プロフィール
年齢 | 12歳 |
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身長 | 約五尺三寸(158cm) |
村 | 七菜(ななな)村 |
使用刀 | 七菜鍬(なななしゅう) |
技 | 七菜流鍬術(なななりゅうしゅうじゅつ) |
石雨(いさめ) | |
鍬で地面を削り、土の中の固い石を相手にぶつける技。適当に地面を削っているわけではなく、畑仕事に精通し土を見る目を持つ千代吉だからこそ可能な技。 | |
土竜隠(もぐらがくれ) | |
地面に無数の穴を掘り、様々な場所から相手をかく乱・攻撃する技。 | |
風雲七菜城(ふううんなななじょう) | |
七菜流鍬術奥義。地中に巨大な土の城を築き上げる。どのように相手を攻撃するかは不明。 |
概要
うさぎ道場の門弟の一人。うさぎ道場にて一番年少の門下生である。江戸の外れの貧しい農村・七菜(ななな)村の少年。行き倒れて餓死寸前だったところを加代に助けられ、そのまま村に住み着き若くしてナナガミの神官を務める。伍助に弟子入りしたのは、村のトラブルを解決してもらうためであったが、解決後も伍助のことを慕っている。うさぎ道場に入門する前からナナガミへのお供え物を盗賊などから守ったりするなどしていたため腕は最初の頃からなかなかのものであった。伍助、摂津、マロとの絡みはよく見られるが、穂波や風間と話をする機会は比較的少ない。マロとは親友関係にあり(もっともマロは無口なので心中に千代吉のことをどう思っているのか分からないが、千代吉の問いかけに対しうなずくなどの感情表現はちゃんとするので傍から見ても関係は極めて良好といえるだろう。)一番絡みが多く、道場でも試合をするのはマロとするのが一番多い。語尾に「っス」をつけるのが癖。伍助曰く「一番まともそうな弟子」。実際真面目で純粋な性格であり、それ故伍助に代わって仲間たちを鼓舞する場面もよくみられる。志乃には「ちよっち」と呼ばれている。試合の時は鍬を模した竹刀を使用する。
ナナ菜の味に関しては、千代吉も最初に口にした時から「不味い」と思っていた。しかし、命の恩人である加代の手前もあり言えずにいたようである(もっとも、加代も本音では「クソまずい」と言っていたが)。七菜村でのトラブルの後も、たまにだが特殊な効果を持つ「七菜シリーズ」を登場させている。
「七菜鍬」は清比人がうった千代吉の刀。一見すると鍬のようだが歯の部分が刃になっており(備中鍬に近い)、土を掘るのに適している。普通の鍬としても使用可能。
うさぎ道場が講武館に勝ち、時代が明治へと変わったときには加代となな菜酒造を営んでいる。摂津の飲み屋にも酒を卸している。