょうこしらえ)/兎咬(とがみ)

概要編集

一人称は「オレ」で、ややかしこまった話し方をする。次男だったため家を継ぐ予定はなかったが、父と兄が次々と切腹を命じられ、結果的に当主となった。父や兄の末路を教訓に、体面を気にして神経をすり減らす毎日を送る。先輩の紹介で志乃を嫁にするが、性格に劣等感を持っている・生活が苦しい事を、彼女に申し訳ないと感じている。その様な生活から脱して昇進するため、幼い頃に嗜んでいた剣術の腕を上げようと剣術道場に入門し、そこで自らの剣術の才能に気付く。その後、剣術道場の主や門下生が俗物だと知り落ち込むが、志乃の言葉を受けて立ち直り、身分に関係なく真に剣術を愛する者が集う道場「うさぎ道場」を開くことを決意する。

「15歳」という年齢は極めて若いが、その当時から見れば元服(成人)である。父と兄の他界により、元服後間もなくして宇田川家の当主になった為、背伸びをして生きているように描かれている。その一方で、まだ少年らしい感情を多く持っており、門弟の千代吉と同様に喜怒哀楽の激しい豊かな人間性を持つ。

流派は自ら生み出した「うさぎ流剣術」。自身の持っている強い跳躍力を活用し、それを力に置き換えた剣術。元々才能があったせいか、剣術の腕前は達人級であり、木製の橋を刀で切り落としたり、真剣を持った20人あまりの剣術道場の門下生を鞘ぐるみの剣で倒すなど、かなりのものである。

「朱塗兎大小拵」は清比人がうった伍助の刀。元々は良成にもらったもの。刃が全く研がれていないので、相手を「斬る」ことはできない。刀本来の役割を考えるとナマクラでしかないのだが「伍助に最もふさわしい刀」として、周りも本人も納得の一振り。


関連タグ編集

宇田川志乃 摂津正雪 清比人 穂波多助 千代吉 風間反蔵 宇田川ミツキ 清木清左衛門 松山桐之進 華屋加四郎 華屋キク

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