屋久島に自生する杉の呼び名で、狭義としては樹齢1,000歳以上の樹木を指す。屋久島の過酷な環境に適用して抗菌性の高い樹液を体内で精製することから長寿となりやすい。「縄文杉」はその中でも特に巨大な1本の木として名付けられたもので、現生する樹木の中でも最大級とされる(樹高30m・幹周16.1m)。名前の由来は「縄文時代には生きていた」という一説によるものであるが、現在は正確な放射性炭素年代測定法によって「樹齢2000年以上」は確実であるとされる。
屋久杉
やくすぎ
鹿児島県屋久島に自生する杉