概要
本作の主人公で、男子高校生。
世界の根本を変えてしまう霊体物質化能力のせいで異端とされたために世界の意思によって拒否され、死にたがりになった。
「死にてぇ」が口癖だが、その割に痛いことは嫌なので、苦しまずに死ねる方法を探している。
現在は家族から離れて一人暮らし。
普段から「クールキャラ」を装っているものの、気心の知れた相手には熱くなりやすく、あまりクールになりきれていない節がある。
また、かなりのお人よしであり、困っている人を見ると文句を言いつつもつい助けてしまう。
恋愛面に関しては、凄まじく鈍感で、ほとんどの女性キャラから好意を持たれているが、本人はまったく気づいていないというラノベ主人公のテンプレをいく。
中世的な容姿で女装が似合うので、蛍のことを女子だと思ってしまった親友の星川陽慈から2度告白を受けている。それ以来、女装の時は陽慈の前では「ケイコ」と名を偽っている。
当初の物質化範囲は2mほどだったが。徐々に拡大し終盤では約3mまで広がっている。
マテリアルゴースト「水月鏡花」になってからの物質化範囲は1cm。
王タナトスの策略で死亡してしまうが、自らマテリアルゴーストとなる。
タナトスの策略を阻止し、悪霊のマテリアルゴーストを全て駆除した後、成仏した。