CV:千葉翔也
概要
『月がきれい』の主人公。川越市立第三中学校の三年生。文芸部部長。
純文学を好み、自分でも小説を執筆し、定期的に新人賞に応募を続けている。が入選の兆しはなく、担当者には「才能がないでは」と言われたことも。
「太宰は言った、〜」の形で度々太宰治の言葉を引用する。
川越祭りでお囃子をするため、神社で地域の人達と練習に勤しんでいる。
勉強はあまり得意ではないようで、国語以外の成績は芳しくない模様。
地味なルックスだが、だいたい決まって寝癖が立っており、「ハネテル君」と呼ばれることも。
優しく落ち着いた性格だが、女子とのLINEでの嬉しさから電球の紐でボクシングをするなど、年相応の面も持ち合わせる。
ファミレスで偶然出会ったことから茜のことを気にかけるようになり、体育係の連絡網のためにLINEを交換してからはそれをツールに距離を縮め、ついに3話で告白。
最初は初恋ということもあり、不器用にすれ違うこともあったが、1歩ずつ距離を縮めて行った。
茜の引越しと高校入学にあたり、遠距離恋愛をすることになった時は気持ちが先走り、茜の気持ちを置き去りにしたが、最後には自分の変わらない気持ちを伝えるために疾走し、愛を叫んだ。
最終話のカットでは、茜と結婚し、1児を授かった様子が描かれている。
家族構成は父と母との3人家族。
母は執筆活動や祭りの練習であまり勉強に手がついていない小太郎のことを心配するあまり、強い口調になることも。だが心から息子のことを大切にしており、受験勉強に本腰を入れ始めてからは夜食を作って陰から支え、受験当日には手作りの弁当とともに小太郎を送り出した。
父は小太郎の執筆活動に理解があり、やりたいことをやらせる方針。自身も昔、小説を書いていた時期があったらしい。