人物
王城さなぎの同級生にして友人の少女。バンダナをしていて、目が黒く塗りつぶされたような見た目をしている。
守護丸の所為でなかなか人が寄ってこないさなぎにとっては数少ない友人であり、その行為から「天使」とまで言われている。
あらゆる情報網を持ち合わせていて、さなぎや守護丸達に役立てている。
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※ここから先ネタバレ注意
実は彼女の正体は、守護丸達鉄虎家兄弟の父親である鉄虎零警の助手にして、本編における一連の騒動の手引きをしていた張本人であった。
さらに、彼女の本名は「牛尾糸実(うしおいとみ)」で、実年齢は既に成人している事も判明。(自身の成長に関しては知人の薬剤師から受け取った不成長薬により成長を止めていたからである)
幼少の頃、両親から虐待を受けていて居場所を無くし逃げるかのように図書館で時間をつぶしていた所を零警に拾われ彼の為に守護丸の暴走を促進させて彼の本来の力である「SKAL」の成長を手引きし、様々な暗殺者に「さなぎの殺害」を名目として守護丸の力を徐々に増幅させていた。
しかし、さなぎ達と過ごしていくうちに、彼女達との間に友情が芽生え、最終的には「SKAL」の成長は失敗である事を祈るようになる。
そして、所持していたタブレットに保存してあった「SKAL」のデータをすべてを削除し、ゴミ箱に捨てた。
3巻の描き下ろしエピローグでは就活しており、臨床試験の帰りに遠くからさなぎと守護丸を見かけ二人を零警とさなぎの母親である麻優と重ねて涙を流していた。