プロフィール
年齢 | 22歳 |
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身長 | 約六尺一寸(182cm) |
職業 | 作事方同心 |
使用刀 | 黒札(くろふだ) |
概要
伍助の先輩であり義理の兄、飄々とした性格だが、何かと伍助に助言をする兄貴分的な存在でもある。女好きで、よく茶屋(遊里)に通っているが、意外と妹思いな面もある。めんどくさいことは苦手でとことん避けようとするが、下記の鍛錬の日々は決して伊達ではないことと、その成果が反映されるまでの期間の長さから察するに、怠惰だけでなく自分に対する失望感などの弊害によるところも大きい模様。
主要登場キャラの中では最も冷静な性格の持ち主。また、親を早くに亡くしていることから料理も得意である。酒にはあまり強くないらしく、たまに酔っ払った姿がみうけられ、以前伍助に志乃との子供が見たいとからかいまじりに言ったことがあったが、伍助と志乃が良い雰囲気になっていた際に酔っ払った摂津が宇田川邸に自宅と間違えて侵入、その場の雰囲気をぶっ壊し、自分で言っていた伍助と志乃の子どものできる機会を自分で潰した。しかし、そのような面もありながら根本が善人で仲間想いなため憎めない人物といえる。
かつて「ヒグマ道場」の門弟だった頃は寝る間も惜しんで人一倍の努力を繰り返していたが、剣の才能には恵まれず長い間一度も勝利することができなかった。そのことは自分が一番よく知っており、その後突如うさぎ道場を辞めると切り出したのも、己の才能のなさゆえに仲間に迷惑をかけることを嫌ってのことだった。しかし千代吉や薄雲に後押しされ、ケジメをつけるために鰐渕が企画した手合せに参加、その後再びうさぎ道場に戻った。後に流人の一人・鳳との試合で人生初の勝利を修めることになる。前述通り剣の才能は無いが、毎日行っていた鍛錬に裏打ちされた筋力は大人2人を軽々持ち上げる。
「黒札」は清比人がうった摂津の刀。巨大な黒刀で、重量感があるため扱いづらい。闇雲に振り回しても当たらないため、筋力以上に『相手がどこを攻撃してくるか』を予測する洞察力が必要となる。
うさぎ道場が講武館に勝ち、時代が明治へと変わったときには薄雲と結婚しており、二人で飲み屋を営んでいる。
名字はブライアン・セッツァー、名前は由井正雪に由来する。